沖縄観光情報:自然の力で生まれる沖縄の塩づくりに触れ合う【PR】

自然の力で生まれる沖縄の塩づくりに触れ合う【PR】

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post : 2017.03.10 18:00

 
沖縄には古くから伝わる「琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく:沖縄のはじまり)」に関する物語があります。沖縄県本島うるま市にある浜比嘉島(はまひがじま)は、初めて琉球に降り立った神様、アマミキヨとシルミキヨが住んだ島とされています。「シルミチュー(居住していた跡)(http://okinawaclip.com/ja/detail/6)」や「アマミチュー(お墓)」があり、旧暦行事を行なう島民にとっては神聖な場所とされ、いつも綺麗に管理されています。特にシルミチューに訪れると「子宝に恵まれる」という伝説があり、浜比嘉島は「秘境パワースポット」として注目を浴びています。実際に子宝に恵まれた人がお礼参りにリピート訪問したり、島に魅了されて移住する人も。そんな浜比嘉島で、海と太陽の熱と風の力を利用して塩づくりをする職人がいます。「それは会いにいかねば!」と、うずうずし始めている旅好きのみなさんに浜比嘉島の塩の魅力についてご紹介。
 
浜比嘉島の浜地区でkainowaの工房を営む川初真、純子夫妻
 
川初さんが磨き上げた神秘的な装いの夜光貝をマクラメ編みにしたネックレス
 
今回、塩作りを触れ合って体験してくれるのは川初真、純子(かわはつまこと、じゅんこ)夫妻。浜比嘉島に移住して、夜光貝(やこうがい)や高瀬貝(たかせがい)を丁寧に磨き上げたジュエリーブランド「kainowa(カイノワ)」を営むクラフト職人さん。自分たちの住む島で作られている塩について学び「塩づくり体験」にもチャレンジしていただきました!
 
独自の方法で作り上げた流下式塩田
 
神が住んでいたとされる「シルミチュー」の麓に浜比嘉島の塩工房「高江洲製塩所」はあります。工房の横の茂みを抜けると、目の前には自然の浜辺が広がっています。この浜辺からポンプで海水をくみ上げ、竹枝を使って組み立てた「流下式塩田(りゅうかしきえんでん)」という装置の上から、海水を流していきます。
 
不純物が少なく、潮の流れの早い満潮時にこの浜の水を汲む
 
竹枝の先から滴る海水。水分がゆっくりと蒸発し塩分濃度が上がっていく
 
上段の竹枝から順番に滴り落ちていく海水は、照りつける太陽と風の力で水分が蒸発し、海水の塩分濃度が高まります。流れた海水はふたたび上に戻され繰り返すことで濃度を20%近くまで上げていきます。そこから工房内の平窯で、じっくりと海水を炊きあげます。海水に含まれた豊かなミネラルがバランスよく含まれて、まろやかな味に仕上がります。
 
 
7年前に浜比嘉島で塩づくりを始めた、塩職人の高江洲優(たかえすまさる)さん。もともと別の塩工場だったところを設備ごと譲り受け、この島で塩を作ることを決意。一人で塩を作る方法として試行錯誤を重ね、流下式塩田に辿り着きました。その日の天候などで生産量が変わるため、常に自然と向き合って塩づくりをしています。台風が来る時は、前日からすべての竹枝を寄せるなど一日がかりで対策をします。去った後には2、3日かけて竹枝の掃除に取られてしまうとか。自然のリズムに合わせて作られた「ありのままのおいしい天然塩」は並大抵の努力では生まれないということが伺えます。
 
 
忙しい作業の中でも訪れるお客様には、工房内を見学しながら丁寧に説明して、わかりやすい資料を展示したりと至れり尽くせり。高江洲さんの塩への思いはとどまることを知りません。
 
平釜で時間をかけて炊いた塩からとれる「にがり」。その中で自然に結晶化して出来るのが、ミネラルたっぷりの「にがり塩」。1年に数日しか販売されない激レア品。
 
気の遠くなるほどの長い工程で作られていることに驚きを隠せない川初夫妻
 
 
100%浜比嘉島の海水を使った塩の誕生
 
生活に密接した調味料である「塩」が、この島では一体どのようにして作られているのか。知れば知るほど塩への好奇心は深まるばかり。そしていよいよ塩づくり体験へ。
 
マーブル模様がお気に入りの純子さん
 
塩づくり体験では、27%まで濃縮した浜比嘉島の海水を使って石釜で炊き上げていきます。自分で炊き上げた塩は、高江洲さんお手製の「やちむん(陶器)」に入れて持ち帰ることが出来ます。塩職人と陶芸家の二つの顔を持つ高江洲さん。タダモノではありません。まずは、塩を入れる容器を棚から選びます。
 
 
仲良く並んで塩炊き。木べらを使って、ゆっくりと鍋肌に添って丁寧に掻きまぜていきます。
高江洲さん曰く「塩づくり体験は性格が出る」とのこと。
ゆっくり回すと味がまろやかになって、せっかちに回すととんがった味になるんだとか・・・
 
お互い「私はせっかちだ~」「俺はまろやか」など自分を分析しながら楽しんでいます。
 
体験中は塩にまつわる「高江洲語録」が飛び交います。
 
「自分で作った塩はおいしいよ~、『”手しお”にかけた』って言うだけあって」
「作ると塩に気持ちがこもるんですよ。ホラ、『”ひとしお”の思い』っていうじゃない?」
「そう、そうやってゆっくり丁寧に、”しおらしく”かき混ぜてね。」
「こんなこと言ってて笑ってくれる人もいるけど、たいてい若い子たちにはスルーされますよ〜。これがホントの『塩対応』」
絶妙なタイミングで塩語録が溢れ出し、笑いが絶えないまま、塩作りも佳境に入ります。
 
 
炊きあがった塩を冷ましていきます。ほら、本当に出来上がりも作る人によってさまざま。
 
 
お互いの塩を味見してみると
 
「俺の塩はしっとりしてキレ味がある!」
「私のはまろやかでしょっぱいかな~」
 
出来上がった塩の味に自分の性格を織り交ぜながら会話を楽しむ川初夫婦。
 
 
高江洲さんの塩づくりは誰かに教わった訳ではありません。自分の足で見に行った各地の塩づくりを参考にし、研究を重ね、少しずつ改良していきました。
 
「常に試行錯誤ですよ。何かおかしいかな? と思ったら考えて改善していく。それの繰り返し。」
 
高江洲さんの言葉に、ものづくり作家である川初さんは共感するように深くうなずいていました。
 
自然と対峙しながらの塩づくりは、想像もつかない体力を要する過酷な仕事です。それでも浜比嘉島の塩に魅せられ、作り続けるためのモチベーションは何か尋ねてみると、
 
「それはもう、お客さんのたったひとこと”おいしい”という言葉だけですよ。」
 
とにこやかに話してくれました。
 
 
「なんだか深いね~」
 
と夫婦でしみじみと語り合いながら、自分たちが作った浜比嘉島の塩を容器に移します。紅型(びんがた)模様の可愛い布をかぶせて麻ひもできゅっと結んで出来上がり。
 
高江洲さんから
 
「出来上がった塩で必ずおむすび結んでね〜、これが本当の”えんむすび”、なんてね。」
 
茶目っ気たっぷり、締めのお言葉もいただけました。

 
自分たちの住む島で作られている塩に出会い、実際に作ってみた川初夫妻。初めての塩づくり体験は、実際に作ることで「塩づくりへの思いや姿勢」に共感し、自分たちの「ものづくり」としてのあり方を再確認出来るきっかけになったようです。
 
浜比嘉島の海の青さは、島に住む人の心を和ませてくれます。それはもちろん、初めて訪れる人にとっても、本来の自分を見つめ直すきっかけを与えてくれるはず。海の恵みから作られるおいしい塩。高江洲さんのウィットに富んだ塩語録と一緒に是非試してみて。
 
浜比嘉島の塩工房 高江洲製塩所
住所/沖縄県うるま市勝連比嘉1597
定休日/日曜日、荒天時臨時休業
営業時間/10:00~17:00
電話/098-977-8667(塩づくり体験 要予約)
URL/http://hamahigasalt.com
 
 
沖縄の貝からうまれるアクセサリー kainowa
住所/沖縄県うるま市勝連浜97
定休日/月~金
営業時間/12:00~17:00
電話/098-977-7860
URL/http://kainowa.com
 
沖縄CLIPフォトライター monobox(河野哲昌、こずえ)
 
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*この記事は、沖縄県のスポンサード記事です*
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沖縄県うるま市勝連比嘉1597