宮古島でしか食べられない絶品イタリアン「ドンコリism」

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初回投稿日:2021.07.25
 最終更新日:2024.04.19

宮古島でしか食べられない絶品イタリアン「ドンコリism」

宮古島市街の目抜き通りに店を構える「ドンコリism」では、宮古島を愛してやまないオーナーシェフ望月直樹さんが手塩にかけた料理がいただけます。

ドンコリism
取材した日の「シェフのおまかせコース」。前菜は、伊良部島の佐良浜漁港から直接仕入れた佐良浜カツオのカルパッチョ、ゴーヤとポークのオムレツ、ドンコリ定番パテ・パッションフルーツのマスタードソース、モーウィ・ゴーヤー・ドラゴンフルーツのつぼみ・キュウリのピクルス、フォアグラと自家製ブリオッシュ
 
イタリアを旅すること3ヶ月。その後移り住んで料理の修業をした望月さんは、宮古島に初めて来たときに、シチリア島と同じ空気を感じたのだそうです。「おじいたちがビーチでお酒を飲みながらゆんたくしている光景を一目見た時、シチリア島だ! と記憶がフラッシュバックしました」

ドンコリism
「シェフのおまかせコース」2品目はハイバカマ(和名:アヤコショウダイ)・アーサ・トマト・アサリのパスタ。シークァーサーがほのかに香ります。
 
宮古島には、豚肉、牛肉、新鮮な魚に野菜やフルーツと、小さい島ながら多彩な食材がそろっているのだとか。「生産者さんと直接やりとりしてその日に美味しいものを仕入れられる。料理人にとってこれほど贅沢なことはありません」。イタリアの「その日に一番美味しいものを食べてもらう」という料理との向き合い方を会得してきた望月さんにとって、宮古島は店を持つのにぴったりの場所だったのです。

ドンコリism
「シェフのおまかせコース」3品目は宮古牛のボロネーゼの自家製平打ちパスタ。シェフから直接サーブしてもらいつつ、差し出された料理について教えてもらえます。
 
メニューには前菜・メイン・パスタ・サラダ・デザートなどがアラカルトで揃っていますが、しっかり食べるおなかの余裕があるなら、シェフのおまかせコースがオススメ。前菜の盛り合わせにパスタ2種類、メインにデザートもついて、心ゆくまで島の恵みを堪能できます。

ドンコリism
「シェフのおまかせコース」メイン料理は、島コショウ・ローズマリー・にんにくなどで風味付けをした宮古島で育てられた豚肉のロースト。
 
シンプルでありながら、ちょっとした味付けや歯ごたえにプロの妙技を感じる料理の数々は、自然と笑顔になってしまう美味しさ。脳裏には、次に一緒に来たい人の顔が浮かびます。

ドンコリism
 
カウンターからは、望月さんやスタッフの皆さんのきびきびとした手さばきをライブのように見ることができ、手が空いたタイミングでは会話も楽しめます。そもそも、以前の店舗「ドンコリーノ」から「ドンコリism」に移転したのは、「広いホールだと叶わない、お客さんと近い距離でのコミュニケーションがとれるように」という希望があってのこと。シェフがどんなこだわりを持って食材を選び、料理に向き合っているのかを直接聞きながら食べられる、贅沢な時間がここにはあります。

ドンコリism
雰囲気を守るため、個室以外は小学生以下のお子さんは入店不可という配慮も。
 
毎朝、パイナガマビーチを愛犬と散歩しながら、日々違う表情を見せる宮古島の海の豊かさに感動しているという望月さん。「好きな場所に住んで、好きな料理ができて最高の幸せ」という宮古島への愛は、必ずや料理の隠し味になっているはずです。

ドンコリism
平良の市街地の中心部に位置するドンコリism。周囲には、飲食店が軒を連ねています。
 

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ドンコリism

住所 /
沖縄県宮古島市平良字下里597
営業時間 /
18:00〜24:00
定休日 /
水曜
電話 /
0980-79-0978
サイト /
https://doncolino.com/
Facebook /
https://www.facebook.com/doncolism

沖縄CLIP編集部

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