久米島の絶景(桑村ヒロシの島フォトコラム[第16回目])

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初回投稿日:2016.07.10
 最終更新日:2024.03.27

久米島の絶景(桑村ヒロシの島フォトコラム[第16回目])

桑村ヒロシ
 
久米島といえば一番の景勝地は、ハテの浜ですよね! ハテの浜の“奥の浜”のほうに上陸したい。そして、美しい光景をドローンの空撮写真に撮りたい。ドローンが飛ぶ高度でどれほどの空撮写真が撮れるのだろうか。そんな期待を胸に、JTAの飛行機に乗って那覇空港から飛び立つこと、わずか25分。久米島空港に着陸する前に、パイロットさんがハテの浜の側をまわってくれたのです!
 
ハテの浜
 
ハテの浜の絶景をどうぞご覧ください。まだツアー客も上陸していない状態で、上空からの絶景の撮影に成功しました! 撮影チャンスはわずか数秒程度でしたが、一眼レフでばっちり撮り収めることできました。とくにハテの浜は縦長に全長7キロもあるので、縦位置でも撮影したいところ。ところがドローンだと縦写真の撮影がむずかしいので、航空機から空撮できたのはとてもラッキーでした。JTAのパイロットさんに大変感謝です! 
 
ドローンでハテの浜を撮影
 
また、ドローンでもハテの浜を撮影してきました! ポスター写真にもなっているハテの浜といえば、奥の浜のほうが代表的ですが、ほとんどはお隣りの“中の浜”に上陸する船が多いのです。もちろん、中の浜もとても美しく、充分満喫できます。ただし、ポスターと同じような空撮写真を撮るなら、奥の浜に行くしかありません。そこで島で唯一、奥の浜まで行くことができるダイビングショップさんにご協力頂けることになりました。
 
しかし、現在では奥の浜はドローンでの空撮が禁止となっているため、本来は撮影できません。今回は、特別に撮影許可とご協力を頂き、奥の浜に上陸して撮影することができましたので、こちらはまた後日、沖縄CLIPに掲載させていただく予定ですのでどうぞお楽しみに!
 
ミーフガーで星空
 
またリトハクでは、久米島で体験したSUPの記事をご紹介予定です。こちらも無事に取材撮影を完了することができ、ご協力いただいた皆様にはとても感謝であります! 
 
久米島での取材撮影のミッションをすべて完了した日の夜は、ようやく僕の放課後の時間。呑み歩くわけでもなく、夜の星空を撮影に夜景スポットへ直行。夏といえば、天の川が綺麗な季節。久米島らしい景勝地で天の川を撮影したいと、ミーフガーで星空撮影。
 
星空を綺麗に撮影するなら、人工の明かりが少ないところがベスト。つまり、あたりは真っ暗闇の場所になるので、最初のうちはかなりドキドキします。小さな物音にもつい反応したりしますが、そのうちその場に馴染んでいき、まるで溶け込んでくような感覚になります。このときが一番心地よく、「あぁ、ちっぽけな自分も、宇宙の一部なんだなぁ」という感覚に浸ることができます。そうやって、夜空を眺めながら撮影した写真が上の写真です。
 
久米島空港近くでの虹
 
帰り道に久米島空港近くを走っていると、虹が出現。旅のしめくくりに、虹というのは嬉しい!! なぜなら、虹は歓迎の印。そう思えるほどのタイミングで出てくるのですから。
 
「また来るね、久米島」。
 

桑村 ヒロシ(KUWA)

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