沖縄観光情報:島のおいしさそのままに、食材をシンプルに1品1品丁寧に焼き上げる「島炉ばた冨士」

島のおいしさそのままに、食材をシンプルに1品1品丁寧に焼き上げる「島炉ばた冨士」

post : 2016.09.29 21:00

恩納村(おんなそん)のリゾートホテルが立ち並ぶメイン通り国道58号。その端っこに2016年2月にオープンしたのが、沖縄のリゾート地にある居酒屋としては小さく、赤い提灯を謙虚に揺らす「島炉ばた冨士」。カウンター席が12席、客との間に七輪が6個あるだけ。そんな距離感のお店だからこそ、島の食材を調理の1番おいしいタイミングで提供することができ、また会話も弾む。それって食事とお酒が一層おいしく感じることができる大事なところ。また京都出身の店主 小西慶さんの元気な挨拶、さわやかな笑顔、行き届いたサービスもこの店の魅力の1つだ。 
 
 
まずは突き出しで初めましてのご挨拶。お店1番のこだわりの品でお迎えしたいという思いで焼かれる「自家製三枚肉のスーチカー」。スーチカーとは、「スー」は「塩」、「チカー」は「漬ける」という意味を持つ、冷蔵庫の無い時代に保存食として広まった沖縄の伝統料理のこと。片面のみを炙り、ジューシーで柔らかく絶妙な塩加減でお酒との相性もぴったり。
 
 
肉料理のおすすめは「県産あぐーの肩ロース」。塩と胡椒があぐー(豚肉)の甘味を引き立ててくれる。
 
 
「あぐーミンチ100%のつくね」はとても歯ごたえが良く、あぐーの旨みと大葉のさっぱりとした風味が絶妙。 
 
 
「あぐーのタン」は根元から先まで味わえる1品。先はコリっとした触感、根元は濃厚な旨みがあり、柔らかい。ぜひ根元と先の食感の違いを食べ比べて欲しい。
 
 
沖縄を代表する島野菜のナーベラー(へちま)、ゴーヤー、紅芋なども野菜の切り方、焼き方にこだわりを持って丁寧に調理される。用意された沖縄の塩、油味噌、醤油を使ったおすすめの食べ方も教えてくれる。
 
 
 
 
鍋物では「県産豚のバラ先ナンコツ鉄なべ塩煮込み」。とろとろになるまで煮込むこと2日間、塩ベースのスープと軟骨の甘味がとても旨い。残ったスープで雑炊も堪能できる。
 
 
ふわふわで柔らかなな食感とアーサー(あおさ)の香り豊かな「自家製アーサー竹輪」。焦げ目が増す程、旨みが増す。
 
 
海鮮ものではその日仕入れたおすすめの白身魚の「アーサー味噌焼き」がおすすめ。皮はカリッと、中は火が通り過ぎないように丁寧に焼かれ、味噌をバーナーで炙った1品。ふわふわの白身魚と焦げた味噌の香ばしさが旨い。
 
 
最後にプレゼントされる「本日はご来店ありがとうございます」の1品は「みたらし餅」。黒糖を使った自家製みたらしのたれに、黄な粉を添えることで味の角が落ち、まろやかになる。
 
 
島の食材、きれいな海、人の温かさに惚れ、移住した店主の小西さんが営む島炉ばた冨士。この店は、島の食材をそのまま味わえるシンプルな調理が自慢。だから、ゴーヤーチャンプルー、フーチャンプルーなどの沖縄の定番居酒屋料理もおすすめだが、ここでは島の食材そのものを味わってほしい。小西さんは「おいしい」は味だけでなく、店内の雰囲気やお客様へのサービスなどからも生まれると考えているので、お店のすべてでお客様を「とことん楽しませることが1番」と満面の笑みで語ってくれた。そんな店主の思いが詰まったお店だからこそ、国内外問わず、沖縄滞在中に何度も足を運ぶ観光客のリピーターも多く、また地元住民かも愛される。そして、この小さな空間でで、誰もがすぐに打ち解ける。
 
一味違った沖縄でのお酒の場に、このお店をセレクトしてみてはいかがだろう?
 
 
島炉ばた 冨士
住所/沖縄県国頭郡恩納村字冨着129-5
電話番号/098-964-1222
営業時間/18:00~24:00(LO23:00)
定休日/水曜日
 
沖縄CLIPフォトライター 村上佑 
 
まだまだ知られていないあなただけが知る沖縄の魅力を是非教えてください。沖縄の旅行情報のご投稿はこちらから。
 
~もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP~

Information

沖縄県国頭郡恩納村字冨着129-5