バナナの葉っぱが揺れる先。雑貨と自家製パンとカレーとランチプレートの店「Roguii」
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post : 2016.03.31 15:00
せわしない日常から逃避できる余白があって、おしゃれだけれど肩がこらない。
ごはん(特にカレー!)がおいしくて、食べ終わった後、ほおづえをついてぼーっとできる。
そのお店にしかない店主の個性を感じるけれど、決して押し付けがましくない。
ごはん(特にカレー!)がおいしくて、食べ終わった後、ほおづえをついてぼーっとできる。
そのお店にしかない店主の個性を感じるけれど、決して押し付けがましくない。

わたしが素敵なカフェの条件だと思うことを、すべて満たしてくれるカフェが沖縄市にあります。

店主の穂積さんにお話をうかがうと、「カフェをやっている、というわけでもないんです」とまず一言。

そうか、「カフェをやろう」と思っていないから、ことほどさようにアットホームなんですね。
以後、カフェと呼ぶのはやめにします。
以後、カフェと呼ぶのはやめにします。

私「パン、すごく美味しいですよね。全部ご自分でつくっているんですか?」
穂積さん「はい。でも、買ってきたものを売るんだったら、わざわざお店をする意味がないですよね」
たしかに、おっしゃるとおりです。

私「お肉やお魚は、県産のものを使っておられますね」
穂積さん「僕自身が、素性がわからなくて食べられないお肉が多いんです。だから、食べられるものを使っています」

私「カレーがすごく美味しかったです」
穂積さん「はい、あれ、美味しいですよね」

穂積さん、とてもナチュラルな人でした。
Roguiiに行くとリラックスできる理由は、たぶん、キッチンの奥でお料理をつくっている、店主の人柄です。
廃墟のようだった外人住宅を借りて草刈りからはじまったお店づくり。
住居と店舗、半々で始めたところ、店舗のほうが手狭になったので住居は引っ越して店舗を拡張。
今はすべての部屋から席が選べます。
テーブルや椅子はほとんどが穂積さんの手づくりですが、ヨーガンレールのダイニングセットがさらっと混ざっていたりもします。
Roguiiに行くとリラックスできる理由は、たぶん、キッチンの奥でお料理をつくっている、店主の人柄です。
廃墟のようだった外人住宅を借りて草刈りからはじまったお店づくり。
住居と店舗、半々で始めたところ、店舗のほうが手狭になったので住居は引っ越して店舗を拡張。
今はすべての部屋から席が選べます。
テーブルや椅子はほとんどが穂積さんの手づくりですが、ヨーガンレールのダイニングセットがさらっと混ざっていたりもします。

インドやパキスタンからやってきたカラフルなホーローのポットや、県内アーティストのドローイングをプリントした手さげかばん、手づくりの人形など、雑貨も、どれも素敵。
ミュージシャンのライブが楽しめる日もあって、やっぱり「カフェ」という言葉ではくくれないお店です。
ミュージシャンのライブが楽しめる日もあって、やっぱり「カフェ」という言葉ではくくれないお店です。

窓の外では、お庭の草花がゆるゆると風に揺れ、遠くには海も見えます。
わざわざ車で出かければきっと、帰ったあとに「沖縄にはRoguiiがあった。また行きたいなあ」と、思い出すでしょう。
そんなお店は、バナナの葉っぱの向こうにあります。
わざわざ車で出かければきっと、帰ったあとに「沖縄にはRoguiiがあった。また行きたいなあ」と、思い出すでしょう。
そんなお店は、バナナの葉っぱの向こうにあります。
【店舗情報】
Roguii(ロギ)
住所/沖縄県沖縄市与儀2-11-38
電話/098-933-8583
営業時間/月水木金 9:00-17:00、土日9:00-18:00
定休日/火曜
駐車場/あり
facebook/https://www.facebook.com/roguiii
facebook/https://www.facebook.com/roguiii
公式サイト/http://roguii.hudor.net/
沖縄CLIPフォトライター 浅倉彩
Information
沖縄県沖縄市与儀2-11-38