宮古島『スナヤマカフェ』で内から外から癒されて

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初回投稿日:2015.04.20
 最終更新日:2024.03.27

宮古島『スナヤマカフェ』で内から外から癒されて

宮古島で1・2位を争う人気の浜辺「砂山ビーチ」の途上、こじゃれた建物が目に入ります。

外観
 
2009年オープンの『スナヤマカフェ』は、「出来る限り手作り」をモットーとしたシンプルな空間で、海遊びと日焼けに疲れた心身を、内から外から癒してくれます。

 
アースカラーで包まれたトーンに、北欧風インテリアが馴染む店内。雑貨や観葉植物たちといった、さりげない装飾たちが、温かみを感じさせます。座席も必要最低限数で、一席一席の間が広く取られるなど、全体に広々としたスペースも居心地良し。また、風の気持ち良い日には、ウッドデッキで、木漏れ日に包まれたコーヒーブレイクも素敵です。

 
お食事の一番人気は、「宮古牛タコライス 温玉のせ <スープ付>」(850円税込)。主役は、地元でもあまりお目にかかれない、ちょっと珍しい“宮古牛”のミンチ。半熟卵とともに、口中で広がる旨味が自慢です。トマト、レタス、水菜など、たっぷり野菜はシャキシャキ新鮮。もちろん可能な限り地産地消にこだわっています。チーズに絡む、ちょい辛チリパウダーがアクセントとなった味付けもしっかりで、多めのご飯とともに、要スタミナ!な夏に最適のランチです。

 
もちろん、食後はデザートをチェックです。イチオシは、まろやかな卵風味が活きる「焼き立てワッフル!」(650円税込。食事またはドリンクをオーダーした場合は500円税込)。熱々のふんわり食感は、自家製バニラアイスとの相性もばっちりで、しつこさを感じさせません。また、夏には宮古島産黒あずきを使った「宮古ぜんざい」(500円税込)も定番です。

 
そしてもう一つ見逃せないのが、「黒糖カプチーノ」(写真左/450円税込)などのコーヒーです。沖縄本島の『沖縄セラードコーヒー』から取り寄せた、スペシャリティコーヒーは、本格的な味わいが光ります。宮古島産の黒糖シロップがさらに、そのポテンシャルを引き立て、コクに一層の深みをもたらしています。このレベルのコーヒーは、宮古島ではそうはお目にかかれないと言っても過言ではないでしょう。この一杯だけでも立ち寄る価値は大です。

 
「自分のお店を、自分で作りたい」。沖縄本島から移住し、夢を実現させたオーナーの柿沼(かきぬま)夫妻。仲睦まじいお二方とも充実した表情が印象的でした。

 

スナヤマカフェ

住所 /
沖縄県宮古島市平良字荷川取655-2(ひらら にかどり)
電話 /
0980-79-0550
営業時間 /
11:30~18:00
定休日 /
火曜日
サイト /
https://www.facebook.com/sunayamacafe/

沖縄CLIP編集部

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