沖縄観光情報:ワインのようにビールを楽しむシックでキュートなビールバー『BEEAR』〈宜野湾市〉

ワインのようにビールを楽しむシックでキュートなビールバー『BEEAR』〈宜野湾市〉

post : 2018.02.26 15:00





タコライスに続く沖縄の新しいソウルフード『イカライス』、沖縄名物の赤瓦をいっそのこと頭にかぶってしまおうと編み出した『島ぼうし』。今までにない発想で新しいメニューや商品を開発してきた池城安司(いけしろ・やすし)さんと弟の池城安信(やすのぶ)さんがユニークなお店を始めました。その名も『BEEAR』。ビールとベアーをかけてビーアーと読むそうです。蜂蜜と同じ黄金色だから勘違いして舐めてみたら、すっかり病みつきになってしまった・・・。そんな蜂蜜が大好きな熊とビールとの出合いと親密な関係を、池城さんは少年や少女から大人へと成長していく人の姿と重ねたのかもしれません。




 
さて、BEEARがある場所は、キャンプ端慶覧(ずけらん)の返還地の向かい側。明治時代に作られた「普天間(ふてんま)旧道跡」の石畳が発掘されて話題になっている場所です。昔ながらの商店や自動車工場に混じって、ヴィーガンスイーツを売るお店やデザイン雑貨のセレクトショップなどが点在しています。高台にあるので、昼間は北谷町(ちゃたんちょう)から読谷村(よみたんそん)にかけての海を、夜は夜景を見渡せます。




前置きはこのくらいにして、本題へ。BEEARは名前の通り、色々なビールを楽しめるビールバーで、PA、ペールエール、スタウトなど、国内外の個性的なビールが30種類近くそろっています。生ビールは常時3種類。おすすめは定番的存在のバスのペースエールです。240年の伝統を誇るイギリスのバスの代表的な上面発酵ビールで、赤みがかった琥珀色が特徴。コクが強くて香りが芳醇なのがエールの持ち味ですが、ほんのり甘くてスッキリした飲み口が人気の理由だそうです。もう一つの定番は言わずと知れたオリオンドラフト。残る一種類は季節や気分に合わせて入れ替えているそうですが、現在はヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」をスタンバイ。インディア・ペールエール(IPA)というスタイルのこのビールは、強い苦味と深いコクが特徴的で、近隣から訪れる外国人のお客さんにも人気だとか。




瓶ビールも充実しています。日本のビールだとクラフトビールの世界では名が知れた箕面ビール各種。そして、ドライフルーツやたまり醤油にも似た、どこか懐かしさを感じるフレーバーが印象的な1935年生まれのロングセラー、アサヒスタウトなど。インポートビールだとスコットランドを代表するビールブランドHarviestounのオールドエンジンオイルが池城さんの一番のおすすめなのだとか。アメリカのビールレーティングサイトratebeerで高い評価を得ているこのビールは、豊なアロマ、大人の苦み、芳醇なまろやかさが特徴です。5種類のホップを2段階で加えて作るIPAのダブルホップモンスターもぜひ味わってみたいですね。




店内はご覧の通りです。傾斜のついた白い天井に木素材の壁。フロアはPタイルを剥がしたままで独特の味わいを醸し出しています。どちらかというとマニッシュで、ソリッドで、クールな空間ですが、池城さんが見つけてきたソファやテーブルなどが適度に使い込まれていて、一点一点違うテイストなので、どの席に座ろうかと楽しく迷えそうです。




 


「イギリスにしばらくいた時に、ペールエールに出会ったんですが、驚いたんですよ、こんなビールもあるんだって。それからオランダ、ベルギー、オーストリア、チェコなどヨーロッパ各地を旅したんだけど、ベルジャンとかいろんなビールに巡りあって感激したんです」と、オープン前を振り返る池城さん。「女性が一人で来ても安心して楽しめる空間を作りたかったんです」。このお店を始めるにあたって考えていたのは、自分が感じたビールの魅力を、より多くの人に味わってもらいたいということでした。実際のところ、ビールといえば、夏の暑い日に勤めを終えたサラリーマンがゴクリゴクリと飲み干すシーンを思い浮かべてしまいますが、ワインやウィスキーのようにしっとりじっくり飲み比べる楽しさもあるんですよね。友達と来てもよし、一人で来てもよし。のんびり自分の時間を過ごす場所としてもオススメです。ちなみにWiFiも完備しています。





 
ビールによく合う料理やデザートもしっかり用意されています。低温でじっくり調理することで抜群の柔らかさとジューシーさを達成した「豚ロースの炙りチャーシュー」は、ハーブやスパイスの香りが心地よい厚切りタイプ。キウイを丸ごとトッピングした「キウイタルト」はお口直しにピッタリ。ピパーチキッチンを営む池城安信さんがビールをより美味しく楽しめるようにと考え出したメニューが10種類前後揃っています。写真でもおわかりの通り、池城安信さんは池城安司さんの実の弟です。ふたりの個性は際立っていて、それぞれのペースで接客してくれるので、それだけでも楽しかったりします。




 心地よい気分を過ごせたら、お土産にこちらのTシャツはいかがでしょうか。ゆったりまったり、ビールを楽しむ熊の姿が、沖縄での忘れられないひと時をいつでも思い出させてくれるでしょう。もちろんオリジナルデザインです。


BEEAR(ビーアー)

住所/沖縄県宜野湾市新城1-36-2
電話/080-7818-0207
営業時間/18:00~24:00(日曜・木曜)、18:00~25:00(金曜・土曜)
定休日/月曜日~水曜日

Webサイト/https://www.facebook.com/pg/BEEAR-ビーアー-717100915112842/



沖縄CLIPフォトライター 福田展也

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沖縄県宜野湾市新城1-36-2