沖縄観光情報:水牛車に揺られていこう、亜熱帯植物園 由布島(ゆぶじま)

水牛車に揺られていこう、亜熱帯植物園 由布島(ゆぶじま)

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初回投稿日:2016年02月27日
 最終更新日:2024年02月06日

水牛車に揺られていこう、亜熱帯植物園 由布島(ゆぶじま)

西表(いりおもて)島の大原港から、車やバスで約20分。美原(みはら)集落のすぐ目の前に、由布(ゆぶ)島という小さな島があります。
 
由布島へ渡る方法は水牛車。
 
進むペースは水牛まかせ。400mほどの浅瀬を、おじぃやにぃにぃが弾いてくれる三線の音をききながら、10分ほどで渡りきります。
 
由布島へ渡る水牛車
 
由布島は島全体が亜熱帯植物園になっていて、島内にはカラフルな花々が年中咲き乱れ、たくさんの水牛が暮らしています。
 
由布島は島全体が亜熱帯植物園
 
周囲2kmほどなので、レストランやショップ、茶屋、蝶々園など歩いてまわれます。昔の沖縄が感じられるようなのんびりした雰囲気で、時間の流れもゆったり。
 
たくさんの水牛が池で涼んでいます
 
暑い時にはたくさんの水牛が池で涼んでいます。子どもの水牛もいますよ。
 
由布島茶屋
 
こちらは、西表島とは逆側の浜にある由布島茶屋。島の季節の食材をつかったおいしいジェラートと、オリジナル焙煎のコーヒーがいただけます。
 
小浜島
 
ここからは小浜(こはま)島がすぐ近くに見えます。
 
由布島には学校の校門跡
 
由布島には学校の校門跡があります。昭和44年までは100人を超える人が生活をしていて、小中学校もあったんです。台風により島が水没し、島民は3世帯を残して西表島や石垣島に移住しました。
 
その3世帯のうちの1軒が西表正治さんの家族。西表さんがこつこつと植物を植え出し、昭和56年に植物園として開園しました。今では、西表さんのお孫さんが引き継いで園を営んでいます。

帰りは西表島の雄大な山々を眺めながら移動
 
由布島で充分のんびりしたら、帰りは西表島の雄大な山々を眺めながら。潮位が低いときは、じゃぶじゃぶと歩いて戻るのも楽しいですよ♪
 

亜熱帯植物楽園 由布島

住所 /
沖縄県八重山郡竹富町古見689
TEL /
0980-85-5470
営業時間 /
9:30-16:00(入園締切15:15)
Webサイト /
http://www.yubujima.com/
定休日 /
なし
入場料 /
2,000円(水牛車代含む)

笹本真純 / フォトライター

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