築50年…古民家風宿の先駆け「ごーやー荘」

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初回投稿日:2015.01.23
 最終更新日:2024.04.11

築50年…古民家風宿の先駆け「ごーやー荘」

賑やかなコザの街から数分歩くと、昔ながらの瓦屋根や自家農園などが主役の、のどかな下町が広がります。


 

築およそ50年、古民家風民宿ゲストハウス「ごーやー荘」も、この懐かしい情景にひっそりと溶け込んでいます。


 

一歩足を踏み入れると、素朴に広がる安らぎの空間…。

木の温もりと畳の涼しさが心地良い客間で、ぼーっとしていると、古き良き昭和の沖縄空間にタイムスリップしたかのような、そんな気になります。


 

敷地はおよそ60㎡。25㎡の建屋は、畳敷き3部屋+板敷き(二段ベッド)2部屋+キッチンで構成。

定員は1〜13名、グループでの貸し切りもOKです。

エントランスには、さながら屋台のようなカウンターが設置され、泡盛片手にゆんたくも楽しめます。ちょっとしたステージも設けられ、オーナーの三線ライブが披露されることも♪


 

自炊が基本ですが、オーナー手作りの名物「ちんびん」はなんと無料! 

朝食や午後のおやつにもぴったりで、県外・国外からの旅人達から、こよなく愛されています。

また、その場で簡単に作れる「農連市場の沖縄そば」(100円)も好評です。


 

沖縄市にて観光ガイドも務める、長崎県出身のオーナー野下秀広(のしたひでひろ)“通称ヒデ”さんが、東京で脱サラ。

縁あって、ご婦人の地元・沖縄に移り住み、ごーやー荘を始めたのが2003年でした。

「最初はもちろんすべて手探り。うまく行かないこともあり、何度も宿を畳もうと思いました」と、苦労もあったそう。

「沖縄は“青い海”だけではありません。特にここ沖縄市は、リアルな市井の生活がまだ残っています。徒歩圏内には、人情味あふれる商店街『銀天街』や、県内最後とも言われる、ゆーふるやー(銭湯)の『中乃湯』などもあり、“本当の沖縄”を感じて欲しいですね」。


 

リゾートのOKINAWAも良いですが、時にはノスタルジックな沖縄に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

きっとまだ見ぬ魅力と出逢えるはずですよ。


ごーやー荘

住所 /
沖縄県沖縄市胡屋1-5-32
電話 /
050-1205-2758(受付:9:00~12:00・16:00~20:00)
料金 /
大人1名1泊(オフシーズン)平日2,000円〜
チェックアウト /
イン16:00~20:00・アウト11:00
HP /
http://goyahso-okinawa.com

沖縄CLIP編集部

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