【閉店】港川ステイツサイドタウンの「和cafe 和花(nodoka)」でお抹茶と名物ちーどらを♪【PR】
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post : 2019.03.29 12:00
※この記事でご紹介している店舗は閉店いたしました。但し店舗情報の正確性については、沖縄CLIPが保証できるものではありません。
「一杯のお茶から世界中に伝統の心を伝えたい」
茶道家 優里 Vieceli(ユウリ ヴィエチェリ)さんのそんな想いから「港川(みなとがわ)外人住宅街(港川ステイツサイドタウン)」にオープンしたのは、和と洋のコラボレーションが楽しめる「和cafe 和花(nodoka)」です。
高校・大学時代は茶道部で部長を務めていた優里さん。在学中は数々の大会で亭主(茶事を催す主人)や半東(亭主のサポート役)も務め、卒業後は社中に入って弟子として茶道を学びつつ、和cafe 和花で茶道の魅力を発信しています。
どこか敷居が高いイメージがある茶道。「私には縁のない世界」と思っている方も多いのではないでしょうか? 優里さんはそう思っている方たちに「もっと身近に感じてほしい」と思い、本格的な抹茶をカフェスタイルで提供することにしました。
抹茶は、優里さんが今まで味わった中で特においしいと思ったという京都宇治のものを直接仕入れています。この抹茶は飲みやすく且つ香りも楽しめるそうで、「抹茶を飲んだことがない方でも、おいしいと感じていただけると思います」と優里さん。
抹茶と一緒に味わいたいのは「のどかのちーどら」。沖縄の黒糖を生地に混ぜ込んだどら焼きです。「のどかのちーどら」は全部で9種類。パイナップルちーどら、マンゴーちーどら、わらび餅ちーどら、チョコちーどらなどの定番と、季節の素材を使った期間限定品が1種類加わります。
私がいただいたのは、1番人気の「黒糖ちーどら」。生地の中には、黒糖を混ぜ込んだクリームチーズと粒あん、手作りの白玉とクルミがトッピングされています。生地はふんわり。黒糖のコクと風味がふわっと鼻に抜けます。そしてあっさりとした粒あんと、まろやかなクリームチーズの絶妙なコンビネーション。白玉のモチモチ食感と、クルミのコリッとした歯ごたえと香ばしさが後から追いかけます♪
優里さんが点ててくださった抹茶は香りが豊かで、口に含むと爽やかな苦みが広がります。きめ細かい泡はまるでカプチーノのよう。黒糖ちーどらとの相性は、言うまでもありませんね?
抹茶を提供する際に使用している茶器は、沖縄県立芸術大学の現役学生 すずきまことさんが手がけた作品です。空手や山羊、エイサー、ジンベイザメ、サンゴなど、沖縄をモチーフに描かれた茶器は、海外からの観光客も喜んでお土産に買っていかれるそうです。
お土産と言えば、店内で販売されている一口サイズのミニドラも人気です。のどかのちーどらは日持ちしないためカフェで味わっていただきたいのですが、ミニドラの賞味期限は5日間。ひとくち頬張れれば笑顔になれるミニドラを、ぜひ沖縄土産にどうぞ。
実は優里さん。取材をさせていただいた後に「一杯のお茶から伝統文化を世界へ」という夢が実現し、アメリカへ移住することが決まりました。大学で日本語講師をし、現地の方たちに茶道を教えることになったそうです。
和カフェ和花nodokaチームは彼女の夢を応援し、「優里さん同様にカフェを通じて伝統文化を大切にしていきたい」と話します。
店内では茶道体験もできるので(平日の16時以降が落ち着いていておすすめ)気になる方は問い合わせてみて下さいね。
和cafe 和花 nodoka
住所/沖縄県浦添市港川2-10-9
電話/098-975-5323
営業時間/11:00~22:00
定休日/月曜
Webサイト/https://nodokaokinawa.ti-da.net/
沖縄CLIPフォトライター 舘 幸子
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