沖縄観光情報:太陽の恵みをたくさん受けて育つ沖縄の植物を使って、使い手の思いを表現する「FlowerartistSouka」磯﨑由香さん

太陽の恵みをたくさん受けて育つ沖縄の植物を使って、使い手の思いを表現する「Flower artist Souka」磯﨑由香さん

post : 2017.02.17 12:00

沖縄は冬でも15度を下回ることはほとんど無く、1年を通して暖かい気候だ。そして沖縄で育つ植物はとても生命力に溢れている。「Flower artist Souka」の名でフラワーアーティストとして活動する磯﨑由香さんも沖縄の植物のように生命力に溢れ、元気で明るい人。
 
磯﨑さんは2012年5月、東京都から移住してきた。東京での暮らしについて聞くと、いつも満員電車に揺られ、コンクリートに囲まれ、大好きな植物でさえ人工的だと感じていたそうだ。そんな最中、沖縄の友人を訪ねる10日間の旅行にいくことに。滞在したのは本島中部の読谷(よみたん)村。
そこには素朴な自然が溢れ、鳥の声、海空の色、青々と力強く茂る植物、朝から夕まで強い存在感を感じさせてくれる太陽があった。そんな自然のエネルギーに驚かされたそうだ。その感動を「まるで沖縄に呼ばれているような感覚だった」と彼女は話してくれた。旅行から東京に戻ってすぐ、磯﨑さんは沖縄へ移住した。そして、以前から勉強していたフラワーアレンジメントの仕事をスタートさせた。
 
無農薬ハーブにこだわったブーケや花束、沖縄にたくさん自生している月桃(ゲットウ)の葉を使った編み物は、今では多くのファンの心を掴んでいる。
月桃(ゲットウ)は沖縄県南大東島の方言でソウカと呼ぶそう。それを知らずに「草花」「装花」「挿花」「想花」「添花」などの総称として「Souka」という同じ響きの屋号をつけていたことにも運命的なものを感じている。
 
 
今回は「ワイルド」をテーマに花束を依頼した。完成系をイメージして、無駄なく必要最低限の植物を摘む姿を見ていると、植物の命への思いやりが感じられる。磯﨑さんは大切な命を頂いていること、使い手の思いに寄り添う気持ちを忘れず作品を作っていきたいと語ってくれた。
 
 
収穫を終え、テーブルに植物を並べ束ねていく。その手は止まることはなく、最後に月桃(ゲットウ)の茎を裂いた紐で束ねて終了した。四角マメ、ニラ、チューベローズ、クワ、タイバジル、ローズマリー、リュウキュウハギ、ハマゴウ、レモングラス、ベチパ、月桃(ゲットウ)、ローゼルの12種類。印象的だったのはニラの花。白く繊細な花びらがとても可愛らしい。そんな新たな発見もあり、花束の隙間から見え隠れする様々な植物を探すことができ、花束ってこんなにも楽しいものだったんだと思わせてくれる素敵な作品だった。
 
 
 
 
沖縄ではリゾートウェディングの人気もあり、県外からハーブや野草を使ったブーケや会場装花の依頼も増えている。磯﨑さんはオーダーが入るとまずは希望を聞き、次にウェディングドレスや、お客様の写真を送ってもらいイメージを膨らませていく。その写真を見るという作業は、完成度を高め、理想に近づけるためにとても大切な作業なのだ。お客様は当日まで実物を見ることができないけれど、その分期待も膨らみ、リゾートウェディングの楽しみの1つにもなる。そして式の当日を迎えたふたりは、磯﨑さんのつくるブーケや会場に装飾されたうつくしい花々と出会い、感動することだろう。
 
 
 
 
 
 
 
写真提供PHOTO STUDIO OUCHI
 
アースカラーの服がよく似合う磯﨑さん。生命力溢れる植物を常に扱っているからか、とても生き生きとしていて、会えばその笑い声にいつも元気をもらう。ブーケなどのオーダーのほかに定期的に「月桃(ゲットウ)編み」と「フラワーアレンジメント」のワークショップを開いているので、フェイスブックやホームページから問い合わせてみてほしい。きっと沖縄の生き生きとした植物のうつくしさと磯﨑さんの笑顔に、癒されることだろう。沖縄旅行の定番ではないけれど、そこには確かに「沖縄の魅力」があると思うのだ。
 
「Flower artist Souka 磯﨑由香」
電話/090-8303-4218
メール/yuka@souka-fd.com
 
 
沖縄CLIPフォトライター 村上佑
 
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