沖縄観光情報:【多様性豊かなコザならではの地域ブランド「コザスター」:前編】zazouのKOZAクッキー[PR]

【多様性豊かなコザならではの地域ブランド「コザスター」:前編】zazou のKOZAクッキー [PR]

post : 2016.12.27 18:00

 
沖縄本島中部にあるコザ(沖縄市)は沖縄でもっとも国際的な街。市内には東洋一の規模を誇るアメリカ空軍嘉手納(かでな)飛行場があり、終戦後しばらくの間、琉球米軍司令部(通称 RYCOM)が置かれていました。そのため、沖縄の人が暮らしてきたこの街に、アメリカ軍関係者だけでなく様々な国の人々が新たに暮らすようになったそうです。

 
 
そういった背景から、ロックやクラブなどのナイトカルチャーや、リーバイスやレイバンなどのアメリカンブランドがいち早く流入して、ファッションの先進地として栄えてきたのがコザの街。エイサーや沖縄民謡といった地域文化や、知花花織や知花焼に代表される伝統工芸も盛んで、新しいものと古いものが同居するチャンプルーの街として独特の魅力で人々を惹きつけるのです。
 
そのようなコザの街に誕生したのが「KOZA STARS」という地域ブランドです。チャンプルーという言葉に象徴される多様性。様々な文化が共存することで生まれてくるコザらしい商品を、街ぐるみで応援していこうと2011年にスタート。ものづくりやデザインなど、各分野の専門家が審査したKOZA STARSの認定商品はどれも、それぞれのコザらしさを持っています。だからこそ、認定商品が誕生した経緯や商品そのものの魅力に触れることで、コザの魅力をより深く味わうことができるのです。そこで前編・後編の2回に分けて、6回目となる2016年のKOZA STARS認定商品を紹介したいと思います。
 
 
前編でご紹介するのは嘉手納基地に隣接するコザのゲート通りのベーカリー『zazou』のkozaクッキー。2016年からは専門家による審査に加え、一般の人が参加しての“総選挙”による投票が認定のプロセスに加えられたのですが、そこで見事に認定を勝ち取ったのが、アメリカとコザのテイストがミックスされた4種類のクッキーのセットなのです。
 
 
kozaクッキーの特徴は、文化が多様であることの幸せを4種類のクッキーを通じて味わえること。アメリカを代表する「チョコチャンククッキー」と「グラノーラクッキー」、コザっぽさをイメージした「ブラックココアとホワイトチョコクッキー」、沖縄の黒糖を使用した和三盆の「尚和三盆サブレ」。沖縄、日本、アメリカ、ヨーロッパのおいしさをまとめて楽しめます。
 
 
認定理由は「コザで育てられたコザでしか作れないクッキー」であること。「様々なバックグラウンドを持つ人々が共存しているコザ」を4種類のクッキーで上手に表現しているだけでなく、味の上品さ、パッケージデザインのユニークさ、素材へのこだわりが評価された結果だそうです。
 
 
 
人を選ばず好評なチョコチャンククッキーとグラノーラクッキーは、アメリカの一般的な家庭で作られてきた鉄板スイーツ。歯ごたえ感を残そうと上質なチョコレートバーをカットして練りこみ、甘さを控えめにしたチョコチャンクは、「重くてどっしりして甘ったるい」という常識を覆す仕上がりになっています。グラノーラはバターの香り、ナッツと穀物の歯ごたえが持ち味。
 
 
まろやかで豊かな甘さのホワイトチョコとほろ苦い大人の味のブラックココアのハーモ二ーが絶妙なのが「ブラックココアとホワイトチョコクッキー」。「誰も否定せず拒絶せず、受け入れあう」コザの文化を表現したそうです。
 
 
「尚和三盆サブレ」は沖縄産の黒糖にこだわり、粉砕と乾燥の工程を繰り返して丹念に仕上げた“沖縄の和三盆”を中心素材にしたユニークなサブレ。それぞれの素材の個性が際立ち過ぎることのない、エレガントで洗練された味わいを楽しめます。
 
製造スタッフのお二人
 
4種類のどれも、材料にこだわり、フランスの焼き菓子のようにしっかり焼き上げてあります。上品で軽やかな食感と深みのある豊かな豊かな芳ばしさが印象的なクッキーなので、“大人のお土産”としておすすめです。
 
 
kozaクッキーを作るzazouは、ハード系のパンもベーグルもまだあまり知られていなかった1989年に嘉手納基地のゲートから国道330号につながる「ゲート通り」にオープンした、沖縄では老舗の手作りベーカリー。
 
 
「ウチナーンチュはもちろん、アメリカ人、インド人、中国人、フィリピン人…。アメリカそのものが移民の国ですから、スコットランド系、ドイツ系、イタリヤ系、ユダヤ系、中南米系などいろんなルーツを持ってるんですよ。そうしたお客さんのリクエストを通して、私たちは知らなかった食文化に触れて見たこともなかったパンを知ることに出会ってきました。ベーグル、ナン、ブロッチェン、フォカッチャ…。数えたらきりありません」。オーナーの安村正子さんは、今までに出会ってきた一人ひとりの顔を思い出すように遠くを眺めてそう語ってくれました。
 
支えてくれたのは海外の人たちだけであありません。同じ沖縄に生まれ育った先輩との交流もzazouを支えてくれれていると安村さん。
 
 
「ベトナム戦争当時に栄えたコザの街の人たちは、教育に力を入れたんです。若者たちに教養と国際感覚を身につけさせようと、本土やアメリカの大学に送り出したのです。やがて沖縄に戻ってきた人たちは内面的にも外見的にも洗練されて戻ってきました。そして私たち後輩世代に、お酒の飲み方やおしゃれの仕方、遊び方を教えてくれたんです」。
 
 
人種間、そして世代間の多様性に育てられてきたパン屋が作るkozaクッキー。ひと口、またひと口と噛み締めるたびに、豊かで優しい味が口の中に広がります。
 
zazou
住所/沖縄県沖縄市中央2-15-1
電話/098-934-2380
営業時間/10:0019:00
定休日/火曜日
Webサイト/http://www.zazou1989.jp/index.html
 
沖縄CLIPフォトライター 福田展也
 
 
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