市場の古本屋ウララ。牧志公設市場前にある小さな本屋さん

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歴史文化

初回投稿日:2013.11.30
 最終更新日:2024.03.27

市場の古本屋ウララ。牧志公設市場前にある小さな本屋さん

市場の古本屋ウララ



色とりどりのフルーツや、海の幸、
観光客の往来と、活気ある市場の人々。
そんな賑やかな場所に、ひっそりと
ちいさな古本屋さんが佇んでいます。

名前は「市場の古本屋ウララ」。
店主の宇田智子さんは、ジュンク堂那覇店のオープンとともに、
オープニングスタッフとして沖縄に移住してきました。




沖縄に来たことはなかったけれど、
沖縄本のコーナーを担当したとき、
「料理」や「観光」など、ひとつの地域から
たくさんの種類の本がうまれる「沖縄」という
場所に興味を持っていたそうです。

そのときに、沖縄の本を沖縄で売る、
その場だからこそできる本屋さんができたら
おもしろいのでは、と感じました。

実はここ、もともと「とくふく堂」という古本屋でした。
ある日、お店を続けてくれる人を探しているという噂を聞き、
手を挙げたのが、宇田さんでした。
そしてジュンク堂を退職し、
ちいさな古本屋の店主になりました。






目の前を市場の人、観光客、地元の人
いろいろな人が行き交います。
店頭にはさまざまなジャンルの沖縄の本が並びます。
文化、歴史、雑誌の特集や観光もの。
沖縄に暮らしていても、まだまだ知らないことが
たくさんあると気づかせてくれるようなラインナップです。
自分で読むだけでなく、
お土産やプレゼントにも、おもしろいかもしれませんね。




宇田さんが古本屋さんを開くまでの経緯や、
市場での日常の様子は著書「那覇の市場で古本屋」(ボーダーインク)で読むことができます。
県内外の書店のほか、もちろんウララでも購入可能ですので、
興味のあるかたはぜひ手にとってみてください。

市場の古本屋ウララ

住所 /
沖縄県那覇市牧志3-3-1
営業時間 /
11時00分~17時30分
定休日 /
日曜日・火曜日

セソコマサユキ

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