沖縄観光情報:泡盛を極める。学んで、飲んで、お土産に!

泡盛を極める。学んで、飲んで、お土産に!

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post : 2015.11.22 08:00

鍾乳洞古酒蔵 龍の蔵

沖縄の地酒といえば泡盛。独特の風味は、はまるとクセになる味です。せっかく沖縄に来たのだから、泡盛のことを学んで、自分好みの1本を見つけてみませんか?泡盛を極めるスポットを紹介します。

①夜も酒蔵見学ができます

明治15年創業の神村酒造は、古酒(クース)をメインに扱う老舗の酒造所で、予約すると工場見学もできます。しかも夜の工場見学も可能なので、日中はめいっぱい海で遊びたいなんて人や、出張で来た時間のないビジネスマンにも嬉しいですね。那覇で創業した神村酒造ですが、現在は自然の多いうるま市の石川で泡盛作りを行っています。

神村酒造のタンク

神村酒造の「暖流」はウィスキー作りからヒントを得て、泡盛では初めてオーク材の樽で熟成させたお酒です。炭酸で割ったハイボールならぬ「段ボール」は、ピザやパスタ、お肉やチーズとの相性もばっちり。泡盛の新しい魅力に気づかせてくれる1本です。こちらも是非チェックしてくださいね。

神村酒造の泡盛

神村酒造の詳細情報

住所/沖縄県うるま市石川嘉手苅 570番地
電話/098-964-7628
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②宮古島で酒蔵見学 多良川酒造

宮古島でも酒蔵見学ができます。上比屋森のふもとから湧き出るミネラルを多く含んだ伏流水を仕込み水とし、伝統の黒麹菌で作る銘酒「多良川」。その発酵から樽詰めまでを、蔵人の丁寧な説明を聞きながら見てまわることができます。

銘酒「多良川」の仕込み

さらに自分の古種を洞窟に預けておくこともできます。洞窟は多良川蔵本より150m南に行った場所にあるウイピャー森の側にあります。年間を通して温度と湿度が安定している洞窟は、泡盛を熟成させるのにピッタリなのです。洞窟の中には、日本中のお客さんから預かった古酒がじっくりと熟成されています。神聖な場所として崇められている洞窟で育つ泡盛は、なにかパワーも宿っていそうですよね。

古種を洞窟に預けておく

株式会社多良川 本社の詳細情報

住所/沖縄県宮古島市城辺砂川85
電話/0980-77-4108
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③鍾乳洞で熟成される泡盛のタイムカプセル

「鍾乳洞古酒蔵 龍の蔵」は沖縄県北部の金武(きん)町にある金武酒造の泡盛を鍾乳洞で寝かせて古酒にするサービスを行っています。泡盛は寝かせることで味がまろやかになり、深みが出てくるんです。5年、12年とボトルキープしてくれるので、結婚の記念、子どもの誕生記念などに泡盛を預け、受け取るために、また沖縄に行くのもいいですね。子どもの小学校入学記念に泡盛を預け、12年後20歳になった子どもと一緒に泡盛を飲むなんて素敵だと思いませんか?

鍾乳洞古酒蔵 龍の蔵

古酒と一緒に熟成されているのが「豆腐よう」。泡盛で漬け込んだ島豆腐を鍾乳洞で長い間熟成させた「豆腐よう」はまろやかでクリーミーと評判です。

「豆腐よう」

龍の蔵の詳細情報

住所/沖縄県金武町字金武245
電話/098-968-8581
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④自分好みの1本を見つけよう。泡盛マイスターのいるお店

酒蔵見学で泡盛のことを知り、泡盛への愛情が芽生えたら、今度は自分好みの1本を見つけに行きましょう。『カラカラとちぶぐゎ~』は泡盛マイスターの資格を持つご夫婦が経営している居酒屋です。初心者でも飲みやすい泡盛や、おいしい飲み方を教えてもらえます。

『カラカラとちぶぐゎ~』は泡盛マイスターの資格を持つご夫婦

沖縄の食材を使った、泡盛のおいしさを引き立てるお料理も、ぜひ味わってください。イカスミを酢飯に混ぜた「イカスミにぎり」は、お店の一番人気だとか。他にもあぐー豚やゴーヤチャンプル、沖縄天ぷらなど、料理によってあうお酒も変わります。飲み比べもできるので、知識ではなく、自分の舌で見つけた1本は、貴重な沖縄の思い出になることでしょう。

「イカスミにぎり」

古酒BAR&琉球DINING カラカラとちぶぐゎ~の詳細情報

住所/沖縄県那覇市久茂地3-15-15 やまこ第2ビル1F
電話/098-861-1194
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⑤幻の泡盛をお土産に

『安くておいしい泡盛を伝えたい』がモットーの泡盛専門店「琉夏(りゅうか)」。店内には350銘柄の泡盛が並び、県外ではあまり見かけない小さな蔵元の銘酒も揃っています。中でもオススメは、店主の小野あきおさんが県内の酒造所をまわって探してきた30種類の銘柄。店内の目立つ場所に陳列されています。どれを選んでいいかわからない時は、小野さんが相談にのってくれます。普段飲んでいるお酒や、好みを聞きながら勧めてくれる泡盛の試飲をしながら、自分にぴったりな1本を探しましょう。

色々な泡盛

ちょっと変わったお土産に、熱烈な阪神ファンの小野さんが、貯蔵庫で「六甲おろし」を聞かせて熟成させた虎酒(こしゅ)はいかがですか?中身は古酒(くーす)です。球団承認のタイガースのマークが入ったワンカップも、沖縄以外では買えない1本です。

阪神ファンの小野さんが、貯蔵庫で「六甲おろし」を聞かせて熟成させた虎酒(こしゅ)

琉夏(りゅうか)の詳細情報

住所/沖縄県那覇市松尾2‐10‐1 第一牧志公設市場西口
電話/098‐862‐6743
琉夏(りゅうか)の詳細情報はこちらから>>



沖縄旅行の思い出に、自分だけの1本を見つけられるスポットを紹介しました。お気に入りの泡盛と出会えたら、自宅に帰ってからも沖縄を感じることができますね。低カロリーで太りにくい泡盛は、女性にもオススメですよ。



◎ 泡盛に関する記事はこちらでも紹介しています。




沖縄CLIP編集部


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