神々が住んでいた浜比嘉島にある東の御嶽
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post : 2013.12.23 18:00
沖縄本島の東側に位置するうるま市には、
いくつかの島が点在する「島嶼(とうしょ)地域」があります。
現在では各島に橋が架けられ、車で行き来することが出来ることもあり、
気軽に訪ねられる離島として親しまれています。
海中道路から右手に伸びる浜比嘉大橋を渡ると辿りつくのが浜比嘉島。
琉球神話に出てくる神々の住む島としても知られ、
橋を渡って右手の集落「浜地区」に東(あがり)の御嶽(うたき)があります。
島の守り神として祀られ、今もなおこの場所で神事が行われています。
「東の御嶽」は、浜の漁港近くにある小さな立て看板にしたがって、
集落の中を歩いて行くと程なく現れます。
旧暦の6月28日と8月28日に、海人(うみんちゅ)を
シケから守るために祈願する「シヌグ祭り」が行われていることから、
「シヌグ堂」とも呼ばれています。
そこは鬱蒼としたガジュマルの木の枝から光りが差し込み、
幻想的な風景を演出しています。
沖縄には各地に神々を祀る御嶽が存在しています。
その中でも浜比嘉島は、自然崇拝や旧暦文化が
色濃く残る島として知られています。
いにしえの文化や風習を訪ねてみるのも、
沖縄ならではの旅のカタチですね。
『浜比嘉島 東の御嶽』
場所/沖縄県うるま市勝連浜
(漁港近くに看板があります。)
沖縄自動車道沖縄北ICから20分ほど与勝方面へすすみ、
海中道路(県道10号)を渡り、浜比嘉大橋北詰を右折、
県道238号(浜比嘉大橋)を進み浜比嘉漁港を右折
沖縄CLIPフォトライター monobox
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