文化の秋!本格的に"沖縄の文化"を学べる、おすすめ体験プラン3選
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post : 2015.10.16 12:00
沖縄の10月の平均気温は、25.2℃。まだまだ半袖で過ごす十分な季節ですが、朝夕の時間帯は肌寒くなってきました。そんな秋模様の季節だから、文化的なことも体験したくなってきますよね。サンゴ染め、琉球ガラスと芸術にふれながらも、沖縄の先人たちが航海に使っていた、帆かけサバニでアクティブに体験!今回は、沖縄ならではの文化的な体験ができる、施設を3つご紹介します。
①「首里琉染」で色鮮やかなサンゴ染め体験
首里琉染は、昔ながらの色や発色にこだわり、天然素材で染めた「紅型(びんがた)」と「サンゴ染め」の雑貨や着物、帯などの販売を行っています。また、その技術や染物の良さを知ってもらおうと、体験染めも実施しています。
琉染のオリジナルの「サンゴ染め体験」は、化石になったサンゴの断面を使って染める手法です。

使用する色は4色ですが、「たんぽ」で上から色を重ねることで、16色までバリエーションが広がります。いくつもの色が重なっていき、美しい仕上がりになる経過を楽しむのも、この「サンゴ染め」の面白さ。作り手の個性にゆだね、だれひとり同じ仕上がりにはなりません。
3階は染色工房となっており、職人さんの作業風景を見ることができます。入口正面に飾られる、琉球王国時代の王様のかご(レプリカ)も必見です!
首里琉染(しゅりりゅうせん)の詳細情報
住所/沖縄県那覇市首里山川町1‐54
電話/098‐886‐1131
首里琉染(しゅりりゅうせん)の詳細情報はこちらから>>
② 手仕事を学ぶ、吹きガラス体験
ひとつひとつ丁寧に作ったガラスは、手作りならではの手触りと持ち心地が違います。 グラスアート藍の職人さんたちは、話し合いを重ねながら新しいデザインを生み出し、たくさんの人にガラスの魅力を伝えたいと、ここにしかない物作りに励んでいます。
一風変わったデザインが揃うのもグラスアート藍の魅力。「万華鏡」と名づけられたお皿は、カラフルなガラス片の投影が美しい輝きを放ちます。
グラスアート藍では、このような細やかな手仕事を学ぶ、「吹きガラス体験」を行っております。 職人さんの熱い思いを聞きならが、作品を見るだけでなく自らも実際に体験することで、充実した時間をすごすことができます。
グラスアート藍の詳細情報
住所/沖縄県名護市中山211-1
電話/0980-53-2110
グラスアート藍の詳細情報はこちらから>>
③ 先人たちが航海で使用した「帆かけサバニ」を体験!
帆かけサバニとは、帆と櫂だけで走る木で作られた舟のこと。大交易時代、アジアへの航海でも使用していたと言われています。戦前までは、海人(うみんちゅ/漁師)が漁をするために使い、生活を支えていました。
毎年、那覇まつりなど地域の祭りのサバニレースは沖縄の夏の風物詩となっていますが、やんばる(本島北部)の名護では、そのサバニに乗って海上散歩を楽しむことができます。
サバニでも、帆を張る沖縄伝統の「帆かけサバニ」。2000年、造船と操船の技術が失われていくことを憂慮した有志の手で復活させるために取り組んだことがきっかけでこの体験が生まれました。
体験コースは、30分(1人3500円)から無人島へ渡る1泊2日のキャンプ(1人18,000円~・6名参加の場合)まで多彩なバリエーション。南国の太陽をいっぱいに浴びた笑顔がさわやかなサバニクルーにガイドしてもらえます。
フーカキサバニの詳細情報
住所/沖縄県名護市東江2-8-47
電話/098-988-3821
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沖縄の文化を肌で感じる、体験を3つご紹介しました。どれも、作り手等の思いを感じさせるもので、自ら体感することで、より深く沖縄の文化の真髄に触れることができます。
◎ 文化を肌で感じることが出来るスポットは、こちらでも紹介しています。
沖縄CLIP編集部
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