エメラルドブルーの海がすぐそこに!1日1組のかくれ宿「tinto*tinto」

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初回投稿日:2014.11.28
 最終更新日:2024.04.18

エメラルドブルーの海がすぐそこに!1日1組のかくれ宿「tinto*tinto」

風景

 

敷地内に入ってまず目を奪われるのは、

芝生の向こうに広がるエメラルドブルーの海。

夏でも人がごった返すことなく

のんびり過ごせるウッパマビーチはすぐそこに、

向こうに浮かぶは古宇利島。


 

ここは今帰仁村にある1日1組の宿、

「tinto*tinto(ティント・ティント)」。

名前は、天と空を意味します。


 

オーナーの江本祐介(えもとゆうすけ)さんが

奥さまと沖縄に移住したのは、なんと結婚式の4日後。

 

奥さまがオーストラリアに

ワーキングホリデーで滞在していこともあり、

結婚後は自然豊かなところに住んで

子育てをしたいねと、沖縄に来たのがはじまりです。

 

実は江本さんのご両親が以前から

tinto*tintoの隣にある宿「マチャン・マチャン」を経営。

その影響もあって、いつか自分たちも

旅にかかわる仕事ができたらと思っていたそう。

 

そんな折、マチャン・マチャンの

隣の土地を買えることになり、

予定よりずっと早く夢がかなうことに。

思い描いたこだわりの宿をオープンすることができました。


 

部屋は、セミダブルベッドが2つと

小上がりのある和洋室。


 

杉の風合いと琉球畳に囲まれた空間は、

くつろぎ度満点のモダンな雰囲気。

窓の外に視線を移すと、美しい海が広がります。


 

さらにこの宿で注目すべきは、

ファミリー向けのサービスがあること。

さっと湯を沸かせる電気ポットや電子レンジがあったり、

子ども用歯ブラシや踏み台を用意してくれたり。

 

靴を脱いであがるしつらえも畳間も、

室内とフラットにつながる板張りのテラスさえ、

小さな子供がいたらとても嬉しいつくりです。

 

これほど優しい目線で配慮されているのはどうして?

 

「宿をオープンさせた時に

ちょうど長男が1歳だったんですよ。

小さな子どもがいたから必要なものが見えてきた。

同じようなファミリー世帯にも

喜んでもらえる宿をつくりたくて」


 

もうひとつ。こちらの宿で人気なのが

県産食材で作られた朝食です(朝食つきプランのみ)。

ゴーヤ、もずく、島豚、ゆしどうふetc.

沖縄の味が少しずつ食べられるメニューが嬉しい。

器は沖縄に住む作家さんが作ったものです。


 

小さな子どもがいても、1組だけで食事できるので

他に気兼ねなくゆったり過ごせる。

これも、ファミリーには嬉しいところ。

カフェルームに並ぶ器や雑貨は、

気に入ったものがあれば買うことができます。


 

部屋から徒歩5分で行けるウッパマビーチは

白浜が広がる遠浅の海。

 

浜辺には宿と提携しているマリンショップがあり、

夏にはテントつきのテーブルを

無料で借りられるサービスも。

だから海水浴シーズンは早めに到着し、

ずっと海で遊んでいる宿泊客も多いのだとか。

 

 

どこまでも広がる空と、癒しの海と。

tinto*tintoのある場所は、

今帰仁村でも特に静かで自然を感じられる場所。

沖縄での時間を忘れられないものにしてくれる

のんびりとした空気に包まれています。

 

 

**おまけの話**

取材申し込み時、電話ごしの江本さんの対応に

すごくいい宿だろうなと感じていました。

お会いしてみて、どんぴしゃり!

明るく気さくで、さりげない気遣いにあふれていて。

リピーター率が高い人気宿のそのワケは、

江本さんの人柄にもあると思いました*

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沖縄のひとつ宿 tinto*tinto

住所 /
沖縄県今帰仁村字渡喜仁385‐1
TEL /
0980‐56‐5998
Webサイト /
http://tintotinto.com/
Facebook/http://www.facebook.com/tintotinto.okinawa
Twitter/http://twitter.com/tintotinto_

沖縄CLIP編集部

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