沖縄観光情報:名護の山奥に“アグーの秘境”?を発見!その名も『我那覇畜産アグー村』

名護の山奥に“アグーの秘境”?を発見! その名も『我那覇畜産 アグー村』

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post : 2015.12.22 15:00

沖縄料理店ではよく見かける「アグー」。琉球在来のブランド黒毛豚を言います。
(参照:http://okinawa-agu.com/how.html


 

沖縄では、しょっちゅう耳にします&口にもしますが、実際その姿を“目にした”ことある方は少ないのが実情ではないでしょうか。という背景から生まれた、無さそうで無かった(笑)“アグーの王国”に潜入しました! 

 

 

やんばるの山奥に、ひっそりと広がる噂の? アグー's テーマパーク! 県内・国内はもちろん、余裕で世界初と言えそうです(笑)。その名も『我那覇畜産(がなはちくさん) アグー村』。2014年12月10日、名護市は大川にて静かにオープンしました。3,300㎡の敷地には、アグーを中心に、かわいい動物達を楽しめる仕掛けが様々。係員のお姉さんの案内で、園内を周ってみましょう。


 

入口を抜けると、まずはステージがあります。こちらで、今後アグーに関する様々なイベントが行われる予定です。そして、受付のある本館建屋となる「アグー館」は、もちろん入場無料。売店を兼ねた食堂で、今後は、2階に資料館を設置予定。後ほど、おすすめメニューを紹介します。そして、アグーとは関係ないですが、ちょっとおもしろいのが屋外トイレ。なんと敷居は壁だけで青天井! 開放感抜群すぎる吹きさらしのトイレは、意外にも?人気だとか。


 

建屋を抜けるとすぐに現れるメインコンテンツ「アグーランウェイ」。なんとレッドカーペット風の立派な花道、およそ60m(!)を、アグー達がお尻をプリプリふりながら歩きまわります。水路を挟んだ向かい、2階建ての見学台から、その模様を観覧できます。人が登ると、それまで木陰でのんびりくつろいでいた約20匹のアグーたちは、徐ろに動き出し、ランウェイを歩き始めます。すごいなー?と驚きつつ感心していたら、すぐにその理由が分かりました。見学者は、パイプから餌(100円)をフィードできる仕掛けに。つまり“人の気配=餌にあり付ける(かも)”と、アグーたちは知っているのでした!


 

 

また、蓮でうめつくされた涼し気な水路では、暑さの苦手なアグーたちの気持ちよさそうな水浴びも見られます。水の中でじっと佇む黒い巨体は、シュールというか、和むというか(笑)。


 

ランウェイの先にあるのが、「どうぶつ広場」。アグー以外にも、ヒージャー(山羊)や与那国馬(よなぐにうま)、犬、ウサギ、モルモット、カメなどと触れ合えます。主役のアグーは、性格も温厚で人懐っこさが際立ちます。特に、みゅーみゅー!と、細やかに動きまわる子豚達の何と愛らしいこと! 何ともほっこりさせられます。

 

 

 

そして、すぐ隣には「アグーハウス」が控えます。さらに、柵で区切られたエリアでは、係員のお姉さん達がアグーをしつけるシーンを拝見できます。いずれ(入口広場のステージ上で)芸ができるよう、目下、技&芸の特訓中。そう遠くない将来、このコ達が、訪ずれる人々に笑顔をもたらしてくれそうです!

 

 

 

一通り園内を回ったら、アグー館に戻ってお食事です(ちょっと切ない気もしますが… 笑)。アグーを使った定食メニュー数種類がラインナップ。トンカツ、ハンバーグ、生姜焼き、それに沖縄そば、など、いずれもボリューム満点! さらに、アグーグッズもバリエーション豊富に販売。お土産購入にももってこいですね。

 

 

 

運営は、アグーの生産で知られる「我那覇畜産(がなはちくさん)」。戦前から養豚に力を入れてきた、沖縄を代表する畜産農家です。代表取締役の我那覇 明(がなは あきら)さん(66)に、想いを聞きました。

 

 

「沖縄で、アグーは料理でこそ知名度はありますが、これまでは、実際に触れられる場所や、それどころか見られる場所さえ無く、多方面から生きているアグーを見たい!というご要望をいただいておりました。そこで、生産者の私達としても、もっと広く深くアグーを知ってもらいたいと、数年前から当施設を構想し、昨年(2014)ようやく実現しました。もちろんアグー達にとっても最良の環境にしたい、という思いも込めて、EM(参照:http://www.emro.co.jp)を使った衛生的な環境を実現させています。餌も、ミネラル豊富な与那国産の天然化石サンゴを混ぜた飼料を使用するなど、大切に育てています。大自然の中でストレスフリーで育つアグーたちは、肉質にも大変良い影響を与えているんですよ」。物静かな語り口は、アグーたちへの感謝と愛情にあふれていました。

 

最後に、園内には、全ての畜産に感謝と哀悼の意を込めた「獣魂碑」が設けられていることにも触れておきたいと思います。

 

 

ちなみに、我那覇畜産製の肉パックに付いてるシールを10枚集めると、入場無料になりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

アグーの面白さをとこトン味わえる、知られざる、沖縄ならではのエンターテイメント施設。まだまだ発展途上ですが、今後の広がりがトンにかく楽しみです(笑)。

 

 

 

我那覇畜産 アグー村

住所/沖縄県名護市字大川73

電話/0980-55-8655

営業時間/10:00~17:00

定休日/月曜(祝祭日の場合は翌日に振り替え)

料金/入園料:高校生以上500円・小中学生300円

FB/https://www.facebook.com/ganahameat/

 

沖縄CLIPフォトライター 小川 研(Qey Word)

 

 

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Information

沖縄県名護市字大川73