沖縄観光情報:カフェやビーチとはまた違った沖縄の楽しみ方。いま、沖縄芝居が新しい。【PR】

カフェやビーチとはまた違った沖縄の楽しみ方。いま、沖縄芝居が新しい。【PR】

post : 2015.10.28 18:00

沖縄芝居について解説する案内人(喜劇「Wife~トービーラーの妻たち」)
 
「私はきっと選ばれる」と確信してお見合いに臨んだ名家の娘と彼女が心から気に入らない若按司(時代舞踊劇「割符(わいふ)」)
 
沖縄の文化に触れるイベントとしてオススメなのが沖縄芝居の観劇です。沖縄芝居は明治時代以降に広まっていったカジュアルな演劇。いわば沖縄版の大衆オペラなのです。
 
芝居で使われる言葉はウチナーグチ。首里や那覇の言葉を芝居向けにアレンジしたもので、地域ごとに言葉が違う沖縄県のどこの人でも理解できるように工夫された標準語的な言葉です。

舞台左右の大きな電光掲示板で字幕解説
 
舞台の両サイドにある字幕用の電光掲示板が標準語訳を表示してくれるのでウチナーグチがわからなくても安心なんです。

お笑いからシリアスへと状況が反転。メリハリの効いた展開が素晴らしい(喜劇「Wife~トービーラーの妻たち」)
 
伝統芸の魅力を面白おかしく伝えるゴキブリの親子(喜劇「Wife~トービーラーの妻たち」)

 

 
沖縄芝居の特徴はズバリ、誰でも笑え、泣けること。そして、ローカルな人間模様に身をどっぷり浸けられること。そして、沖縄ならではの優しさ、例えばイチャリバチョーデー(出会えばみな兄弟)にも通じる感性にふれることができること。

「私はきっと選ばれる」と確信してお見合いに臨んだ名家の娘。その結末はいかに(時代舞踊劇「割符(わいふ)」)
 
「こんな娘はイヤだイヤだ」と逃げ回る若按司(時代舞踊劇「割符」)
 
市民会館や公民館など地域の施設を舞台に開かれる沖縄芝居のお客さんのほとんどは地元沖縄で生まれ育った人。ラジオもなかった時代はもちろんのこと、映画やテレビが普及してからも娯楽の中心だったそうです。

「行方不明になった花嫁候補を探す若按司の家来。(時代舞踊劇「割符」)

継母からいびられ中の主人公。彼女が若按司と結ばれます(時代舞踊劇「割符」)
 
公民館など地域に密着した施設だと、見ず知らずの人が隣り合わせる客席では、右からも前からもいつの間にか天ぷらとか飴玉などのお菓子が回ってくるのが当たり前のこと。※国立劇場おきなわの客席では飲食はご遠慮いただいています。
 
芝居が始まれば笑い声が飛び交い、悲しみのシーンでは鼻水をすする音が遠慮なく鳴り響き、合間合間で「あれはこうだよ」とか「こんどはこうなるよ」とかおしゃべりとネタバレの会話が聞こえてくる、そんなオープンでカジュアルな世界が繰り広げられるのも見所です。

百何番目かに好みの娘にやっと出会えて春爛漫な若按司と主人公(時代舞踊劇「割符」)
 
割符が鍵になって見事再会!のシーン(時代舞踊劇「割符」)
 
土臭くて、垢抜けしていない、素朴な沖縄。その大らかさにふれるには絶好の機会になるでしょう。
 
「国 立劇場おきなわ」ではそうしたおきなわ芝居の魅力を観光客や地元の中高校生に知っていただきたいと、ウチナーグチに親しんでもらうための言葉講座的演目 『喜劇「Wife~トービーラーの妻たち」』と面白おかしく楽しめる『時代舞踊劇「割符(わいふ)」』の二本立てで「沖縄芝居鑑賞教室」を実験的に上演するなど沖縄芝居の普及に力を注いでいます。
 
好きな人と結ばれない切なさを歌いあげる年頃の少女(喜劇「Wife~トービーラーの妻たち」)
 
チューチュートレインに興じる3世代の親子(喜劇「Wife~トービーラーの妻たち」)
 
「Wife」の主人公は内地出身の未亡人のお母さん、年頃の娘、姑の3人。芝居の途中で謎の人物が登場するなど、見ていて飽きのこないユーモラスでリズミカルなテンポが二重丸。
 
継母の元で不幸な状況にいる主人公が心の内を歌い上げます(時代舞踊劇「割符(わいふ)」)
 
誠実で優しい主人公を助けにきた神(時代舞踊劇「割符」)
 
あまーい、あまーいハッピーエンド(時代舞踊劇「割符」)
 
「割符」は本格的な沖縄芝居。こちらはユーモアで笑わせ、シンデレラ的な不条理で涙を誘う見応え満点の高レベルのクオリティを楽しめます。
 
百聞は一見に如かず。ぜひ劇場にも足を運んでみましょう。
 
 
 
国立劇場おきなわ
住所/沖縄県浦添市勢理客4-14-1
電話/098-871-3350
営業時間/10:00~18:00
定休日/年末年始ほか
  
 
沖縄CLIP編集部

Information

沖縄県浦添市勢理客4-14-1