漁師がオススメする沖縄の魚料理店『たらじさびら(糸満)』で味わうメカジキ料理【PR】
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post : 2017.02.25 18:00
糸満漁港(いとまんぎょこう)で水揚げ量の多い海産物は、1位がまぐろ、2位がソデイカ(セーイカ)ですが、それに加えて最近はメカジキが注目され始めているそうです。 そこで、沖縄CLIPではメカジキの魅力を全4回に渡ってお伝えしています。

第3回目の今回ご紹介するのは“メカジキ料理が美味しい飲食店”。1回目にご登場いただいた漁師の岸本 幸次(きしもと こうじ)さんがおすすめする糸満市西崎(にしざき)の『たらじさびら』へ行って参りました。

私たちが美味しい魚介類を食べられるのは、体を張って頑張ってくれている漁師さんのおかげですよね。「漁から帰ってきた漁師さんたちをねぎらうための場所があったら……」という思いがお店のオープンのキッカケだったそうです。
糸満漁港で水揚げされたばかりの鮮魚を扱う『高江洲(たかえす)鮮魚店』直営の居酒屋『たらじさびら』(1Fが高江洲鮮魚店で、2Fが『たらじさびら』)。

鮮魚店に並ぶ魚はどれも目が澄んでいて、お腹はピンと張って弾力があります。瑞々しく、水に放つと今にも泳ぎ出しそうなほど。『たらじさびら』では、これら鮮度抜群の魚を贅沢に使用したお料理が楽しめます。

腕を振るうのは、15歳から料理一筋の大城 豊彦(おおしろ とよひこ)さん。お父様が糸満の漁師だったこともあり、幼いころから魚が大好きだったと言います。そんな大城さんに「メカジキの一番好きな食べ方は?」と質問してみると「天ぷら!」と即答。「メカジキは天ぷらで食べるもの」という概念が昔からあったそうです。

こちらがメカジキの天ぷら。沖縄特有の厚めの衣に包まれたメカジキはしっとりふわっ。揚げてあるのに油っこくなく、食べる手が止まりません。

多めのバターにガーリックチップとトマトを加えてソテーした「メカジキのバター焼き」は、まろやかなバターとトマトの酸味が絶妙み絡み合う一品です。隠し味に醤油を加えているとのことで、洋風のような和風のような……。日本酒、泡盛、焼酎、白ワイン、合わせるお酒を選びません。

それぞれの魚料理に合ったお酒を楽しんでもらうため、『たらじさびら』では約300種類のお酒を常時取り揃えています。料理の美味しさをより一層引き立ててくれるお酒。至福のマリアージュを味わってみてください。

そして、こちらはメカジキ一匹から2つしか取れないため、大変貴重な「目ん玉の煮付け」。一度ボイルをしてアクをとったものを、大城さん秘伝のタレで20~30分ほど煮込むそうで、プルプルのゼラチンを味わうことができます。魚の目のまわりにはコラーゲンが豊富に含まれているので、美容に気づかう女性には嬉しいですよね。
メカジキの旬は4~11月ですが「それ以外の時期も楽しんでもらいたいから」と、『たらじさびら』では水揚げされたばかりのメカジキを業務用の瞬間冷凍庫で保管しているから、風味も食感も損なうことなく、一年中旬の美味しさが味わえるのです。

地元の人や漁師たちの間でも美味しいと評判の『たらじさびら』。観光客にはまだあまり知られていない穴場です。
たらじさびら
住所/沖縄県糸満市西崎6-18-5
電話/098-987-1265
営業時間/昼11:30~14:00(L.O.13:30)、夜17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日/水曜
沖縄CLIPフォトライター Sachiko
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