沖縄観光情報:太陽が生まれ変わる日=わかてだ(若太陽)を見る集い

太陽が生まれ変わる日=わかてだ(若太陽)を見る集い

post : 2014.12.27 12:00

この記事は、2014年に開催された「わかてだを見る集い」のイベントレポートです。今年は、2015年12月20日(日)に開催されます。詳しくは、主催者のWebサイト等をご確認ください。

 

 

沖縄県中部の中城村(なかぐすくそん)と北中城村をまたがる世界遺産・中城城跡。

中城城跡で冬至の頃に開催されているイベントが『わかてだを見る集い』。

 

沖縄で「わかてだ」とは、「若太陽」と表現され、

昔から冬至の日は、太陽が生まれ変わる日といわれます。


 

「わかてだ(若太陽)」の新しい日の出を、世界遺産・中城城跡で迎えよう

と両村共催で毎年行われていて、今回で第17回目。

 

日の出を待つ間、地元エイサー団体の演舞をはじめ、

郷土芸能関係者や中城城跡のガイドの皆さんによるステージなどが行われ、

皆でそのときを待ちながら過ごします。


 

今年の冬至といえば、19年に1度の朔旦冬至(さくたんとうじ)という特別なとき。

 

『第17回目わかてだを見る集い』は12月21日(日)に行われましたが、

冬至の前夜、沖縄の言葉でトゥシヌユルーともいえましょう。

 

またこの日は大安でもあり、いくつものタイミングが重なっていて、

なんという縁起の良い日なのでしょう。


 

この後ろ姿は、護佐丸(ごさまる)。中城グスクの城主です。

 

護佐丸をはじめ、両村の人々とそのときをマチカンティー(おまちかね)

していると、ついに、新しい太陽が昇ってきました!

 

 

若太陽が見えてきた瞬間、会場から歓声があがり、

「今年も1年無事に過ごせました。またこれからも、平和なときを過ごせますように」。

まるで祈りのような唱えが、すぐ隣りにいらしたかたから聞こえてきました。


 

若太陽に照らされて、グスク全体が

神々しいほどのエネルギーに満ちていました。


 

今年の「わかてだを迎える儀式」として目玉となった、

創作劇『結婚誓いの儀』が、日の出あとに行われました。

昔ながらの沖縄のニービチ(結婚)をテーマにしたお目出たい演目です。


 

じつは主人公となったのは、本当にこれからご結婚するという

地元の若者たち。

 

新郎の粟国誠さんは、北中城村出身。

「この機会にグスクで祝福してもらったことは、

一生の宝だと思います」。

 

新婦の優衣(ゆい)さんは、中城村出身で、 

「最高に嬉しいです!」とのこと。

 

幸せのおすそわけを頂いたような、

心がほっこりするようなひとときでした。

 

また会場では、トゥンジージューシー(冬至に頂く炊き込みご飯)の

おにぎりやみかんが配られ、さんぴん茶やコーヒーもふるまわれました。

 

とても心温まるイベントで、

また来年も参加してみたいなと思いました。

 

わかてだを見る集い

場所/中城城跡

住所/沖縄県北中城村大城503

開催日/冬至に近い日曜日

時間/6:30〜9:00

 

 

■ 編集部追記

2015年のわかてだを見る集いは、以下の日程で開催されます。

開催日/2015年12月20日(日)

場所/中城城跡

住所/沖縄県北中城村大城503

Webサイト/ http://www.nakagusuku-jo.jp/3405.html

 

沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシ(KUWA)

 

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Information

北中城村大城503