
旅行の初日や最終日、空港近くでの観光スポットを探している方も多いのではないでしょうか。朝一でも楽しめる漁港や、旅の疲れを癒せる温泉まで、1時間以内に空港にアクセスできる、沖縄本島南部の観光スポットをご紹介します!
① 海人の町、糸満にある「糸満漁港」
食用のイカとしては世界最大級で知られるセーイカ(ソデイカ)、糸満市の糸満漁港はセーイカの漁獲量が日本一! 朝6時半ごろ港に着けば、ウミンチュ(海人)の活気の良い競りが見られます。また、運が良ければウミンチュの奥さんがセーイカをさばくところや、希少部位が食べられるチャンスも。競りは基本的に月〜土まで行われているので、最終日の朝は早起きして競りに出かけてみてはいかがでしょうか?

糸満市は、セーイカの漁獲量日本一!セーイカは、体重は20kgに達するものもあるそうです。

セーイカの口は、市場にほとんど出回らない希少な部位。糸満漁港でなら手に入りますよ♪
<糸満漁港 糸満漁業協同組合の詳細情報>
住所/沖縄県糸満市西崎1丁目4-11(財団法人沖縄県水産公社)
電話/098-992-0902(販売課)
② ニライカナイ橋で絶景ドライブ!
南城市・知念にある「ニライカナイ橋」は、南部の人気ドライブスポットです。橋から見渡す青い空と青い海、南城市の緑豊かな景色は圧巻です。ここは南部の観光スポットに向かう通り道としてもオススメです。
< ニライカナイ橋の詳細情報>
③ 沖縄南部の絶景スポット!知念岬公園
南城市にある知念岬公園は、高台に位置し、太平洋が眼下に広がる最高なロケーションです。「神の島」とも呼ばれる久高島を一望でき、朝は日の出のスポット、夜には満天の星空に包まれるスポットになります。斎場御嶽からも近いので、一緒に観光するのがオススメです。

< 知念岬公園の詳細情報>
住所/沖縄県南城市知念村字久手堅523
④ 自然の神秘を感じる「ガンガラーの谷」
南城市・玉城にある“ガンガラーの谷”は、数十万年前まで鍾乳洞だった場所が崩れてできた、緑豊かな観光スポットです。専門ガイドと行く約90分の谷ツアーでは、ガイドさんから谷の歴史や、生息する植物・生物の名前などを聞くことができます。時を超えた自然の奥ゆかしさと壮大な景色をぜひ体験してみてください。

精霊「キジムナー」が宿ると、言い伝えのあるガジュマルの木。自然のパワーを感じます。

<ガンガラーの谷の詳細情報>
住所/沖縄県南城市玉城字前川202
電話/098-948-4192
⑤奥武島の沖縄天ぷら(おうじま)
沖縄のおやつといえば天ぷら、そのてんぷらを南部で楽しむなら“奥武島(おうじま)”がオススメです。5分で一周出来てしまう程小さな島・奥武島には、天ぷらを食べに地元の人をはじめ、多くの人が訪れます。値段も1つ65円からとリーズナブルです。オススメは島の名産“もずくてんぷら”です。南部を周る時のおやつには、奥武島の天ぷらはいかがでしょうか?

沖縄の天ぷらは、衣が分厚いのが特徴。おやつ感覚でいただきます。
夏になると、奥武島の特産品の「トビイカ」が青空の下で干されているのを観ることもできますよ。
⑥くぅーすの杜 忠孝蔵
「くぅーすの杜 忠孝蔵」は、那覇空港から最も近い泡盛の酒蔵「忠孝酒造」が見学できる施設です。手造り泡盛工場、 酒蔵アートギャラリー、忠孝オリジナルショップなどがあります。泡盛だけではなく黒こうじで造ったの成るコールの甘酒やもろみ酢などの試飲も可能なので、ドライバーでも楽しめます。

泡盛工場見学では、泡盛の歴史や知識を学ぶことができます。
購入した泡盛を地下蔵で預かってくれるサービスもあるそうです。プレゼントとしてもおすすめです。
<くぅーすの杜 忠孝蔵(ちゅうこうぐら)の詳細情報>
住所/沖縄県豊見城市名嘉地132
電話/098-850-1257
⑦ 瀬長島ホテル
フライトまでの数時間、ゆったりと過ごしたいならオススメの温泉があります。空港から車で約15分の場所にある「瀬長島ホテル」の“琉球温泉”です。地下1,000mから湧き出る天然温泉を使用した「龍神の湯」は、地元の人も利用しに来る人気スポット。また、温泉から見える景色は、青い空と海だけでなく、遠くには慶良間諸島を見ることができます。夕方以降は、静かな時間の中で沈む夕日と那覇空港を離発着する飛行機も見られる最高のロケーションです。
旅の疲れを癒してくれる温泉はいかがですか?
<琉球温泉 瀬長島ホテルの詳細情報>
住所/沖縄県豊見城市字瀬長174-5
電話/098-851-7077
早起きして漁港、ガンガラーの谷ツアーで体を動かし、南部一のドライブスポットを通り、奥武島でおやつ食べ、最後に旅の疲れを癒す。半日でもたっぷりと沖縄を楽しむことができます。南部には他にも見どころがありますので、旅の最終日は本島南部で過ごしてみてはいかがでしょうか?
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沖縄CLIP編集部