伊江島のパワースポット、子宝の神が住む洞窟「ニャティヤ洞」

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初回投稿日:2014.04.05
 最終更新日:2024.04.23

伊江島のパワースポット、子宝の神が住む洞窟「ニャティヤ洞」

伊江島には不思議な言い伝えのある洞窟あります。

伊江島港より車で10分。

とても静かな場所「ニャティヤ洞」。

 

ニャティヤ洞

 

別名「千人洞」とも呼ばれ、戦時中多くの人がこの洞窟に収容され身を隠したそうです。

島の人にとってそこは古くからある聖域。

島の植物が守るかのように、周囲に生い茂っていました。

 

ニャティヤ洞

 

洞窟内のいたるところに拝所があり、

島の人々が度々訪れては拝み、祈りを捧げます。

 

ニャティヤ洞の中

 

中は海とつながっていて、しずかな洞窟内には波の音が木霊しています。

 

ニャティヤ洞のまわり

 

ひんやりとした空気、足元には真っ白な砂。

 

ニャティヤ洞 洞窟内

 

入口からこぼれてくる外光が洞窟内を静かに照らしてくれました。

 

外からは、想像できな程広い空間に、

ヒジル石とよばれる不思議な石ポツンと置かれていました。

 

ヒジル石

 

昔からの言い伝えでは、子宝に恵まれない女性が石を持ち上げると

願いが叶うといわれています。

ヒジル石を持ち上げた時、軽いと思えば女の子、

重いと思えば男の子を授かるのだとか。

 

ヒジル石

 

丁度僕が訪れた時に、若い二人の男女とすれ違いました。

仲良く手をつなぐ後ろ姿を横目に、

女の子だったのか、男の子だったのか結果を想像しながら

僕は、二人に気づかれぬ様ゆっくりと重たいヒジル石を持ち上げました。

 

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沖縄CLIP編集部

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