毎日をもっと美味しく、もっとやさしく「DELICATESSEN TRUNQ（デリカテッセン トランク）」（那覇）

スーパーマーケットやスポーツジム、ホットヨガスタジオ、おもちゃ屋さん、ドラッグストア、飲食店などが集まる複合施設「あっぷるタウン」の1階に2020年12月にオープンした「DELICATESSEN TRUNQ（デリカテッセン トランク）」。



「毎日をもっと美味しく、もっとやさしく」をコンセプトに、パンやお惣菜、お弁当を販売しています。「毎日食べるものだからこそ、身体にやさしい食材を選ぶようにしています。野菜やフルーツはできるだけ無農薬のものを選び、化学調味料も極力使用しないように心がけています」と話すのは、料理長の竹村 友貴（たけむら ゆうき）さん。







糸満で栽培されたバジルを使った「海老・セミドライトマト ジェノベーゼ」、EM卵を使った「EMたまごとベーコンのPIZZA」「EMたまごのトリュフサンド」、スイーツ系では「宮古島ちゅら恋紅とリコッタチーズのブリオッシュ」など、沖縄県産食材を活かしたパンが常時15種類ほどベーカリーコーナーには並んでいます。



看板商品は、糸満産粗塩や高千穂産の有機バターを使った塩パン「SALT（ソルト）」。生地を長時間発酵させることで、きめ細やかでフワフワな食感を実現させました。中はしっとりふわっ、外はカリッ、サクサク。バターの芳醇な香りがたまりません。



毎日10時に焼き上がるバケット「AIR（エアー）」も人気です。



パリパリで香ばしいクラスト（バケットの皮）に対して、クラム（バケットの内部）はしっとりモチモチ。生地を一晩寝かせることで、このように仕上がるのだそうです。




冷蔵コーナーに並ぶのは、お惣菜とお弁当。「県産カジキフライ弁当」や「俺たちのハンバーグ弁当」などボリュームがしっかりとあるものから、「15種野菜の蒸し鶏サラダボウル」などのヘルシー志向をテーマとしたものまで揃い、幅広いニーズに対応しています。



特に女性から人気があるサラダボウルは、グリーンカール、サニーレタス、水菜、トレビス、にんじん、紫キャベツ、パプリカ、大麦、きのこ、小松菜、豆、低温調理で作るしっとりとしたチキンなど様々な具材が入り、一食で栄養が摂れてしまうところが魅力的。「食事で季節を楽しんでもらいたいので、旬の野菜を積極的に使っていきたいと思っています。そして、県産食材ももっと知ってもらいたいです。『こういう食べ方もあったんだ』と思ってもらえるような組み合わせだったり、調理法を提案していきたいです」と竹村さん。



ワインは、注目度が高まっているビオやナチュールといった自然派ワインを多く取り揃えています。



マネージャーの甲斐 陽一朗（かい よういちろう）さんは「外出自粛が続くこの時期にオープンしたのは『外食したいけど、今は我慢しないと』という声をよく耳にしていたからです。外食が恋しくなった時には、おうちの中でレストランの味を満喫してください」と話します。



今後はテイクアウトだけでなく、デリバリーサービスもはじめる予定とのこと。レストランという非日常を、毎日の食卓に取り入れられたら（しかもリーズナブルに）、今よりもっとおうち時間が楽しくなりそうですね。