1961年創業!宮古島を代表する老舗そば屋「丸吉食堂」

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初回投稿日:2014.10.05
 最終更新日:2024.03.27

1961年創業!宮古島を代表する老舗そば屋「丸吉食堂」

宮古島「イムギャーマリンガーデン」から北へ車で約4分、国道390号上にある「丸吉食堂(まるよししょくどう)」は、1961年開業、老舗中の老舗です。

オーナー親子三代に渡って引き継がれる独自の宮古そばは、50年かけて味を進化させつつファンを虜にしてきました。

丸吉食堂(まるよししょくどう)


特徴は何と言っても、ニンニクのパンチが効いたオリジナルのスープです。とんこつベースに、ソーキの出汁、鶏ガラ、そしてカツオなどをじっくり煮込みコクを醸成。さらに、隠し味としておろしニンニクをイン!

まろやかな口当たりに程よく溶け込むこってり感が、独自の奥深さを際立たせています。また、香り立つ風合いは、コーレーグースとの相性もバッチリ。飲めば飲むほど精力が湧き出るスタミナドリンクとさえ言えそうです。

270gとボリュームたっぷりの中太麺は、こちらも宮古島の老舗「古謝製麺所」製。宮古そば特有、ちぢれのないストレート麺はのどごしが良く、少し硬めのしこしこ食感がスープと絶妙に絡み、満腹感を満たしてくれます。

ちぢれのないストレート麺


人気No.1メニューは、特大ソーキ2つをド派手に乗せた「ソーキそば」(700円)。
野菜と一緒に2日間程じっくり丁寧に煮込んだ国産のソーキは、箸でほぐれるほどにトロトロ!

じんわり溶け込んだ旨味は、幾重にも重なる贅沢な味わいに仕上がっています。さらに、ニンジン、キャベツ、タマネギ、ニンニクの野菜炒めがバランスとなり、全体的なしつこさを感じさせません。

ソーキそば


そして、お楽しみはもう一つ。「ソーキそば」はもちろん、「てびちそば」(700円)、「三枚肉そば」(600円)、「宮古そば」(大500円・小370円 ※)と、麺メニューにもれなく付いてくる素朴な黒糖味の「アイスキャンディー」!

食後のお口直し&クールダウンには欠かせない最高のシメです。 ※「宮古そば」(小)は、子供のみアイスキャンディー付き

アイスキャンディー


現在は引退して、息子さんにお店を任せている。初代オーナーの砂川藤子(すながわふじこ)さん、近くの畑で元気に汗を流されていました。「気づいたら50年以上も経っていましたよ(笑)。

海で泳いだら、我が家のソーキで元気つけて下さいねー」

初代オーナーの砂川藤子


約30坪の店内は、40人程入れますが、シーズン中は、地元民・観光客問わず常に混み合い、軒先で並ぶこともザラですので覚悟しましょう。もちろん待った分だけおいしさも倍増するので、ご安心を(笑)

丸吉食堂の店内

表示料金は全て税込み。但し、今後お値段変更の可能性ありとのこと。早めのチェックをオススメします!

丸吉食堂の店内
 

丸吉食堂

住所 /
沖縄県宮古島市城辺砂川975−1
電話 /
0980-77-4211
営業 /
10時30分~14時00分
定休日 /
火曜日・金曜日
P /
あり
備考 /
※料金は2014年10月時点です。

沖縄CLIP編集部

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