沖縄の旧盆エイサー
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post : 2015.08.29 00:00
この記事は、2015年に開催された「旧盆」のレポート記事です。2018年の旧盆は8月23日(木)~8月25日(土)です。詳しくは、記事の最後でご紹介しています。

沖縄は旧盆でした! そして旧盆といえば、エイサーですよね! 今では、旧盆の時期以外でも、イベントや結婚式や運動会でもみられるポピュラーな伝統芸能となっていますが、元々は念仏踊りなので、旧盆の季節に地域の青年会が躍るエイサーが、やっぱり一番ではないでしょうか!

旧盆のエイサーは、旧暦の7月13日のウンケー(迎え盆)からはじまり、14日のナカビ(中日)、15日のウークイ(送り盆)の3日間(2015年は新暦で8月26日~28日まで)。エイサーは、沖縄本島でも地域によっては3日間通して行われるところもあれば、ウークイの日のみに行われる地域もあったりと様々ですが、この旧盆に向けて1ヶ月以上前から毎晩のように練習を積み重ねてきた青年会のニーセーター(青年達)の熱い演舞が披露されます。

先祖をグソー(あの世)からお迎えしたり、お送りしたりするため、夜間に行われることが一般的です。夜な夜なエイサー隊が集落の家々を道ジュネー(練り歩き)する光景は、まさに沖縄の旧盆の風物詩。厳かでありながら、若いエネルギーに満ちあふれた演舞がみられます。ときどき、集落の端と端でほかの地域の青年会の道ジュネーと鉢合わせになると、エイサー・オーラセー(エイサー合戦)になることもありますが、とても見応えがありますよ!

この写真は、本島南部の糸満市喜屋武(きゃん)青年会のエイサーです。喜屋武は、初日のウンケーとナカビに、喜屋武ヘーランメー(農協前広場)で20時30分からエイサーが行われます。演舞される場所と時間帯が毎年はっきりしているので、集落内をうろうろ探しまわる必要がないので、この時期にエイサーを確実にみたいかたにはお薦めです。もちろん演舞も最高ですよ! うるま市の屋慶名青年会から受け継いだ伝統のエイサーをさらに独自に進化させたスタイルで、隊列の変化など見応えがあります。那覇空港から糸満市喜屋武まで車で約40分です。エイサーをみるなら、ぜひ、旧盆の季節に!

そして、旧盆後の週末(や翌週末)には、大型のエイサーイベントも目白押しです! エイサーの本場・沖縄へ、ぜひ来ませんか!
☆今後のエイサースケジュール(2018年版):
・第24回高志保大通りエイサー天国(読谷村)
2018年8月26日(日)
・第63回沖縄全島エイサーまつり
2018年8月31日(金)~9月2日(日)
・第13回うるま市エイサーまつり
2018年9月7日(金)~9日(日)
・第29回名護市青年エイサー祭り
2018年9月23日(日)
☆2018年の旧盆カレンダー:
・旧暦7月13日ウンケー→新暦8月23日(木)
・旧暦7月14日ナカビ→新暦8月24日(金)
・旧暦7月15日ウークイ→新暦8月25日(土)
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