沖縄観光情報:八重瀬ののどかな工房で癒しの琉球藍染め体験【PR】

八重瀬ののどかな工房で癒しの琉球藍染め体験【PR】

  • 体験する
  • 32
  • Clip

post : 2017.03.11 15:00

藍・草木染めの「のはら工房」
 
沖縄本島南部、八重瀬町具志頭(やえせちょうぐしかみ)ののどかな集落の一角に、藍・草木染めの「のはら工房」はあります。ここでは、テーマパークやホテルなどでの体験とはまた違った雰囲気で、作家さんとのゆんたく(おしゃべり)を楽しみながらの工芸体験ができます。
 
工房の庭には、青々と琉球藍の葉が育っています
 
工房の庭には、青々と琉球藍の葉が育っています。本土の藍とは違う種類のこの琉球藍を使った藍染めや、紅(べに)やフクギ、マンゴの葉など、沖縄ならではの植物を使った染色体験ができます。琉球藍は、キツネノゴマ科の植物で、インドシナ半島から琉球列島に分布し、古くから琉球絣や紅型などの染め織りの染料として使われてきました。本土では一般的に、たで藍の葉を発酵させ腐葉土の状態にした“すくも藍”が用いられていますが、沖縄では琉球藍を発酵させ、石灰を加え藍の成分を泥状に沈殿させた“泥藍”が主流です。特に、沖縄本島北部の本部(もとぶ)町伊豆味(いずみ)で継承される伝統的な琉球藍の製造技術は、国の文化財にも指定されるほど貴重なものとなっています。
 
工房主の野原町子(のはら・まちこ)さん(右)、アヤノさん(中)とヤスヨさん(左)
 
今回は、工房主の野原町子(のはら・まちこ)さん(右)の手ほどきを受けながら、県内在住のアヤノさん(中)とヤスヨさん(左)が琉球藍染め体験に初チャレンジ!体験作業をする工房の軒先きや庭には、たわわに実った島バナナやマンゴの木、トランペットの形のようなキダチチョウセンアサガオが満開です。「県外から体験に来た人なんか、みんな珍しがって喜んで記念写真撮ってくのよ」と町子さん。今回体験するウチナーンチュの二人も、「昔、おじいちゃんちの庭にもこの木(キダチチョウセンアサガオ)生えてた〜!懐かしいなぁ。夜、すごくいい香りがするんだよね〜」と童心にかえって笑顔。同じ沖縄でも、街なかではもうなかなか見かけることが少なくなってしまった昔ながらの田舎の風景。そんな中での体験は、忘れてしまっていた子供の頃の記憶さえもよび起こしてくれるのですね。
 
工房の中で、布選
 
まずは、工房の中で、布選び。素材だけでも、コットンやガーゼ、麻、シルクなどさまざま。染めるアイテムも、ストールやハンカチ、Tシャツなどから選べます。この日、二人はストールをチョイス。3ヶ月後に出産を控えたアヤノさんは、ベビーにもやさしい肌ざわりのガーゼを選びました。ヤスヨさんのストールは、輪ゴムを使って布を縛り、絞りの柄を出すことに。アヤノさんは、アイディアマンの町子さんがあみ出した目からウロコのハンガーを使った模様出しにチャレンジ。「頭いいでしょ? 顔は悪いけど! あっはっはっはっ」と豪快な笑いと笑顔をふりまく町子さんに、工房は終始、笑い声が絶えません。
 
布をお湯にさらす「湯通し」という工程
 
染めに入る前に、布をお湯にさらす「湯通し」という工程です。藍が入りやすい(染まりやすい)ように、繊維のアクを取ります。
 
ハンガーへの布の折り掛け方で染める
 
いよいよ、藍染め作業です。町子さんに教わったハンガーへの布の折り掛け方でどんな染め模様が出来上がるか楽しみです。藍の中にゆっくり布を下ろしていき、薄く染めたい部分はサッと引き上げて、しっかり染めたい部分は2〜3分つけます。「ねえ、体験するってことがなぜいいか知ってる? 体験はね、一度やると次の時には、経験になるの。そして次にはそれが自信になるのよ。だから子供たちにも、いろんな体験させてほしいの。あなたも、生まれたら連れてきなさいよ!」と町子さん。のはら工房では、子供たちの体験も行っています。
 
グリーンの部分も、空気にふれているうちに酸化してだんだんと藍色に変化していきます
 
グリーンの部分も、空気にふれているうちに酸化してだんだんと藍色に変化していきます。町子さんが木から育て、収穫した葉を発酵させて作った琉球藍は元気いっぱい! 表面に浮かぶ泡状のものは“藍花”と呼ばれ、元気のいい藍の証拠なのだそうです。
 
水を張ったたらいの中でやさしく手洗い
 
2〜3分染めたあとは、水を張ったたらいの中でやさしく手洗いします。軽くしぼり、今度は定着液にさっとくぐらせます。こうすることで発色のよい鮮やかな藍色に染まります。“藍は生きもの”と町子さんが言うように、天気(湿度や温度)によっても色の入り方が違うのだそう。
 
定着液から出した後は、丁寧に2〜3回ほど水ですすぎます
 
定着液から出した後は、丁寧に2〜3回ほど水ですすぎます。この後も、同じように藍にひたしての染め作業を繰り返すため、藍の中に余計なものが入ってしまわないよう、丁寧に洗うのです。手袋まで、藍のグラデーションに染まってきれいです。
 
染めては丁寧に洗い”の作業を3回ほど繰り返します
 
“染めては丁寧に洗い”の作業を3回ほど繰り返します。「他のところ(体験)じゃ、こんなに回数染められないんじゃないかしら? うちは田舎で呑気にのんびりやっているからいいのよ。こうするとね、しっかり深い藍にきれいに染まるの。」と作業を見守る愛情いえ、“藍情”たっぷりの町子さん。
 
軽くしぼり、木陰に干します
 
しっかりすすいだ後は、軽くしぼり、木陰に干します。二人とも染めあがった柄に歓声をあげています。「思ってた以上に感動しちゃいました! 藍の色を眺めているだけでとても癒されました。胎教にもよかったなんじゃないかなって思います」とアヤノさん。
 
発酵した藍は独特の香りを放ちますが、染め上げた布からもほんのり香ります
 
発酵した藍は独特の香りを放ちますが、染め上げた布からもほんのり香ります。化学染料で染められたものを纏うのが日常だと、布から匂いがするなんてことは想像すらしないかもしれませんね。「最初は、正直言って、藍の染料の匂いが少し鼻にツンときたんです。でも、藍の中に手を入れて何度も染め、だんだんと色が染まっていく様子を見ているうちに、ああ、この匂いも、実はこのきれいな色を出すためには欠かせないんだなぁって思えるようになりました。町子さんの言う、“体感”するってこういうことなのかなって」とヤスヨさん。
 
ビーガン料理「シュクラン」のゆうちゃんがランチを届けてくれました
 
そうこうしているうちに、地元で人気のビーガン料理「シュクラン」のゆうちゃんがランチを届けてくれました!(シュクランは現在はデリバリーやイベント出店のみ。5月以降にデリ専門店をオープン予定だそう!)。 染め体験がランチタイムを挟む場合などは、このシュクランのビーガン料理デリバリー(お一人1,500円/5名様以上からのご予約となります)のように、おいしいお昼もコーディネイトしてもらえます。人数が少ない場合でも、町子さんおすすめのご近所の採れたて野菜カフェや沖縄そばのお店を紹介してもらえますよ。
 
せっかくなので、今日はシュクランのゆうちゃんも一緒に、工房のすぐ裏手、車で1分ほどの場所にある具志頭海岸の浜辺で食べることにしました。あいにくの曇り空でしたが暑すぎず、潮の香りもたっぷり味わいながら自然の中での気持ちいいお昼ご飯です。
 
月桃(げっとう)の葉にくるまれたお弁当
 
月桃(げっとう)の葉にくるまれたお弁当の中身は、ビーガンチーズソースのかかった穀物と島かぼちゃのハンバーグ、黒あずきとジャガイモのタジン、スパイス風味の効いた野草のフリッター、春菊とカブとキヌアの柚子胡椒ソース、セロリと玉ねぎとひよこ豆のタンカン酵母マヨネーズ和え、ローゼルの塩漬け入りおむすび。ちょこんと飾りで添えられたナスタチウムも丸ごと召し上がれ。ピリッとしたからしのようなハーブは、葉も茎も花も全部食べられますよ。島のベジタブルがたっぷり詰まったご馳走です。「藍染めも初めての体験でしたが、ベジタリアン料理も初体験。島野菜や、沖縄の野草やハーブがこんな風に変身したのをいただくのもとっても新鮮でした!月桃の葉で包むアイディア、私も今度真似してみます!」とアヤノさんも浜辺のピクニックを満喫したようです。
 
藍で染めたもの
 
藍で染めたものには、古来より、抗菌・消臭・保温・防虫の効果があるとされています。ジーンズがインディゴブルー(藍色)で染められているのも、毒ヘビや虫から身を守るためだったというエピソードは有名ですよね。身に纏うだけで、やさしく、元気になれそうな不思議な色です。そんな天然藍の中でも、特に抜けるように鮮やかで深い発色を誇るのが琉球藍。県外への出張も多いというヤスヨさんは「この琉球藍で染めたストール一枚あれば、夏場のクーラーの効いたところや、気温差のはげしい移動でも重宝しそう。何より沖縄をいつでも肌で感じていられるのがうれしいなぁ」とのこと。
 
琉球藍染め
 
普段はヒーリングの仕事をしているというお二人。「今日はなんだか私たちが藍に浄化された感じだよね!」とヤスヨさん。「うん、エネルギーたっぷり充電できました。出産を控えて少しいろいろ緊張していたんですが、町子さんの楽しいおしゃべりにもたくさん癒されました。元気な赤ちゃん産むぞ〜!」とアヤノさん。初めて染めた琉球藍のストールにも大満足の様子。曇り模様の空と海に、一層、藍のブルーが映えますね。沖縄の青い海や空を思わせる神秘的な“琉球ブルー”の完成です。
 
琉球藍染め
 
琉球藍染めをはじめ、フクギ染め、紅染めにマンゴーの葉染めなど、のはら工房では、年間を通してさまざまな草木染めが体験できます。4〜6月頃には、生葉を収穫して染料作りから行う、この季節限定の琉球藍の生葉染め(5名〜6名以上)も体験できます。それはそれは見事なターコイズブルーの染め上がりが楽しめますよ。まるで田舎の親戚の家を訪ねたようなあたたかなもてなしで迎えてくれるのはら工房の町子さん。沖縄の原風景がまだまだ色濃く残る八重瀬の自然の中の工房で、琉球藍の香りや色に染まり包まれながら、ゆったり五感を開放しながら、本当の自分を取り戻していく贅沢な時間。今度の沖縄の旅で、ぜひ、味わってみませんか。
 
 
のはら工房
住所:八重瀬町字具志頭102-2
TEL:090-3196-0351
 
 
沖縄CLIPフォトライター 鶴田尚子 
 
 
まだまだ知られていないあなただけが知る沖縄の魅力を是非教えてください。沖縄の旅行情報のご投稿はこちらから。
 
~もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP~
 
 
*この記事は、沖縄県のスポンサード記事です*
〜本来の自分を取り戻せる島〜 Be.Okinawaの公式サイトはこちら

Information

八重瀬町字具志頭102-2