沖縄観光情報:伝統工芸に新しい風を吹き込む、琉球紅型作家・金城宏次氏の現代アートのような紅型作品

伝統工芸に新しい風を吹き込む、琉球紅型作家・金城宏次氏の現代アートのような紅型作品

post : 2018.03.28 21:00

「えっ、これも紅型(びんがた)なの!?」
 
(画像提供:BOND okinawa)
 
こちらの作品は沖縄県認定工芸士 金城 宏次(きんじょう ひろじ)さんが制作した『ひまわり』です。
初めて目にした時、私は今まで出会ったどの紅型とも違う、アーティスティックな作風に興味を惹かれました。
紅型というのは、沖縄の伝統的な染物のこと。
 
 
 
金城さんは、制作した図案をもとに突き彫り(線を突きながら彫る型彫りの技法)で型紙を作ります。
できあがった型紙を布の上に置き、糊を均一に伸ばし、乾いたら筆を使って染色していきます。
 
 
 
全ての工程を手作業で行うため、例え同じ型紙を使って同じ作品を制作しても仕上がりは微妙に異なります。
 
 
金城さんは沖縄県立芸術大学で工芸専攻染めコースを卒業後、
紅型工房の名渡山工芸館で約2年間修行をされたそうです。
そして独立後、2002年に工房を設立。
約500年続いてきた古典紅型の伝統を受け継ぎながらも金城さんの個性と感性がプラスされ、
まるで現代アートのような作品を生み出しています。
そんな金城さんの作品を一部紹介させていただきます。
 
(画像提供:BOND okinawa)
 
アメリカ文化が色濃く残っている沖縄市の中心市街地、コザ・ゲート通りの風景を切り取った「コザ gate st.」。
国道330号線胡屋(ごや)十字路から嘉手納基地に伸びる大通りで、 外国人相手の飲食店やライブハウス、Barなどが今でも数多く立ち並んでいます。
作品には英語の看板も描かれていますが、紅型に横文字を取り入れたのは、金城さんが初めてなのだそうです。
初夏から秋に咲く真っ赤な花、鳳凰木(ホウオウボク)が印象的ですね。
 
(画像提供:BOND okinawa)
 
沖縄市の花、ハイビスカスと白い蝶が描かれた「蝶にハイビスカス」。
彩り華やかな1枚は、部屋の雰囲気をぐっと明るくしてくれるでしょう。
紅型技法ではとても珍しい、5つの型を重ねて制作された作品です。
 
(画像提供:BOND okinawa)
 
沖縄県民には欠かすことのできない缶詰「ポークランチョンミート」。
県内のスーパーマーケットには様々なメーカーのポーク缶が並んでいますが、
中でもデンマーク生まれのTULIP(チューリップ)は根強い人気を誇っています。
そんな缶詰が紅型作品に! 『TULIP』は、TULIP沖縄支店とデンマーク本社に飾られているそうです。
 
 
こちらは、2018年8月下旬開業予定の「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」の、メディア向け発表会で使われた招待状。
金城さんの作品が招待状にプリントされています。
レセプションが終わった後は、額に飾りたくなる素敵な招待状ですね。
 
伝統と個性が融合した金城さんの紅型作品は、部屋の雰囲気をガラリと変えてくれるはず。
玄関、リビング、寝室……飾る場所を選びません。
お花を飾るように、紅型アートを飾ってみませんか?
 
金城さんの作品は沖縄CLIPマルシェで購入することができるので、
気になる一枚がある方はサイトをご覧ください。
 
金城さんの作品に触れてみたい!という方に朗報です。
2018年初夏には那覇市の「デパートリウボウ」で個展を開催、
そして7/25~31日には伊勢丹新宿本店のインテリアフロアに出展するそうです。(大沖縄展開催期間)
ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。
 
 
ご購入については沖縄CLIPマルシェをご覧ください。
※作品は順次追加予定です。
 
沖縄CLIPフォトライター 舘 幸子
 
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