沖縄観光情報:【連載】島の恵み、島の味その14マンゴー

【連載】島の恵み、島の味 その14 マンゴー

post : 2014.09.03 12:00

6月中頃から8月の終わり頃まで市場をにぎわす魅惑の果実「マンゴー」。
沖縄では明治時代に栽培がはじまり、アーウィン種のアップル、ケイト種のキーツの2種類のマンゴーがあります。夏の初めはアップルマンゴーが市場を賑わせ、夏の終わり頃、バトンを渡すように黄緑色の爽やかなキーツマンゴーが並びます。


こどもの頃、高級フルーツパーラーで、化粧箱に入れられ、貴族のような風格で飾られているマンゴーを見た記憶が今でも残っています。いったいどんな味なんだろう?好奇心つきないまま大人になり、ようやくマンゴーを味わいました。そして、、、虜になりました。

2014年はマンゴー豊作の年。市場で1個300円なんて破格なマンゴーを見かけました!まるでおみくじで大吉を引いた気分。

形は優れなくても、変わらぬジューシーで濃厚な味わい。切ったマンゴーを並べると家族みんなが無言で一心不乱に果肉をむさぼり、あっという間に無くなってしまいます。

そんな、高貴な雰囲気とやめられない味わいのマンゴーを使って、西原町にあるcafé ionca(カフェ イオンカ)を主宰する西島尚美さんにお願いして、ローケーキを作っていただきました。


ローケーキとは、砂糖、卵、乳製品を使わず、オーブンで焼かずに作るケーキのこと。卵や乳製品のアレルギーを持つ方にも安心して食べることが出来ます。作る工程もミキサーで混ぜて、型に流し込んで冷凍庫で冷やすだけという簡単なスイーツ。


土台となるクラスト生地は生アーモンド、ドライデーツ、ココナッツファイン、塩を撹拌したものを使います。


クリームは、カシューナッツ、マカダミアナッツ、水、メープルシロップ、ココナッツオイル、塩をミキサーで滑らかになるまで撹拌したものを型に流し込みます。季節に合わせて、旬の果物を飾り付けると、シンプルな土台なのでアレンジ自在。

薄くスライスしたマンゴーを花を咲かせるようなイメージで飾り付けます。


仕上げにビーポーレン(ミツバチの足についた花粉)を散らして出来上がり。そして冷凍庫で2~3時間凍らせてからいただきます。


イオンカの奇麗な水色のプレートにカットしたマンゴーのケーキをのせ、ササッと絵を描き始めた尚美さん。



美味しいだけではなく、マンゴーの素材を生かした美しさがギュッと濃縮。果物と尚美さんの描く美しいローケーキの世界を求めてcafeに訪れる人もたくさん。ひんやりとしたナッツの濃厚なクリームと、瑞々しいさわやかなマンゴーの甘みが口の中でゆっくりと時間をかけて広がっていきます。夏の新らしいスタイルの冷たいスイーツ、是非食べにいってみてくださいね。


<マンゴーのローケーキ(16cmタルト型1台分)>
【材料】
・クラスト(土台生地)
・生アーモンド 75g(8時間以上浸水させ、しっかり乾燥させる)
・ドライデーツ 50g
・ココナッツファイン 35g
・塩 ひとつまみ
クリーム
・カシューナッツ 90g(2時間以上浸水させる)
・マカダミアナッツ 10g(2時間以上浸水させる)
・水 80cc
・メープルシロップ 大さじ1
・ココナッツオイル 大さじ1/2
・塩ひとつまみ
・アップルマンゴー 1/2個
・ビーポーレン(飾り用少々・無くても可)

【つくり方】
1.クラストを作る。すべての材料をフードプロセッサーに入れて撹拌。
2.フードプロセッサーを止め、指でつまんで材料がお互いにくっつく程度か確認する。
 ※あまり撹拌しすぎるとべたつくので注意。
3.2の状態になったクラストをタルト型に押し付けるようにしてクラスト部分を作る。
4.クリームを作る。クリームのすべての材料をブレンダーに入れ、滑らかになるまで撹拌する。
5.3のクラスト生地に4のクリームを流し込む。
6.マンゴーを種にそって縦に半分に切り、うすくスライスする。
7.5にスライスしたマンゴーを外側から、花びらのようにクリームに挿していく。
8.冷凍庫で2~3時間凍らせ、仕上げにビーポレンを散らして完成。

夏の果物特集、次回最終回は、「ドラゴンフルーツ」
café ioncaのヴィヴィッドなドラゴンフルーツの世界をご紹介します。



レシピ提供:西島尚美




沖縄CLIPフォトライター monobox(河野哲昌、河野こずえ)

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