沖縄観光情報:石垣島、八重山そばの人気店来夏世

石垣島、八重山そばの人気店 来夏世

post : 2014.11.16 12:00

 

石垣小学校のすぐ裏にあるそば屋さん、来夏世(くなつゆ)は、

地元の人たちも観光の人たちもたくさん訪れるお店。

 

お昼前からぞくぞくとお客さんがやってきます。


 

元の石垣市長の内原さん家族は、

スエおばあちゃんがつくるそばが大好きでした。

 

こんなにおいしいそばだから、たくさんの人に食べてもらいたい。

そんな家族のすすめで、お店を始めることになったといいます。


 

一般的な八重山そばの具は、

甘辛く煮た豚肉、八重山かまぼこ、島ネギ。

来夏世はこの定番そのままです。

 

じっくりと煮込んだ豚骨ベースで、かつおもきいた出汁。

麺は、石垣島の金城製麺所の丸麺をつかっています。

 

ひと口すすると、優しい味わいが広がり、

つるつるっと一気にたいらげてしまいます。

 

沖縄そばの調味料といえば、

泡盛に島唐辛子を漬けたコーレーグース。

 

そしてさらに、八重山そばに欠かせないのが、このぴーやし。

 

 

家の石垣につたって生える、独特な香りの島胡椒です。

その実を乾燥させ、粉末状にしたものを

島の人たちはしっかりかけて食します。

 

おもしろいのが、この呼び方。

ピーヤシは竹富島の方言で、

そのほかには、ピパーツ、ヒバーツ、ピパーチ、ピパーヅなどなどと呼ばれ、

その違いは、島レベルどころじゃなく人レベル。

 

人によって違いますが、みんな通じています。

一番多く聞くのはピパーツのような気がします。

 

そして、そばと一緒に食べる人が多い

炊き込みごはんの“ジューシー”。

 

 

具はしいたけやごぼうなど。

こちらも、ピパーツの葉を刻んだものが味のアクセントになっています。

いつもだいたい12時くらいには売り切れてしまうという人気ぶり。

 

来夏世のメニューは、八重山そばの大、中、小と

ジューシーと赤米のみ。

 

これしかないけれど、何度でも食べたくなってしまいます。

 

スエさんは開店から数年はお店に立っていましたが

今は90歳もすぎ、台所は内原藤緒さんへとバトンタッチ。

 

 

右から、内原さんと、スタッフのひとりの仲新城さん。

内原さんはずっとスエさんの味を守っています。


 

風が通り、夏でも心地いい店内。

上品な店構えだけど、木陰の外の席には

作業着姿のお兄さんたちがどかっと座っていたり。

 

島の人たちは、ふつうの八重山そばを注文するときは

「そば」とだけいいます。

 

「そばひとつください!」と地元の人に混じって

言ってみてくださいね。

 

 

八重山そば処 来夏世

住所/沖縄県石垣市石垣203

電話/0980-82-7646

営業/11:00~14:00

休/日曜

 

沖縄CLIPフォトライター 笹本真純 

 

沖縄CLIPでは、みなさんがおすすめする沖縄観光情報をお待ちしております。ご投稿はこちらから。

Information

石垣市石垣203