春爛漫!沖縄オススメトレッキングその2 石川岳

Reading Material

あそぶ

初回投稿日:2017.02.08
 最終更新日:2024.03.27

春爛漫!沖縄オススメトレッキングその2 石川岳

石川岳への登山道入口
 
旧正月を迎えた沖縄は、桜、コスモス、ひまわりが同時に春の知らせを届けてくれます。水遊びにはちょっと肌寒いこの季節、爽やかに晴れた休日にお勧めしたいのが山登り。今回は、私たちの住む町に鎮座する「石川岳」についてご紹介します。
 
石川岳は沖縄県中部うるま市石川の町にあります。標高204メートルほどの比較的小振りな山。麓には「石川青少年の家」という小中学校の宿泊学級や家族連れのキャンプに利用されているレジャー施設が併設されています。まずは石川青少年の家で登山受付をして地図を受け取ってスタート。標高はそれほど高くはありませんが、石川岳の特徴は3つのコースから選べること。

初心者や幼児、未就学児童でも上れるのがAコース(往復40分~1時間くらい)、山登りの手応えを感じたい方はBコース(小学校以上向け、往復1時間半~3時間程度)。本格的に山登りを満喫したい方ならCコース(約3~5時間)。自分のペースやパートナーに合わせてコースを選べるのが嬉しいところ。
 
「息切れの坂」
 
我が家のお気に入りはやっぱりCコース。沢の中を歩いたり、ロープを頼りに急な山道をよじ登る本格的なフォレストアドベンチャーが楽しめます。最初の難関は目の前を立ちはだかるその名も「息切れの坂」。歩くことが困難な急斜面もあり、息を切らしてロープを辿りながらよじのぼります。最初が一番のピーク、ここがまずツライんです。
 
ロープを辿りながらよじのぼります
 
慎重にロープを使って下りていきます
急斜面の岩場はゆっくり慎重にロープを使って下りていきます。
 
山の中を進んでいくと、苔むした岩やツタが絡まる樹木が続き、運が良ければキノボリトカゲやリュウキュウハグロトンボなどに出会えることも。
 
苔むした岩やツタが絡まる樹木
 
リュウキュウハグロトンボ
水辺に舞う鮮やかなコバルトブルーと漆黒の翼を持つリュウキュウハグロトンボ
 
Cコースのとっておきのお楽しみポイント、沢をつたって歩くコース。清流と一緒に山道を歩けば、ココロもカラダも清らかに癒された気分に。濡れても大丈夫な運動靴やウォーターシューズで行くのがオススメ!
 
苔むした岩の間を流れる清流
苔むした岩の間を流れる清流
 
苔むした岩の間を流れる清流
心地よい水音が響くCコース
 
遊びながら進む子どもたち
ピョンピョン、パシャパシャ遊びながら進む子どもたち
 
水が流れているところは、岩と岩を器用にジャンプしたり、豪快に水の中を歩いていくのも勿論アリ。非日常的な水遊びに子どもたちも大はしゃぎ。
 
リュウキュウダケの小道
 
山の中、行けども行けども急な坂道を根気よく進んでいくと、急に風通りが良くなる道に出てきます。そこがリュウキュウダケの小道。なんだかジブリ映画に迷い込んだよう。こちらもお気に入りスポットです。そよ風が、汗ばんだ体を心地よく冷やしてくれます。
 
リュウキュウダケの小道
 
なだらかな道で、呼吸も落ち着きはじめて鼻唄まじりで進んでいけば頂上はもうすぐそこに。
 
「石川岳」頂上
 
頂上には「石川岳」と書かれた木の棟がそびえたちます。登頂したら間違いなくここで記念撮影(笑)。
 
「石川岳」頂上
 
 
いかがでしたか?
 
2回に分けてお伝えした我が家のお気に入りトレッキングスポット。
また新たなお気に入りが見つかったら、ご紹介しますね!
 

石川岳(沖縄県立石川青少年の家にて受付)

monobox(河野哲昌・こずえ)

同じカテゴリーの記事