絶景の海中道路を渡り、うるま市の4つの離島へ遊びに行こう!

Reading Material

おすすめ

初回投稿日:2023.03.04
 最終更新日:2024.02.28

絶景の海中道路を渡り、うるま市の4つの離島へ遊びに行こう!

沖縄本島の中部にあるうるま市でおすすめなのが、海中道路を渡っていける4つの離島。レンタカーでもアクセスしやすいのはもちろん、離島ならではの絶景や独特の文化に触れることができます。海中道路の先にある、平安座島(へんざじま)、浜比嘉島(はまひがじま)、宮城島(みやぎじま)、伊計島(いけいじま)の4つの島の魅力をご紹介します。穴場の絶景パワースポットや透明度抜群のビーチもありますよ!

1.絶景の海中道路をドライブして4つの離島へ

 

「果報バンタ(かふうばんた)」

うるま市のドライブスポット「海中道路」。与勝半島と平安座島を結ぶ全長4.75㎞の道路で、海の上に橋が伸びています。道の両脇には美しいエメラルドグリーンに輝く、美しい海が広がります。車で走り抜けると気分爽快!地元民にも人気のドライブコースです。

「海中道路」

海の駅「あやはし館」

「海中道路」の途中には、ドライブやサイクリングの休憩所として利用できる海の駅「あやはし館」があり、買い物や食事を楽しむことができます。歩道橋の上から海中道路やこれから向かう島の景観を眺めたり、ビーチへ降りることもできます。東海岸の美しい海を楽しめる絶好のポイントです。

関連する記事

海中道路(かいちゅうどうろ)

住所 /
沖縄県うるま市与那城屋平

2.離島1 魚のおみこしを担ぐ伝統行事「浜下り」が行われる平安座島

 

うるま市の「平安座島(へんざじま)」では、魚のおみこしを担ぎ浜下りをする

旧暦の3月3日(4月はじめ頃)、浜で女の子の身を清め健康祈願をする「浜下り(はまうり)」が沖縄の各地域で行われています。重箱にごちそうを詰め込んで、浜辺に集まってみんなでお重を食べる風習ですが、うるま市の「平安座島(へんざじま)」では、魚のおみこしを担ぎ浜下りをする独自の風習があります。

うるま市の「平安座島(へんざじま)」では、魚のおみこしを担ぎ浜下りをする

かつて海人(ウミンチュ:漁師)の多かった「平安座島(へんざじま)」では、健康祈願だけでなく、航海安全祈願、五穀豊穣祈願の行事を行います。女性が代表して魚を銛(もり)で突き、
ノロ(神事を司る女性)へ献上する儀式が行われ、その後仮装行列が島を練り歩く「ナンザモーイ」が始まります。うるま市4島への旅行を計画するなら、ぜひこの日に合わせて、島ならではの文化に触れてみてはいかがでしょう。

関連する記事

平安座島

住所 /
〒904-2426 沖縄県うるま市与那城平安座

3.離島2 浜比嘉島のパワースポット「シルミチュー霊場」

 

シルミチュー霊場

沖縄には「神の島」と呼ばれる島がいくつか存在しますが、うるま市の「浜比嘉島(はまひがじま)」もその一つ。沖縄の原風景が残る島内には30を超える拝所があります。中でも外せないのが「シルミチュー霊場」。108段の石段を上ると、そこには琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)の神、アマミチュー・シルミチューの居住跡の洞窟があります。男女二神がここで子供を授かったという伝説があり、子宝祈願で有名なパワースポットです。二神のお墓と言われるアマミチューも併せて訪れてみましょう。

関連する記事

シルミチュー霊場

住所 /
沖縄県うるま市勝連比嘉1606−3近辺

4.離島2 赤瓦の古民家で沖縄の家庭の味を!浜比嘉島「てぃーらぶい」

 

古民家の建物を利用した食堂「てぃーらぶい」

「浜比嘉島」には、赤瓦の古民家が多く残されている集落があり、古民家の建物を利用した食堂「てぃーらぶい」が人気です。昔ながらの家屋に足を踏み入れれば、時が止まったような佇まいで、昔の田舎に帰郷したようなタイムスリップ感が味わえます。

「浜のてぃーらぶい定食」

「てぃーらぶい」の看板メニューは「浜のてぃーらぶい定食」。島の料理コンテストで1位を獲得した「季節野菜とスーチカー(豚バラ肉の塩漬け)のあんだんす(油みそ)炒め」。季節によって内容が変わるランチメニュー「てぃーらぶい 汁膳」も人気。これぞシマ(地元)の家庭の味が楽しめます。

関連する記事

浜比嘉島

住所 /
沖縄県うるま市

5.離島3 宮城島の製塩工場併設レストラン「ぬちまーすカフェたかはなり」

 

ミネラル豊富な塩「ぬちまーす」

沖縄の海水から作られるミネラル豊富な塩「ぬちまーす」は、健康によい塩として沖縄県内外で人気。そんなぬちまーすの工場があるのが、平安座島の先にある「宮城島(みやぎじま)」です。製塩工場「ぬちうなー」では、塩の工場見学を楽しむことができるだけでなく、併設されたレストランで、おいしい食事が味わえます。

「ぬちまーす御膳」

「ぬちまーす御膳」は、旬の沖縄県産野菜をふんだんに使った人気メニュー。デザートには、さっぱりしたおいしさの塩アイスも味わえます。

関連する記事

ぬちまーすカフェたかはなり

住所 /
沖縄県うるま市与那城宮城2768
TEL /
098-983-1140
Webサイト /
http://www.nutima-su.jp

6.離島3 宮城島の絶景パワースポット「果報バンタ」

 

「果報バンタ(かふうばんた)」

ぬちうなーの敷地内には、「果報バンタ(かふうばんた)」という穴場の絶景スポットがありますので、ぜひ寄ってみましょう。「果報(かふう)」とは沖縄の方言で「幸せ」、バンタは「崖、岬」、つまり「果報バンタ」は「幸せ岬」という意味。

視界の前に広がるエメラルドグリーンの海

視界の前に広がるエメラルドグリーンの海も美しく、沖縄本島でここまで見事な珊瑚礁をのぞめる場所はないのではと思うほど、眼下に美しいリーフが広がっています。近くには「龍神風道」という御嶽もあります。心と体の健康、子宝に恵まれたい方におすすめのパワースポットです。

関連する記事

果報バンタ

住所 /
〒904-2423 沖縄県うるま市与那城宮城2768
TEL /
098-923-0390
Webサイト /
https://www.nuchima-su.co.jp/

7.離島4 伊計大橋を渡って伊計島洞門をくぐり、4つ目の伊計島へ

 

伊計(いけい)大橋からの眺め

宮城島を離れ車を進めると見えてくるのが、1982年に完成した伊計(いけい)大橋。橋が完成するまでは屋慶名(やけな)港から片道2時間かけて船で渡るしかなく、それだけに4島の中ではもっとも離島感が濃い島といえます。橋の上からは、緑豊かな宮城島や、海面から隆起した琉球石灰岩、どこまでも果てしない青い海、静かに白い波の線を描きながら往来する漁船などが見られます。

島の入り口「伊計島洞門」

伊計大橋を渡ると4つ目の島の入り口「伊計島洞門」が姿を現します。無機質な打ち放しコンクリートの柱の間から、チラリと見え隠れする伊計島の青い海にワクワク。トンネルを抜けるとあるのが、白い砂浜、珊瑚、透き通る真っ青な海を存分に楽しめる「伊計ビーチ」です。

関連する記事

伊計島

住所 /
〒904-2421 沖縄県うるま市与那城伊計

8.離島4 透明度が抜群!伊計島で人気の「伊計ビーチ」

 

伊計ビーチ

最後にご紹介するのは、宮城島の先にある「伊計島(いけいじま)」です。この島でおすすめなのが、ここ「伊計ビーチ」です。伊計ビーチは、海の透明度が抜群。設備も充実していて、バナナボートやフライボート等さまざまなマリンスポーツを楽しめます。事前に予約をしておけば、バーベキューも味わえます。手ぶらで行っても満喫できるビーチです。

海岸沿いの奇岩絶壁

伊計ビーチは、海岸沿いの奇岩絶壁も特徴的。うるま市の4つの離島ドライブの最後は、「伊計ビーチ」で思いっきりマリンアクティビティーを楽しんでください。

関連する記事

伊計ビーチ(イケイビーチ)

住所 /
沖縄県うるま市与那城伊計405
TEL /
098-977-8464
Webサイト /
http://www.ikei-beach.com
うるま市にある、車で行ける4つの離島(平安座島・浜比嘉島・宮城島・伊計島)をご紹介しました。食べて、遊べるスポットが満載なので1日で巡るのは大変かもしれません。4つの離島の中には、素敵な宿もあるので、宿泊してじっくり楽しむのもおすすめですよ。沖縄の魅力が凝縮されたといっても過言ではないうるま市にある4つの離島で、素敵な沖縄旅行をお楽しみください。

※それぞれのスポットの情報は取材当時のものです。
 最新の情報につきましては、公式サイト等でご確認ください。

沖縄CLIP編集部

同じカテゴリーの記事