沖縄観光情報:創業170年、首里最古の蔵元「瑞穂酒造」が造り上げた職人魂あふれるクラフトジン【PR】

創業170年、首里最古の蔵元「瑞穂酒造」が造り上げた職人魂あふれるクラフトジン【PR】

post : 2019.03.31 18:00

 

那覇市首里は泡盛の伝統が根付く土地。かつての琉球王朝時代、首里で泡盛造りが許可されていたのは、3つの地域のみでした。鳥堀町、崎山町、赤田町。この地域は「首里三箇(しゅりさんか)」と呼ばれ、今なおその歴史を語り継いでいます。「瑞穂酒造」は、首里三箇のひとつである、鳥堀町で1848年創業しました。2018年で創業170年を迎えた首里最古の蔵元です。

 

 

現在の酒蔵は首里末吉町に移動していますが、創業の地である鳥堀町にも泡盛を数年寝かせて古酒(くーすー)を作るための貯蔵場があるそうです。そのほかにも2つの貯蔵場があり、たくさんの泡盛が蔵の中でおいしい古酒になるための眠りについているとのこと。瑞穂酒造の理念である「古酒は沖縄の宝もの」をまさに物語っています。

 

 

「天龍蔵」と名づけられた瑞穂酒造の酒蔵。入口で、泡盛の甕(かめ)を持った龍2匹の姿が目に飛び込んできます。先代である玉那覇有義さんがある日見た夢。それは、天から舞い降りた2匹の龍が泡盛をおいしそうに飲み干し、「ありがとう」と満足してまた天に戻っていくという光景。実は、そんな夢を何度か見たことがきっかけで「天龍蔵」と名づけられたそうです。この由来を教えてくださったのは、4代目のお孫さんである玉那覇三貴さん。瑞穂酒造の長い歴史の中に、そんなエピソードがあったとはロマンを感じますね。

 


首里最古の蔵元としての伝統を守りつつも、瑞穂酒造は、新しい商品の開発にも積極的に取り組んでいます。2008年に発売された「琉球泡盛 ender」がそのひとつ。従来の泡盛酵母ではなく、天然吟香(ぎんか)酵母を使用するという泡盛業界初の試みでした。続いて、黒糖酵母を使った「美ら燦々(ちゅらさんさん)」を発売。さらには花から分離した花酵母を使うという新しい挑戦も。沖縄県花であるデイゴの酵母を使った「デイゴ酵母仕込み」、伊江島のゆりの酵母で仕込んだ「伊江の華」など、独創的な泡盛が続々と誕生しました。

 

 

「うちの泡盛の研究スタッフは、東京農業大学出身。そのご縁があって、農大の中田久保名誉教授から新しい酵母の技術を学ぶことができたんです。花酵母は、先生が考案した分離技術をもとに、沖縄ならではの酵母を分離しようと、さくら、デイゴ、ゆりの酵母を独自に開発しました」

 


近年では、「泡盛をいろんな飲み方で楽しんで頂きたい」と、割り材との相性を考えカクテルとして使いやすい味に仕上げた「MIZUHO ISLAND SPIRITS」など、新感覚の泡盛を発売。さらには、泡盛をベースに、県産の茶葉「山城紅茶」と梅酒をブレンドしたカクテル「琉球ティーアワー」、モヒートを泡盛で再現したリキュール「琉球アワモヒート」など、遊び心あふれる視点で開発された魅力的な商品が続々と誕生しています。

 


写真左のクラフトジンは、やんばるの天然生はちみつを使用した限定品。

 

そして次に、瑞穂酒造が蔵元の新しい息吹として挑戦したのが、なんと泡盛をベースにしたクラフトジン。

「泡盛は、海外でまだまだ知られていないお酒。もっとこの魅力を知ってほしい、海外でも勝負できる商品を造りたいという思いから、世界中で愛されているジンに挑戦してみようと。まずは、ジンの伝統や製造方法をしっかり学び、その上で『クラフトの意味』として、『瑞穂酒造だからできること』『沖縄だからできること』を考えました。最終的にたどり着いたのが、さくら酵母仕込みの泡盛を使ったジン。沖縄は日本で一番早く桜が咲く土地。そしてさくら酵母は、本部町の桜の花で研究を重ね、自社開発に成功した瑞穂酒造の誇りというべきもの。これなら、自信を持って世界へ発信できるクラフトジンになると確信しました」

 

 

ジンの製造は、ジュニパーベリーをはじめ、香味成分となるさまざまなボタニカル(植物)を原料とするのが特長です。このボタニカルには、県産のものをメインに使用。西表島「アララガマ農園」の希少なピーチパインをはじめ、シークヮサーリーフ、ヒハツモドキ、ジンジャー、紅茶、月桃リーフ、レモングラス、コリアンダーシード、ミントなど、「どこでどんなボタニカルが栽培されているか」を調べ、できるかぎり生産者のもとを訪ねて回り、ときには自ら採取するなど、厳選された全10種が使用されています。そして、これらのボタニカルを抽出・蒸留する工程にも、瑞穂酒造ならではのこだわりが。

 


画像提供/瑞穂酒造


「通常のジンは、すべてのボタニカルをまとめて抽出・蒸留するのですが、うちは一つひとつの素材が持つ香り、味を引き立たせるために、それぞれの相性を考えて5つのグループに分けて抽出・蒸留しています。そうしてできた5種類のジンの原酒をブレンドして、ようやく完成。ベースとなる泡盛の製造も含めると、全6回の蒸留を行うことになるので時間も手間もかかりますが、やはり目指すのは最高のクオリティ。開発スタートから2年、造り手の技術と研究、クラフトマンシップが実を結んだ自慢の一品です」

 


完成したクラフトジンは、「The Japanese Craft Gin MIZUHO 170th Ori-Gin」として限定発売。その後、さらにブラッシュアップを重ね、2018年10月、「ORI-GiN1848」として正式に発売となりました。商品名の「ORI-GiN」は、お酒の専門家として世界的に著名なフィリップ・ダフ氏がテイスティングした際、その味に感動して命名したもの。そこに瑞穂酒造の創業年である「1848」を組み合わせ、「ORI-GiN1848」と名づけられました。フィリップ氏が残したサインはパッケージデザインにも採用されています。古都首里から発信される唯一無二の「オリジナルなジン」、そして世界に誇れる「オリエンタルなジン」。そんな思いが込められた「ORI-GiN1848」は、先ごろの那覇市長賞で最優秀賞に輝きました。

 

 

「コンセプトは、一口で沖縄の魅力が伝わるようなクラフトジン。さくら酵母仕込みの泡盛と、南国の太陽を浴びて育ったボタニカルが織りなすトロピカルでリッチな風味は、ほかのジンにはないおいしさだと思います。まずはこのクラフトジンをきっかけに、みなさんが泡盛をもっと身近に感じていただけたら。そして、世界中で愛されるお酒になって、瑞穂酒造が海外に通用する酒蔵として認めてもらえたら嬉しいですね」

 

 

瑞穂酒造株式会社
住所/沖縄県那覇市首里末吉町4-5-16
電話/098-885-0121
営業時間/8:30~17:30
(蔵見学)
午前の部10:00~12:00
午後の部13:00~16:00
定休日/土・日・祝日
HP/https://www.mizuhoshuzo.co.jp/


沖縄CLIPフォトライター 岡部徳枝 

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Information

沖縄県那覇市首里末吉町4-5-16