沖縄観光情報:“大宜味村の細かい手しごと”が一同に会する毎年恒例の工芸展『おおぎみの工芸展いぎみてぃぐま』

“大宜味村の細かい手しごと”が一同に会する毎年恒例の工芸展『おおぎみの工芸展 いぎみてぃぐま』

  • イベント
  • 19
  • Clip

post : 2014.04.24 18:00

長寿の村として知られる大宜味村ですが、

国の重要無形文化財として指定されている「喜如嘉の芭蕉布」を筆頭に、

陶芸や木工など手しごと工芸も、実に盛んです。

 

今や春の風物詩となった『おおぎみの工芸展 いぎみてぃぐま』は、今年で11回目の開催です。

沖縄の方言で「いぎみ」は大宜味村、「てぃぐま」は細かい手しごとを意味します。

“作る人と使う人がふれあいながら生活に彩りを与えてくれる手作りの品との出会いの場”

というコンセプトのもと、今年も4月11日〜13日の3日間、

大宜味村農村環境改善センターと大宜味村立芭蕉布会館にて開催されました。

 

 

作品の展示、即売も行われ、県内外から各種作家、バイヤー、各種NPO・NGO、

マスコミ関係、工芸ファンなど様々な肩書きの人が多く集い、

それぞれの面持ちで、作家と語ったり作品を吟味したりしていました。

 

メイン会場となった大宜味村農村環境改善センターの模様です。

 

 

こちらは毎年行われているテーマ展示。

今年は大宜味に古くから伝わる妖精「ぶながや」でした。

 

 

もう一方の会場となった大宜味村立芭蕉布会館。

 


 

参加工房は、芭蕉布・陶芸・木工芸・藍染・生花の5ジャンルで計21。

中でも、気になった作品と作家さんを数人ご紹介します。

 

「工房風苧」の平山ふさえさんは、芭蕉布に魅せられ、19年程前に東京から移住。

芭蕉布会館で10年程修行を積んだ後、独立。

糸芭蕉の栽培から機織りまで、ほとんど一人で手がけられています。

作品は、伝統的な技術に基づきながら、現代風なテイストをアレンジ。

多くの女性が足を止めて見入っていました。


 

栃木県の益子で15年程経験を積み、3年前に家族で移住して来た陶芸家、

「やきものいちば」の大石政延さん。「土の表情にこだわっている」という、

素朴な作品たちは見ていて、何ともホッとするものがありました。

 

 

そして、オリジナリティ溢れる作品群も豪放磊落な人柄も、

圧倒的な存在感を放っていたのが、大阪出身の陶芸家、「螢窯(じんじんよう)」の山上学さん。

ぜひとも「ギャラリーを見て欲しい」とのことで、大宜味村は田嘉里の「TATI」を訪問。

やんばるの大自然からモチーフを得たという、個性的な作品たちが、

インスタレーションのごとく配置。洗練の中に漂うどことないユーモラス感が印象的でした。

県内外の方に「ぜひとも大宜味村に足を運んで、

インスピレーションとエネルギーを感じて欲しい」と、満面の笑顔で語ってくれました。

 


 

2つの会場は最終日まで大賑わいを見せ、大盛況のうちに終了。

今から、来年の開催が楽しみです。


 

 

第11回 おおぎみの工芸展 いぎみてぃぐま

日程/4月11日(金)〜13日(日)

会場/大宜味村農村環境改善センター・大宜味村立芭蕉布会館

料金/無料

主催/おおぎみの工芸展「いぎみてぃぐま」実行委員会

http://www.vill.ogimi.okinawa.jp/docs/2014032500092/

 

沖縄CLIPフォトライター 小川 研(Qey Word)

 

まだまだ知られていないあなただけが知る沖縄の魅力を是非教えてください。沖縄の旅行情報のご投稿はこちらから。

Information

沖縄県国頭郡大宜味村喜如嘉320