沖縄宜野湾市民の台所、ハッピーモア市場

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初回投稿日:2014.12.19
 最終更新日:2024.02.13

沖縄宜野湾市民の台所、ハッピーモア市場

「ハーイ!いらっしゃーい」と一歩入ると元気な声が迎えてくれます。ここは、宜野湾市(ぎのわんし)にある“ハッピーモア市場”。旬のお野菜が集まる、地元住民の台所です。


パパイヤ

ハッピーモア市場の魅力はなんといっても、近隣の農家さんが持ってくる採れたての新鮮なお野菜が買えること♡
なかには、 “青パパイヤ”や、百薬と言われている“おかわかめ”など、県外ではあまり見かけない、珍しい野菜や薬草も並んでいます。また、冬の時期はセロリやトマト、ズッキーニなどいわゆる夏野菜が沖縄では旬で、品揃えが豊富な季節です。




ハッピーモア市場には、およそ500件の契約農家さんがいます。もともと、小さな農家の応援隊として始まったハッピーモア市場。農家さんは、本格的に農業をしている人から、小さく農業をしているおじいさんまでさまざま。

「近隣のおじいちゃんやおばあちゃん達が、孫のためにと作っている野菜をおすそ分け気分で良いから、販売して欲しいと、お願いするところからハッピーモア市場は始まったんです。おじいちゃんやおばあちゃんは孫が食べるものだからって、農薬や化学肥料を使っていないんですよね」と教えてくれたのは、店長の大湾(おおわん)さん。




値札には、色ペンでちょこんと印が付けてあります。それは、野菜の育て方を表すもの。農薬と化学肥料不使用のものには赤が、減農薬のものには緑色が記されているんですよ。




左:ドラゴンスムージー、右:ハッピースムージー

そんな農家さんが丹誠を込めて育てた旬の野菜やフルーツに、ハッピーモア市場の自家菜園で採った薬草と、自家製酵素が入っているのが、このスムージーです。昔から沖縄では“薬草”身近な存在で、普段の食事に溶け込んでいたそうです。ハッピーモアでは、若い人たちにも“薬草”をもっと身近に感じて味わってほしいと、薬草を使った料理やスムージを作っています。とっても飲みやすいスムージーは、子どもにも大人気!また、“スペシャル薬草スムージー”という、自家製薬草酵素に、アマランサスやインドハンダマなど数種類の野草が入った、上級者向けのスムージもありました!




さらに、ハッピーモア市場では、食事をすることもできるんです。写真の、グリーンカレーには鶏そぼろに、旬の県産セロリがごろっと入っていました。ココナッツミルクの甘みのなかに、ぴりりとした辛さがたまりません。ほかにも、30種類の野菜やフルーツの入った定番の“ハッピーカレー”や、季節限定のものなど、数種類のカレーがありました。




そして、全国送料一律でお野菜やフルーツを送れるので、お土産やご自宅用に送るのも良いのでは。調理法が分からないお野菜があったら、スタッフさんに、ぜひ食べ方や調理法を聞いてみてください。沖縄ならではの食べ方や調理法を教えてくれます♪ 訪れる観光客が少ない、穴場スポットのハッピーモア市場。ここに流れる空気はまさに、うちなーたいむ。ゆったりとしていて、賑やか。そんな日常の沖縄を味わえます。

 

ハッピーモア市場 トロピカル店

住所 /
沖縄県宜野湾市大山7丁目1350−81
電話 /
098-988-9785
営業時間 /
10:00~18:00
Webサイト /
https://happymore.jp/
BLOG /
http://happymore.ti-da.net
Facebook /
https://www.facebook.com/happymoreichiba/

沖縄CLIP編集部

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