石垣島 古民家のベジタリアン南インド料理屋さん「Ananda Kitchen」

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初回投稿日:2023.05.04
 最終更新日:2024.03.27

石垣島 古民家のベジタリアン南インド料理屋さん「Ananda Kitchen」

この記事で紹介している店舗は、現在移転しております。
記事および写真は取材当時の内容です。


石垣島の繁華街近くの静かな住宅街のなかにある、古民家の趣きを残したかわいいお店、アナンダキッチン。女性ふたりで切り盛りする南インド料理のお店で、食事はすべてベジタリアンメニューです。

おふたりとも毎年3ヶ月は南インドに、それ以外の時は石垣島でお店を営むというインド愛が強めなおふたり。島の旬な食材、そしてインドから取り寄せたスパイスをつかい、丁寧につくるカレーやデザートなどがいただけます。カレーは日替わりで、豆のカレーや、島野菜をつかった緑のカレーなどが登場。化学調味料、食品添加物はいっさい使用していません。


ミールス 全部のせ

こちらは、ミールス 全部のせ。カレー3種類と、野菜のおかず、酵素玄米などいろいろ味わえるプレートです。ミールスとは、南インドの定食のこと。
インドのスパイスで調味した野菜のおかずは、これまでに食べたことのないような新しい島野菜の味に出会うこと多々です。この時の野菜のおかずは、パパイヤ、エンサイ(空芯菜)、島かぼちゃなどたくさんの島のものが。ベジごはんだけど、満足感たっぷりです。


定食

レモンライスは、南インドでよく朝ごはんに食べられているという、島レモンやナッツなどを混ぜ込んだごはん。まーるいワダは豆のペーストをあげたものです。こちらもいちから手作りで、毎回揚げたてが添えられていて、とても香ばしくておいしいんです。


酵素ジュース

酵素ジュースも季節のフルーツをつかって。この日は、パイナップルとパッションフルーツなどで仕込んだものだそう。

ほかにも、ミントライスや、インドなどでポピュラーな食材、タマリンドをつかったタマリンドライスもあります。マメ科の植物で、梅干しに近い酸味の効いた味わい。


山岸絵美さんと吉川敦美さん

お店を営む、山岸絵美さんと吉川敦美さんのおふたり。インドへは毎年冬に3ヶ月ほど滞在し、ホームステイをしながら、お家のお母さんに料理を習ったり、ヨガをしたり、食べ歩きなどをしているそう。毎年その3ヶ月ほどはお店もお休みになります。

いまでは、ベジタリアンの人はもちろん、そうでない人も、たくさんの島の人たちが通うお店です。常連さんのなかには島のおじぃやおばぁも。

「島の人たちにも思いのほか喜んでもらえて、やりがいも感じて楽しくやってます」と話すおふたり。充実ぶりが溢れる笑顔。


Ananda Kitchen(アナンダキッチン)の店内

Ananda Kitchen(アナンダキッチン)の庭

お店の裏側に駐車場と緑の気持ちいいお庭もあります。料理につかうカレーリーフなど、たくさんのハーブなどがこのお庭で育っています。


梅干し

黒電話が現役でつかわれていたり、まったり流れる時間は、南インドののどかな空気と風のよう。石垣島でインドを感じられるアナンダキッチンへ足を運んでみてください。


Ananda Kitchen(アナンダキッチン)

 

Ananda Kitchen

住所 /
沖縄県石垣市川平184-1
営業時間 /
11時半~15時
定休日 /
月火水
備考 /
※毎年冬のあいだは3ヶ月ほどお休み。
※写真は、移転前の店舗のものです
初回投稿日:2019年12月4日 最終更新日:2023年8月1日

笹本 真純

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