しっとり、ふわふわ。姉妹で営むシフォンケーキ専門店「Airy」(名護市)
しっとり、ふわふわ。姉妹で営むシフォンケーキ専門店「Airy」(名護市)
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食べる
初回投稿日:2022.08.22
最終更新日:2024.08.29
最終更新日:2024.08.29
ふわふわとした軽い食感が魅力のシフォンケーキ。甘さ控えめでシンプルな味わいのシフォンケーキは日本で老若男女に愛されているお菓子ですが、実は発祥はアメリカ。chiffon(絹)のようにきめ細かく柔らかいことからこのように呼ばれるようになりました。
住宅街に佇む隠れ家的シフォンケーキ屋さん
沖縄でも何軒かシフォンケーキを味わうことのできるお店がありますが、今回ご紹介するのは、2021年6月に沖縄県本島北部の名護(なご)市にオープンした「Airy(エアリー)」です。
Airyは姉の喜屋武 優(きゃん ゆう)さんと妹の島袋 唯(しまぶくろ ゆい)さん姉妹で営むシフォンケーキ専門店。住宅街にひっそりと佇む隠れ家的なお店にも関わらず、毎日オープンと同時にお客さんが訪れ、次々にシフォンケーキを買い求めていきます。
店名の“え”はご縁、“あり”はありがとうの意味が込められているだけでなく「“エアー(空気)”のような食感を楽しんでほしい」という想いからこう名付けられました。
叔母のレシピを受け継いだ、しっとりふわふわのシフォンケーキ
シフォンケーキはプレーン、キャラメル、抹茶、ショコラ、アールグレイの5種類に加えて「気まぐれメニュー」が1種類。“運が良ければ”出会える気まぐれメニューは、県産のシークヮーサーやマンゴー、ホワイトチョコ、チョコチップ、ラズベリーなどを生地に混ぜ込んだものがあり、どれも人気です。
料理好きの叔母、玉城 味子(たましろ ちかこ)さんから受け継いだレシピで作るシフォンケーキは、驚くほど軽くてフワッフワ。空気をたっぷりと含んだ生地は、手で割るとシュワっと音がするほどしっとりみずみずしく、軽い口溶け。
「叔母の作るシフォンケーキが大好きで『たくさんの方に味わってもらいたい!』と思ったことがAiryをオープンするきっかけです」と優さん。
“シフォンケーキはメレンゲが命”と言われていますが「その日の気温や湿度、卵の状態によってメレンゲの立ち具合が変わるので、毎回微調整が必要です」と唯さん。材料がシンプルなだけに、ごまかしが利かないのだそうです。
その日仕込むのは、翌日に販売する分のみ。保存料や着色料などの添加物は一切加えていないため賞味期限は冷蔵庫で3日間(当日中に食べ切るのが理想です)。
人と人が繋がるお店
可愛い袋も1枚1枚手作りです
手土産や贈り物にも喜ばれるAiryのシフォンケーキは、ギフトとして贈られた側がお店の存在を知り、Airyを訪れ、リピーターになることも多いのだとか。「人と人がどんどん繋がっていくことは、私たちの目指しているところです」と優さん、唯さん。
まとめ買いをされる方も多く、売り切れ次第お店は閉店となりますので、どうぞお早めに。
Airy (エアリー)
- 住所 /
- 沖縄県名護市東江1-20-18-2
- 電話 /
- 0980-59-4193
- 営業時間 /
- 10:00〜17:00(平日)
11:00〜17:00(土日祝)
※売り切れ次第終了
- 定休日 /
- 水曜日(他臨時休業有り)
- Instagram /
- https://www.instagram.com/airy.okinawa/
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