八重山漁協のセリを見学

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歴史文化

初回投稿日:2015.07.25
 最終更新日:2024.03.27

八重山漁協のセリを見学

本マグロの時期も終盤にさしかかり、ハーリー(旧暦5月4日)のころくらいから八重山ではカツオがたくさん獲れはじめます。今はまさにカツオの旬な時期。9月いっぱいくらいまで毎日水揚げされ、居酒屋にはカツオのメニューが登場し、サシミ屋やスーパーではとれたて新鮮なものが並んでいます。
 
この日漁協にいくと、ちょうどカツオ船が戻ってきたところでした。直営の居酒屋・海人居酒屋 源を石垣島内に7店舗も持つ、丸源水産の船です。

八重山漁協

 
船内で氷づけされたカツオが次々と運び出されます。
 
サシミ店の店主たちは、大きなカツオを狙って争奪戦。丸源のみなさんは、スーパーに卸すカツオをその場で下ごしらえしていきます。
 
 
大漁の時は、1度で2トンも揚がることもあるといいます。
 
 
わたしもカツオのサシミ、タタキが大好き! しかも、獲れてすぐのものがいただけるなんてとても贅沢です。9月まで堪能したいと思います。

 
石垣島の新栄町にある八重山漁協では、毎朝9時からセリが行われています。規模は小さいですが、威勢のいい声が響きます。
 

 
現在セリ長を務めるのは、2006年に八重山商工が甲子園に春夏連続出場した時の元球児、羽地達洋さんです。

 
セリにかけられるのはイラブチャーやミーバイ、アカジンなど南国特有のカラフルな魚たち。見ているだけでおもしろいです!
 

 
ぷりぷりでおいしいゾウリエビ。初めてみた時は、そのかわいさに驚きました。
 
朝のセリや、船が戻ってきて水揚げの時間は活気に満ちているけれど、それ以外のときは、ひと仕事を終え、海を眺めながらユンタクしている海人さんやサシミ屋のおばぁたちがいたりして、とてものんびりした空気が流れています。
 
セリは見学自由で、土曜日をのぞく毎朝9時から行われています。私も、本土から友人があそびにきた時には、見学につれてくることもあります。興味のある方はぜひ見にいってみてくださいね。
 
そして、島の旬なおいしいものをたくさん味わってください!♪

八重山漁協

住所 /
沖縄県石垣市新栄町83

笹本 真純

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