沖縄観光情報:ウチナーンチュの20年ぶり宮古島体験記その2〜ミャーク・サンセッツ〜

ウチナーンチュの20年ぶり宮古島体験記その2〜ミャーク・サンセッツ〜

post : 2017.08.21 21:00

 
 
今年の夏、約20年ぶりにプライベートで旅した宮古諸島。レンタカーで走りながらつくづく感じたのは、“宮古は空が広いなぁ”ってこと。高い山などがなく平坦な島ゆえか、青空に映し出される雲の豊かな表情すら見惚れてしまうほどの真昼間からの天体ショー。地元の人が教えてくれた夕暮れスポットもそれはそれは素敵でしたよ。さあ、では来間(くりま)島の長間浜(ながまはま)へ!急がなきゃ、太陽が沈んじゃう〜。
 
 
宮古島から来間大橋を渡り、ひたすらのどかなさとうきび畑の中の道を行くと長間浜。途中、手作りの案内板などもありますが、ローカルな天然ビーチなので見落とさないように・・・。どちらかというと、農道の奥を海側へ進んで行くというニュアンスです。駐車スペースも10台ほど停められる場所がありますが、整地されているわけではないので出し入れがしやすいようマナーよく停めましょう〜!と、私も先客多しで停められず、家族を降ろして車を少し離れたところに停めに行ってる間にも、陽が西に・・・。落ちたゆうなの花も西日に透けて美しや。
 
 
白い砂浜とアダンのトンネルも、あっという間にオレンジ色に染まり始めています。急いで砂浜へダッシュ! そうそう、宮古の島々は、本島と比べても砂がとっても白くてサラサラ。素足にとても気持ちいいのです。
 
 
浜へ降りると、想像以上に広くて長〜い砂浜が広がって視界もパッと開けます。お日様に向かっている人々のポーズがなんだかステージに立つ4人組みたいでかわいいな。うちの家族はというと、すっかり腰を下ろし、大の字になって服のまま寝そべっています。砂がやわらかで気持ち良かったそうですよ。
 
 
水平線の向こうに沈んでいく真っ赤な太陽。長間浜は全長約1kmにも及ぶ長い砂浜なので、夕日ウォッチャーが押し寄せて風情がないなんてこともないので、ゆったりのんびりリラックスしながらサンセットを満喫できます。
 
 
人工的な音などなにひとつない、波音だけの静かな時間。植物たちまでもが染まりゆく空に恋い焦がれているようです。
 
 
向こうに見えるのが伊良部(いらぶ)大橋。その左側が伊良部島です。
 
 
ヤドカリさんたちも、夕日を眺めにでてきましたよ。砂に描かれた足跡が、サンド・ステッチのようできれい。
 
 
夕焼けに向かって、思い思いのポーズで写真を撮る人たちすら、この景色の中では物静かなシルエット。
 
 
琉球の信仰では海の向こうにあるとされる理想郷“ニライカナイ”。自然のダイナミックなスケールの中に身を置くと、いろいろなことが、ごく自然に想像できたり、思いを馳せたりできるから不思議です。落日の瞬間を見つめながら、まるで海が雲海のようにも見えてきます。
 
 
映画のワンシーンかなんかで、「ここには何をしにきたんですか? 観光か何か?」「いえ。黄昏に来ただけです、だめですか?」と旅人に宿の主がたずねるのがあったけれど、スケジュールがたっぷり詰まった旅先の1日でも、この時間ぐらいはゆっくり黄昏てみるのもいいものです。
 
 
陽が落ちたあとも、名残を惜しむかのように空のグラデーションを楽しむ人。
 
 
夕暮れ、黄昏、待ち(街)焦がれ。空に一番星が輝き出して夜の帳(とばり)が降りる時間へ。このまま留まって、満天の星空まで仰いでいたいところですが、長間浜は、公共の海水浴場ではなく、監視員やトイレ・シャワーなどもない天然のビーチですので、(もちろん、陽が暮れると真っ暗)くれぐれも安全管理はお気をつけてお楽しみくださいね。
 
 
さて、こちらは所変わりまして、伊良部大橋を渡った伊良部島にある佐和田(さわだ)の浜の夕暮れです。日本の渚100選にも選ばれている風光明媚な水辺です。
 
 
ビーチには、夕涼みに来た地元の人々が思い思いに浜に腰掛けています。観光客の方の姿もちらほら、ビーチパーティーを楽しむグループもあります。黄色い建物は、売店兼軽食が食べられるお店。トイレとシャワーもあります。バーベキューもレンタルできるようですよ(但し、こちらのビーチも沖縄県の条例に基づく海水浴場ではないため、監視員やライフセーバーなどは不在です。泳ぐ場合は、自己責任のもと安全確認をしっかりおこなってくださいね)。
 
 
遠浅で知られる佐和田の浜。この日の夕方も、かな〜り遠くまで歩けるほどの遠浅でした。こちらに来る前は、車で5〜6分の下地(しもじ)島にある中の島ビーチで魚たちと存分に泳いできたわが家。宿の人に「夕方の佐和田の浜はあったかくて温泉みたいですよ」と教えてもらっていたので、水着のまま移動、早速、海に浮かんでいる我が家。
 
 
海水は、遠浅のためか想像以上に温かくて、凪。なんて贅沢、世界一大きな露天風呂状態!海中に腰を下ろしてしばし海水温泉気分に浸りながらサンセットを満喫しました。
 
 
残照が放射状に射しているのを見届けながら旅の家路へ。海水を洗い流さない方が肌の調子が良い家人は、海へ入ったあとはいつもさっと体を拭いて着替えて終わりです。
 
 
宿に戻り、目の前に広がる佐和田の浜の入江もやがて星の時間へ。
 
 
沖縄CLIPフォトライター 鶴田尚子
 
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