冬の沖縄を思う存分楽しむ!おすすめのイベントや観光スポット10選
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post : 2022.12.27 20:00
冬の沖縄も夏に負けないくらい魅力たっぷり。
夏のトップシーズンだと暑くて億劫だなぁと思われがちなアクティビティでも、この時期には快適。また県内各地で美しいイルミネーションイベントが開催され、1月に入ると日本で一番早いお花見も楽しめます。
さらにホエールウォッチングも冬がベストシーズン。冬だからこそ楽しみたい沖縄のおすすめのイベントや観光スポット、アクティビティをご紹介します。
1.沖縄最大級のイルミネーションイベント、カヌチャリゾートの「スターダストファンタジア」
(画像提供:カヌチャリゾート)
名護市の東海岸にあるリゾートホテル「カヌチャリゾート」では、毎年冬になると沖縄最大級規模のイルミネーションイベントが開催されます。
2022年は3年ぶりの開催で内容はさらにバージョンアップ。
ステラ教会のライトアップが「STELLA PARK AVENUE」として生まれ変わりました。来場者にはハート形のメッセージカードがプレゼントされます、願い事を書いてお気に入りのイルミネーションオブジェに結び付けると願い事が叶うかもしれませんよ。
(画像提供:カヌチャリゾート)
今年の開催期間は、2022年11月1日(火)~2023年2月14日(火)(除外日12月24日、25日、31日)、時間は18:00~23:00(予定)。
2022年11月5日(土)~12月24日(土)の毎週土曜日には、沖縄で活躍するアーティストを招いてのライブも開催。美しいイルミネーションともに、沖縄の音楽にも触れることができます。
■スターダストファンタジアの詳細はこちら
沖縄の冬、注目のイルミネーション!カヌチャリゾートの『スターダストファンタジア』
2.街全体が色とりどりの光に包まれる「美浜アメリカンビレッジ」
冬になると県内のホテルやショッピングセンターもイルミネーションで彩られます。まるで外国に来たかのような雰囲気のある街並みが魅力の北谷町美浜(ちゃたんちょうみはま)の「美浜アメリカンビレッジ」も、毎年この季節になるとイルミネーションの光が街全体を包みこみます。
歩道にはたくさんのクリスマスツリーが立ち並び、サンタクロースも出没。
昼は、食事にショッピング。夜は、散歩したり、ベンチに腰かけながら、キラキラと輝くイルミネーションで、クリスマス気分が満喫できる、冬ならではのおすすめスポットです。
■美浜アメリカンビレッジの詳細はこちら
光に包まれる街、北谷町美浜(ちゃたんちょうみはま)のアメリカンビレッジ
(※観覧車は2022年現在、撤去されています)
3.琉球王朝時代の街並みをランタンが彩る「琉球ランタンフェスティバル」
沖縄本島中部・読谷村(よみたんそん)で敷地1万5千坪の広さに琉球王朝時代の街並みを再現した観光テーマパーク「むら咲むら」では、毎年冬になると「琉球ランタンフェスティバル」が開催されます。
ここはかつて琉球王国時代に中国からの使者を宿泊させた施設「天使館」を模した場所。ランタンの灯りがマッチングしています。
今年の開催期間は、2022年12月2日(金)〜2023年3月26日(日)。時間は、17:30〜22:00(最終入場21:30)となっています。
読谷村の冬をあたたかな「あかり」をテーマに盛り上げようと、読谷村や商工会、観光協会、むら咲むら運営会社などが一体となって始まった「よみたん夜あかりプロジェクト」によるこのイベントは今回で8回目。
冬でも暖かい沖縄で、温かいランタンの光に癒やされてみませんか?
■琉球ランタンフェスティバルの詳細はこちら
高さ8メートルの琉球国王が登場! 琉球ランタンフェスティバル
4.沖縄は1月〜2月がお花見シーズン「本部八重岳桜まつり」
沖縄は1月下旬から2月上旬に桜が開花し、日本で一番早くお花見ができる場所です。
沖縄のお花見スポットは、那覇市内の与儀(よぎ)公園、八重瀬町(やえせちょう)の八重瀬公園、名護中央公園、今帰仁(なきじん)城跡などいくつかありますが、中でもおすすめなのが本部八重岳(もとぶやえだけ)。
シーズンになると日本一早い桜まつり「本部八重岳桜まつり」も開催されます。
(2023年の開催日は未定ですが、例年1月中旬〜2月初旬に開催)
沖縄で楽しめる桜はカンヒザクラという種類で、濃いピンク色の花びらがうつむき加減で咲くのが特徴。
沖縄の青い空と濃いピンク色の花びらがマッチしています。八重岳の頂上からは、桜越しに海や伊江島を望む壮大でとても美しい景色を見ることができます。
沖縄らしい桜の季節を楽しんでみてください。
■本部八重岳桜まつりの詳細はこちら
沖縄は1月〜2月がお花見シーズン。第36回 本部八重岳桜まつり
5.青い海を眺めながらの温泉は沖縄ならでは「琉球温泉 瀬長島ホテル」
冬というと全国各地の温泉地が賑わいますが、実は沖縄にも温泉がいくつかあります。那覇空港からもほど近い、瀬長島(せながじま)にある「琉球温泉 瀬長島ホテル」もその一つ。
地下1,000mから湧き出る天然温泉を使用した「龍神の湯」があり、泉質はナトリウム一塩化物強塩泉。血液の循環を良くし、筋肉を和らげ、体を芯から温める効能があります。
岩風呂(金龍の湯)や立ち湯、寝湯(銀龍の湯)が楽しめる大露天風呂からは、青い空と海だけでなく、遠くには慶良間諸島とそこに沈む夕日、那覇空港を離発着する飛行機を眺めることができます。
南国の美しい海を眺めながら温泉を楽しめるのは沖縄ならでは。冬に沖縄を訪れたら、ぜひ温泉も楽しんでいってくださいね。
■琉球温泉 瀬長島ホテルの詳細はこちら
空と海とつながる天然温泉。那覇空港近く、瀬長島にある「琉球温泉 瀬長島ホテル」
6.やんばるの街並みや風景も楽しめる「やんばるアートフェスティバル」
沖縄の冬はアートイベントも開催されます。2017年よりスタートした「やんばるアートフェスティバル」。
今季は2023年1月14日(土)~2023年4月9日(日)の日程で、大宜味(おおぎみ)村立旧塩屋小学校、国頭村(くにがみそん)の辺土名(へんとな)商店街、オクマプライベートビーチ&リゾート、カヌチャリゾートなどを会場に開催されます。
6回目の開催となる2023年のテーマは「シマを繋ぎ シマに響く」。
沖縄、日本、そして世界のシマジマから、多様性に満ちたアーティストたちが集います。
メイン会場の体育館には、ミュージアムショップやカフェコーナーも設置。体育館は塩屋湾(しおやわん)に面していて、その眺めを見るだけでもここにくる価値があるといえます。
アートフェスティバルを堪能したら、近くにある街並みや商店街を歩いてみてください。きっと、そこにある魅力的なストーリーを、見いだすことができるはず。
■やんばるアートフェスティバルの詳細はこちら
冬の沖縄を存分に楽しめる芸術祭「やんばるアートフェスティバル2019-2020」
7.冬がクジラと出会えるベストシーズン「ホエールウォッチング」
冬こそ楽しみたいアクティビティが「ホエールウォッチング」。
夏はシベリアなどの寒い海域で暮らしていたクジラたちが、繁殖期になると沖縄の海に帰ってきてくれる12月下旬〜4月上旬がクジラを見ることができるベストシーズンなのです。
まさに冬しか楽しめないアクティビティ「ホエールウォッチング」を目当てに沖縄を訪れるのもいいかもしれません。
ホエールウォッチングのおすすめの場所は、座間味(ざまみ)島。2月下旬がシーズンピークで、かなりの高確率でクジラと遭遇できます。
座間味島にはホエールウォッチング協会があり、この島から発着のホエールウォッチング船なら、最短距離で出没現場へ直行することができます。元気なクジラたちに会いに行くなら冬の沖縄ですよ!
■ホエールウォッチングの詳細はこちら
クジラの大ジャンプ!ホエールウォッチングの本格シーズン!観るなら今!
8.緑が深く空気がおいしい! 沖縄国定公園「大石林山」
沖縄本島北部、国頭村(くにがみそん)の山林地帯にある「大石林山」は、世界最北端の熱帯カルスト地形が広がる場所です。
2億年前の石灰岩と様々な植物が作り出す景色は圧巻です。
このダイナミックな自然の造形を楽しめる散策コースは4つあります。
石林山から見る沖縄の大パノラマを楽しむのか、亜熱帯の植物を楽しむのか、石灰岩が作り出す自然の造形を楽しむのか・・・。
暑い夏に歩くとなると紫外線で日焼けが気になるし、湿度と暑さで体力が奪われてせっかくの自然の美しさを楽しむ気分が半減してしまいますが、この時期なら歩き回っても苦痛ではありません。
長い時間が作り出した自然の美しさをぜひ自分の足で体感してみてください。
■大石林山の詳細はこちら
沖縄国定公園 大石林山は、2億年の歳月を経て隆起した亜熱帯の林山
9.マイナスイオンでリフレッシュ!「比地大滝トレッキング」
同じく沖縄本島北部の国頭村には滝が見られる場所があります。
沖縄には高い山がないので滝があるイメージが少ないかも知れませんが、国頭村には「比地大滝」という滝があります。こちらは滝までトレッキングを楽しむことができます。
比地大滝まではおよそ1.5Kmです。コースは整備されていて歩きやすいですが、トレッキングですので、歩きやすいスニーカーを履きましょう。
水分補給用の水やタオルのご用意をお忘れなく。亜熱帯の植物を眺めながら先に進むと長い上りの階段が現れます。そこを登れば目の前には比地大滝が目の前に見えます。マイナスイオンで心と体をリフレッシュしましょう。
■比地大滝の詳細はこちら
家族でトレッキングに挑戦!『比地大滝キャンプ場』の過ごし方
10.大自然と古代のロマンを感じる場所「ガンガラーの谷」
沖縄県南部の南城市にある「ガンガラーの谷」には、崩壊した鍾乳洞で形成された亜熱帯の森があります。
こちらはガイドツアーでのみ見ることができる場所です。専門ガイドの説明を聞きながら約1時間20分ほどかけて谷の中を散策します。
この地の歴史や地形、動植物の説明を聞きながらの散策、先に進むと巨大なガジュマルに出会えます。
長い年月をかけて成長し続けているガジュマルを見ると自然の神秘を感じることができます。
ツアーの終盤には、人類の祖先である港川人の骨がほぼ完ぺきな状態で発掘されたという場所へ行きます。
現在も発掘調査は行われており、調査をしている様子を見ることができる時期もあるそうですよ。
■ガンガラーの谷の詳細はこちら
南城市にあるガンガラーの谷ツアーに参加!
冬の沖縄だからこそ楽しめるスポットをご紹介しました。
沖縄には多くのリゾートホテルがありますが、冬になるとどのホテルもイルミネーションで彩られます。
宿泊先でも美しい光景に出会える冬の沖縄。これだけでもあえて冬に沖縄に訪れたい理由になりますよね。
また、夏だと暑くて汗だくになってしまったり、紫外線が気になってしまったりしてじっくり楽しめないトレッキングや散策も、冬なら快適。
夏にはない沖縄の魅力を再発見できるはずです。
※それぞれのスポットの情報は取材当時のものです。
最新の情報につきましては、公式サイト等でご確認ください。
沖縄CLIP編集部
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初回投稿日:2015年12月29日 最終更新日:2022年12月27日
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