八重山諸島、宮古諸島の情報も満載の著書「あたらしい離島旅行」、ハングル版も発売してます(韓国で)。

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歴史文化

初回投稿日:2016.01.27
 最終更新日:2024.04.02

八重山諸島、宮古諸島の情報も満載の著書「あたらしい離島旅行」、ハングル版も発売してます(韓国で)。

沖縄に移住してから、なぜか韓国と縁が深い。「あたらしい沖縄旅行」「あたらしい離島旅行」という本を書いて、その韓国(ハングル)版を韓国で出版させてもらったりしてる。そんな縁もあって、韓国で発売された沖縄のガイドブックのコーディネートをさせていただいたり、本の発売記念イベントでソウルに呼んでいただいたりもした。韓国からの沖縄への旅行者も、中国や台湾と同様にすごく増えているよう。沖縄CLIPももちろん多言語展開中だ。国際通りをはじめとした有名な観光地には、たくさんの外国人の姿を見ることができる。僕たちが発信する情報が、国を超えて伝わっていく、というのはなんとも嬉しいものだ。
 
「あたらしい離島旅行」という本、その韓国版
ハングル版の「あたらしい離島旅行」は表紙の写真が変更に。韓国人の好みの問題?
 
お気に入りの店に出かけると、たまに「あたらしい沖縄旅行」のハングル版や中国繁体字版を持ったお客さんに遭遇することなんかがあって、そういう時はやっぱり嬉しい気持ちになる。僕の本にはいわゆるリゾートとか、景勝地のような観光地は載っていなくて、地元の人が好きなカフェとか、パン屋さんを載せているので、もしかすると日本人でも好みが分かれるかもしれないと思うんだけど、そう言った僕の感性を外国の人が受け入れてくれるというのは、歴史や文化が異なっていても、沖縄の好きなお店、という共通言語で繋がれるような気がして、なんだか興味深い。
そうそう、ご存知の方も多いと思うけれど韓国には済州島という島がある。若い移住者たちが自分たちの感性で小さなお店を開いたりしているらしく、どこか沖縄に通じるような賑わいを見せているらしい。いつかきっと訪れてみたいと思う。
台湾の人はとても写真が好きで、お店の中や外で、そしてお店の人とたくさん写真を撮っていくそうだ。韓国の人は本に掲載しているお店を巡っては、お店の人にサインをしてもらうそう。スタンプラリーならぬ、サインラリー。サインが溜まった本は宝物になるんだろうな。いろいろな旅の楽しみ方があっておもしろい。
 
台湾で出版された中国繁体字版は少し大きめ
台湾で出版された中国繁体字版は少し大きめの判型に。
 
東京にいた時よりも、外国の方と接する機会が増えている。もしかしたらそれも、沖縄で仕事をすることの楽しさの一つかもしれない。人と人とは「旅」という共通言語を通して繋がれる。そして、たくさんの人が訪れている様子を見るたびに、沖縄が魅力に溢れた島なんだということを再確認させてもらっているような気がする。
 
お店
 

セソコマサユキ

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