沖縄観光情報:ファンキーで楽しい『MITSUOシーサー美術館』(那覇市)でシーサー体験!

ファンキーで楽しい『MITSUOシーサー美術館』(那覇市)でシーサー体験!

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post : 2018.12.24 12:00




那覇のメインストリート国際通りのほぼど真ん中、沖映通りとの交差点からすぐ、真っ赤な外観がひときわ目をひく建物が『MITSUOシーサー美術館』です。SNS映え間違いなしのインパクトで、お店の前で記念撮影していく観光客の姿も。




外観のワクワク感を裏切ることなく、店内もシーサーワールド全開のにぎやかさ! 入り口では、ユニークな〝シーサーマンション〟が迎えてくれます。作者であり、オーナーでもある漆喰シーサーアーティストの宮城MITSUO光男(みやぎ・みつお)さんによると、このシーサーマンションはいろいろな個性のシーサーが集った〝シーサー曼荼羅〟のようなものだそう。う〜ん、斬新かつ奥が深い発想にのっけから魅かれますネ。






お土産品や工芸品としても今や全国的に有名になったシーサー。本来、家の守り神として屋根の上に鎮座する漆喰シーサーは、もともと屋根瓦職人が余った漆喰と瓦を使って作ったシーサーを家主に贈ったのがはじまりなのだとか。「ゴミになるはずだった廃材から生まれたエコなアートが漆喰シーサーなんですよね。昔の人ってスゴイですよね、職人にしてエコなアーティスト!」と光男さん。




MITSUOシーサー美術館で生み出される漆喰シーサーたちも、丁寧にサンゴのかけらを混ぜた漆喰や古い民家から譲り受けた赤瓦などを使っています。オーナーの光男さんはじめ職人兼スタッフのみなさんが作業をこなしつつ、対応してくれます。




店内には所狭しと一点もののシーサーたちやオリジナルグッズたちが大小さまざま並びます。手乗りサイズのかわいらしいシーサーから、Tシャツ、バッグ、手ぬぐい、箸置き、キーホルダーなどなど。実は、こちらのMITSUOシーサー美術館の人気の秘密は、その作家性・芸術性の高さだけではありません。こちらのシーサーを手にしたプロ野球チーム2球団がなんと優勝! 運気が上がるとお墨付きの〝開運シーサー〟なのです。




さて、そんなMITSUOシーサー美術館で、子供から大人まで体験できる「漆喰シーサー絵付け」にトライしてみませんか? 職人さんが一体一体手作りした漆喰シーサーに、自由に色を塗って、世界にたったひとつだけのオリジナルシーサーを誕生させますよ。絵付け体験は、一体979円〜、ペア2,160円〜。一体づつ表情が違うので、目と目があったピン! と来たシーサーを選んでくださいね。




絵付けに使われるのは、実際に職人さんが使用するもので、顔料に膠(にかわ)を混ぜたアクリルです。筆の使い方や絵の具を塗るときのコツなど職人さんが丁寧にサポートしながら進められます。この日は光男さん直々にレクチャーしてもらいました。絵付けの作業は、早い人では20分から30分ほどで仕上げちゃうそう。大人よりも発想が自由な子供の方があっという間に完成させるのだそうです。国際通りの散策の合間にもお手軽に体験できるのでオススメですね。






きれいに仕上げるコツは、まず最初は黒いラインの部分を描き入れていきます。線が浮かび上がることでシーサーの表情が見えてきますね。




体験をするのは基本、地階にあるギャラリースペース。光男さんの迫力あふれるシーサーたちに囲まれて、アートなインスピレーションも刺激を受けながら、絵付けの笛もワクワク気分なリズムではかどります。シーサーだるまに、天井から吊り下げられた絵は、かの有名な琳派の俵屋宗逹(たわらや・そうたつ)の「風神雷神」ならぬ、琉球の『シーサー風神雷神』です。いずれも自然崇拝の精神から生まれたものどうしのアートな融合です。




黒いラインがほぼ乾いたら、いよいよ色をさしていきます。お店に並ぶ職人さんたちの色付けをお手本にしてもいいですし、全く自由な発想で色や柄を付けて行ってもオッケーです。土台の部分には、好きな言葉や願い事、目標などを書き記せます。




シーサーのルーツをたどると、エジプトのスフィンクスから発祥し、ヨーロッパ・アジアを経由して沖縄に到来したのだそう。「シーサーは魔除けの意味があるとよく言われますが、正しくは浄化ですね!マジムン(沖縄の方言で魔物)を追い払うのではなく、浄化していいものに変えて楽しく仲良く一緒に共存していくのがシーサーなんです! 琉球の高い精神性が宿っているんですよシーサーには」と熱く語る光男さん。だからこそ、MITUSOシーサー美術館から生まれるシーサーたちには、どこか温かさやおおらかさを感じさせてくれる〝楽しさ〟や〝愛らしさ〟があふれでているのでしょう。




旅先での限られた時間でも満喫できる「漆喰シーサー絵付け体験」の他に、沖縄旅行のリピーターさんなどにも人気の「漆喰シーサー作り体験(4,100円)」もありますよ。手の上に収まるコンパクトサイズながら、生き生きと躍動感あふれる本格的な漆喰シーサーを自分の手でつくりあげることができます。




木の棒をシーサー本体の中心の骨格に見立て、その周りを漆喰で塗り固めながら造形を整えていくので、意外と簡単にあのシーサー特有の立ち姿が浮かび上がります。こちらはたっぷり1時間から2時間かけて製作にチャレンジ!〝今回は形を作って、次回(沖縄に来た時)は絵付けをする〟なんて風に、じっくりとシーサー作りを楽しむ旅行者の方もいらっしゃるようですよ。




お好みのシーサーに仕上がったら〝ガァオーッ〟と元気なシーサーポーズで記念撮影。沖縄では、シーサーややちむんなどの職人さんは元来、物を〝つくる〟とは表現せず、〝生まれる〟という言い方をするのだそうです。あなたらしさをたっぷり込めて素敵なシーサーを誕生させてくださいね。




この楽しい体験をお土産にもしたい!という方には、自宅でも楽しめるキッドも販売していますのでそちらもチェックしてくれたらうれシ〜サ〜。


MITSUOシーサー美術館
住所/那覇市牧志2-1-3
電話/098-862-7800
営業時間/10:00〜22:00
定休日/無休
HP/http://www.seasirmuseum.com

※記載の料金は2018年12月時点です。

沖縄CLIPフォトライター 鶴田尚子


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Information

那覇市牧志2-1-3