沖縄観光情報:島の恵み、島の味その15食べるサボテン!ドラゴンフルーツ

島の恵み、島の味 その15
食べるサボテン!ドラゴンフルーツ

post : 2014.09.17 12:00

何気ない路地裏を通っていると、

大きな真っ白い花の魔力に目を奪われてしまいました。


 

何の花だろうと、花をたどっていくと民家の塀にくねくねとのびているサボテン。

よ~く見ていると、真っ赤な果実。


 

「あ、ドラゴンフルーツだ!」

 

思わず誰もいない路地裏でつぶやいていました。

 

サンカクサボテンの果実、ドラゴンフルーツはメキシコや中南米が原産とされ、

沖縄や九州などで栽培が盛んです。


 

栄養価も高く、最近ではアサイーに次ぐスーパーフード

(カラダにいい栄養分が豊富で低カロリーな食品)として注目を浴びています。

切ってみると深紅、ピンク、白、など色もさまざま。

特に白いものの糖度が高いとされています。

 

うだるような暑さにくじけそうなとき、ドラゴンフルーツの控えめな甘さと、

程よい瑞々しさがエネルギーを補給してくれます。

冷やしてそのまま食べたり、ゼリーやジュース、スムージーなど使い勝手も豊富。

我が家の末っ娘がお気に入りのフルーツ。手や口を真っ赤にしながら、

昆虫のようにかぶりついています。


 

日本では果実として食されることがほとんどですが、

サボテンの葉肉や、つぼみもすべて食べられます。

 

最近の沖縄でも、市場に並んでいるのを見かけるのがドラゴンフルーツのつぼみ。

シンプルに炒めたり、さっと湯がいたり、天ぷらにしたり。

タケノコのような食感とアーティチョークのような味わいで、

オリーブオイルと塩がよく合います。


 

今回も、「マンゴー」に引き続き、ヴィヴィッドなドラゴンフルーツで作った、

cafe ioncaの西島尚美さんのローケーキ

(砂糖、卵、乳製品を不使用、焼かずに作るケーキのこと)を紹介します。


 

まずは土台づくり。ドラゴンフルーツの色が映えるように

「クラスト」(ケーキの土台生地)にローカカオパウダーを入れ、

少しダークな色合いに仕上げます。

 

クリームは、カシューナッツ、マカダミアナッツ、水、メープルシロップ、

ココナッツオイル、塩をミキサーで滑らかにしたもの。この濃厚な味わいがたまりません!

 

白いクリーム色にドラゴンフルーツのスライスをそのまま乗せると色がにじむので、

ディハイドレーター(食物乾燥機)で水分をとばします。

美しさを追求する、この一手間が素敵です。


 

カカオのダークブラウンと、深いヴィヴィッドなドラゴンフルーツの色合いに思わずため息。

ほろ苦いカカオに乾燥ドラゴンフルーツ、そして濃厚なクリームのコンビネーション。

色合いと味わいを楽しめるスイーツの完成です。

 

遊び心いっぱいの尚美さん。

作りながらもどんどんイメージが湧き出てくるのか、

 

「もう一つ作っちゃう?」

 

なんていいながら、スタンダードなクリームにドラゴンフルーツを混ぜて、

あっという間にピンクのクリームを作って器用に描いていきます。


 

可愛らしいピンクのマーブルと、ちりばめられたキューブ。


 

アーモンドの香りが効いたクラストに、

ジューシーでほのかな甘みのドラゴンフルーツと濃厚クリームが、

アイスクリームのようにひんやりと口の中に広がり、

ふわっと溶けていきます。

 

お食事もさることながら、まるで絵画を見ているような美しいケーキ。

 

是非一度café ioncaのローケーキを食べに

訪れてみてください。

 

ドラゴンフルーツのローケーキ(16cmタルト型1台分)

※ディハイドレーターで乾燥させないつくり方です。

 

 

【材料】

クラスト(土台生地)

・生アーモンド 75g(8時間以上浸水させ、しっかり乾燥させる)

・ドライデーツ 50g

・ココナッツファイン 35g

・ローカカオパウダー 大さじ2/3

・塩 ひとつまみ

 

クリーム

・カシューナッツ    90g(2時間以上浸水させる)

・マカダミアナッツ 10g(2時間以上浸水させる)

・水 40cc

・メープルシロップ 大さじ1

・ココナッツオイル 大さじ1/2

・塩        ひとつまみ

 

ドラゴンフルーツ(レッド/乾燥させたものがベター) 1/3個

 

【つくり方】

1.クラストを作る。すべての材料をフードプロセッサーに入れて撹拌。

2.フードプロセッサーを止め、指でつまんで材料がお互いにくっつく程度か確認する。

あまり撹拌しすぎるとべたつくので注意。

3.2の状態になったクラストをタルト型に押し付けるようにしてクラスト部分を作る。

4.クリームを作る。クリームのすべての材料をブレンダーに入れ、滑らかになるまで撹拌する。

5.3のクラスト生地に4のクリームを流し込む。

6.ドラゴンフルーツは薄く輪切りにする。(ディハイドレーターがない方は、そのままでOK)

7.5にスライスしたドラゴンフルーツを、花びらのようにクリームに乗せていく。

8.冷凍庫で2~3時間凍らせたら完成。

 

 

甘い物が苦手だった私も、南国に住むようになってから、

身体が欲する甘さを与えてくれる魅力的なフルーツの世界。

 

ふらりと、フルーツ探訪して

また、新しい発見をしたら

皆さんにお伝えしますね。

 

 

レシピ提供:西島尚美

 

 

沖縄CLIPフォトライター monobox(河野哲昌、河野こずえ)

 

まだまだ知られていないあなただけが知る沖縄の魅力を是非教えてください。沖縄の旅行情報のご投稿はこちらから。

Information

中頭郡西原町幸地208