連載/島の恵み、島の味(その1)「たんかん」

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初回投稿日:2014.02.05
 最終更新日:2024.03.27

連載/島の恵み、島の味(その1)「たんかん」

1月ころになると県内各地でたんかんと書かれた看板を目にする機会が多くなります。

無人販売や協同売店、道の駅、ファーマーズマーケットなどでたんかんの姿を見かけると自然とわくわくしてきます。

たんかん

たんかんは「短桶」と中国では表記され、中国で行商人の持ち歩いた桶が、名前の由来となっているそうです。

沖縄では1月ころから収穫が始まり、春先まで楽しめます。

たんかん

太陽のような眩しい程の果肉をそのまま味わうのももちろん楽しみのひとつですが、今日は旬のお野菜と合わせた一品をご紹介します。

たんかんと蕪のサラダ

【たんかんと蕪のサラダ ディルソース添え】

冬の定番野菜「蕪」とたんかんを使って、春のおとずれ近い沖縄に彩りを添えて。

材料(4人分)
1.たんかん 大1個(小、中サイズ2個)
2.蕪(2個)
3.フレッシュディル(2~3束)
4.オリーブオイル
5.カシューナッツ
6.塩
7.ヨーグルト(豆乳でも可)
8.レモン汁
9.にんにく

ディルソース作り


【作り方】
1.たんかんは皮をむき、薄皮を丁寧にむく。
2.蕪を櫛切りにする。(今回は16等分)
3.ディルは飾り付け用に花や、葉の部分を少し取っておいて、そのほかの葉と茎の部分はざく切りにする。
4.ミキサーに3と、オリーブオイル(大2)、塩(小1.5)、カシューナッツ(半カップ)、ヨーグルト(大3)、レモン汁少々、にんにく一かけを入れて撹拌する。
5.平たいお皿に好きなように飾り付けて、オリーブオイルをまわしかけ、4のソースを隙間に少しずつ、絵を描くようにスプーンで乗せていく。

お好みで黒こしょうなどを振りかけても美味しく頂けます。

たんかんと蕪のサラダ

春らしい一品を用意して、お友達や家族と休日にいただくのもお薦めですよ!

 

monobox(河野哲昌・こずえ)

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