築30年のホテルをスタイリッシュにリノベーション!「ホテル エメラルドアイル石垣島」は島と人を結ぶ宿

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初回投稿日:2022.10.05
 最終更新日:2024.04.11

築30年のホテルをスタイリッシュにリノベーション!「ホテル エメラルドアイル石垣島」は島と人を結ぶ宿

ホテル エメラルドアイル石垣島
 
石垣島の市街地の一角。離島ターミナルやバスターミナルから徒歩1分という抜群の立地にある「ホテル エメラルドアイル石垣島」。
 
築30年のホテルをリノベーションした空間は、洗練されながらも温かみのある居心地のいい雰囲気。フロントはバーカウンターとつながっていて、その横にはゆったりくつろげるカフェラウンジ。同じフロアには、定期的に沖縄のクリエイターの企画展が開かれるギャラリースペースまであります。

柱にはイラストレーターpokke104さんのイラスト
柱にはイラストレーターpokke104さんのイラストがダイナミックに描かれている
 
「島内の旅はもちろん、石垣島からつながる八重山(やえやま)諸島の旅の発着点になってほしい」とオーナーの黒島栄作(くろしまえいさく)さん。
 
バーカウンターも、ラウンジもギャラリーも。全て旅人同士や、島の人(モノ)と旅人がつながり自由に交流できるようにとうまれたもの。石垣島の新たな情報発信地になったら――という思いが込められています。

カフェラウンジ
 
そのカフェラウンジは、宿泊者以外でも利用できます。旅人同士が交流することもあるこの場所は、ゆったりお茶をしてもいいし、Wi-Fiも電源も完備しているのでビジネスの打ち合わせにも便利。石垣市街では静かで落ち着いた穴場のカフェです。

客室
 
客室の机
 
客室はシングル/ダブル、ツイン、デラックスツインとトリプルの4種類。シンプルながら使いやすい気持ちのいいつくりで、女性の一人旅にもおすすめ。今回私は、窓から海が見えるセミダブルルームに泊まりました(写真)

バーカウンター
 
そしてホテル内で一番気に入った場所が、このバーカウンター(笑)
 
外に出るのがおっくうだけれど一杯飲みたいとき、外で食事して帰ってきてまだ飲みたいとき、ひとりで飲むのがちょっぴりさびしいとき。あらゆる“飲みたい”シチュエーションにこたえてくれるバースペース♪
 
ここに座って、ホテルスタッフに八重山諸島のおすすめスポットを聞いたり、偶然となりに座った方と旅の情報を交換したり。宿泊者以外も利用できるとあって、待ち合わせ場所に使われている方もいました。
 
そのカウンターに座りながら、女性バーテンダーさんに作ってもらったのは……

オリジナルカクテルの「エメラルドアイル」
 
オリジナルカクテルの「エメラルドアイル」。石垣島の澄んだ海を思わせる色合いで、泡盛をベースにグレープフルーツを加えたさわやかテイスト。この日は、沖縄のイメージにぴったりのエメラルドカラーのカクテルを、くいくいっと飲みほして眠りにつきました。

朝食タイム
 
一夜明けてお楽しみの朝食タイムは、再びカフェラウンジへ。宿泊プランには全ておむすびの朝ごはんがついていて、夜はムーディーだったラウンジとバーカウンターが、日が昇ると明るい朝食スペースに変わります。

おむすび
 
そのおむすびですが、嬉しいことに目の前でにぎってもらうスタイル。「石垣の塩」や「ポーク」「油みそ」など、6種類の具の中から好きなものを選び、作りたてを食べられるのです。
 
朝食
 
石垣島産の米で作られたおむすびはほんのり温かくて、ほっとする味わい。旅立ちの朝に「いってらっしゃい」と見送られているような心もちになります。
 
カフェスペースで朝ごはん
 
そして、朝ごはん担当の地元のおとうさん・おかあさんの親しみやすさも嬉しくて。島の人の優しさが伝わってきます。スタイリッシュな空間なのに、心ゆるむ温かさを感じさせるのが、このホテルの魅力のひとつ。隣で外国人のお客さんも、おいしそうにおむすびをほおばっていました。
 
お土産コーナー
フロント前のお土産コーナー
 
今後は眺めのいい屋上にバーをしつらえ、新たにお酒を楽しむ場を作る計画も進行中。ホテルから見える場所に、人工ビーチができる予定もあり、周辺がますますにぎやかになりそうなエメラルドアイル。ここは旅がいっそうわくわくするエッセンスがぎゅっとつまったホテルです。
 

HOTEL EMERALD ISLE 石垣島

住所 /
沖縄県石垣市美崎町7-14
TEL /
0980-82-2111
Webサイト /
http://isle.okinawa/
Instagram /
https://instagram.com/hotel_emeraldisle/

沖縄CLIP編集部

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