石垣島アイランドフローズンフルーツ『KOPPARI』
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初回投稿日：2020.11.16
最終更新日：2023.12.05
KOPPARI商品「Dセット」（宇根さん写真提供）
石垣島（いしがきじま）出身の宇根和孝（うね かずなり）さんは、農業の６次産業化（ろくじさんぎょうか）に興味を持ち、東京農業大学へ進学、卒業後は牧場経営を学ぶためにアメリカの牧場で研修を受けた後、2019年より石垣島の於茂登岳（おもとだけ）の麓で祖父の土地を受け継ぎ、牧場を経営しています。
※6次産業とは、「第一次産業」である農業や水産業の従事者が、自身の生産物を、「第二次産業」の分野である食品加工を行い、「第三次産業」の分野である流通や販売までを手掛けること。また、このように経営が多角化展開することを6次産業化という。
宇根さんは、今年4月ごろの新聞で、コロナ禍の影響により、石垣島の農産物の行き場がなくなるかもしれないという記事を読んだことがきっかけで、フードコーディネーターや、身近な人々のサポートのもと、特殊冷凍事業『KOPPARI』をスタートさせました。
「コッパリ」とは、石垣島の方言で「かたまる」を意味します。
宇根さんは、「凍る、氷菓」という意味にとらえて『KOPPARI』と名づけました。
「当時、子牛の取引価格も下落する中で僕自身は出荷時期をずらすなどして調整をしましたが、これから旬を迎えるパインやマンゴーは「旬」があるのでそうはいかない。どうにかしないといけないと思い、大学時代にインターンをしていた「特殊冷凍技術」を用いてフードロスを削減することを理念に掲げたコンサルティング会社「デイブレイク」に相談しました。
インターン時に社長と石垣島を訪ね、農家さん達の話を聞いていたこともあり、離島特有の課題は把握していたので、「石垣島に冷凍機を導入する」という運びになりました。特殊冷凍技術により、果物の鮮度を落とすことなく凍結し、まるで生のような状態で保存することができます」（宇根さん）
冷凍されたドラゴンフルーツとシークワーサー（宇根さん写真提供）
『KOPPARI』は、地元の農家さんから農産物を仕入れ、カット、凍結、真空包装をします。その後は、商品の価格に合わせて販売企画用のパッケージに詰め分けます。
「全てが初めてのことだったので、毎日が大変だったけれど、生産者と時間を作って話し合いながらこの場所ができた事、販売までできる仕組みができた事が嬉しいです。まだまだこれからだし、小さな取り組みですが、食のインフラを整えることで生産者が安心して農産物を作れる環境を作っていきたいです」と笑顔で話す宇根さん。
農家さんが箱積め作業（宇根さん写真提供）
パイナップル（宇根さん写真提供）
マンゴー（宇根さん写真提供）
地元石垣島から北海道まで『KOPPARI』の商品を注文してくれるお客様がいます。一口サイズで食べやすく、食べ過ぎてもフルーツであることから罪悪感がないというところが人気の秘訣だそうです。
地元石垣島のオジイやオバアにも人気があり、幅広い層から愛される商品となっています。
KOPPARI商品「NAMIKOスペシャル」（宇根さん写真提供）
「NAMIKOスペシャル」
5種類の農産物をふんだんに使った、フードコーディネーターが一目置くスムージーパック！ 石垣島産の農産物のみを使用した南国スムージーです。無添加、無着色、化学保存料などは一切使わずに素材の味にこだわりました。
内容：パイナップル、マンゴー、フルーツパパイヤ、パッションフルーツ、サトウキビ
内容量：125g
価格：600円
KOPPARI商品「Dセット」（宇根さん写真提供）
「Dセット（南国スムージー６種類）」
石垣島産のフルーツのみを使用した南国スムージー６種類！
マンゴー、パイナップルを主に、グアバ、パッションフルーツ、シークワーサー、サトウキビなどをふんだんに使用したスムージーをお楽しみください。
＊季節により内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。
内容量：125g/パック×６種類
価格：3,900円
(写真は、８パック入っていますが、Dセットは６パック入りです）
『KOPPARI』の今後の目標は、今の店舗で直接お客様の声を聞きながら販売できるシステムを作っていくこと、まずはテイクアウトなどから。
そして生産者の農作物を直接販売できる場所作りをする事です。もし農作物が売れ残った場合は、「KOPPARI」が買い取り、行き場のない生産物を無くすシステムを作りだします。
「自分自身が生産者であることから、自分の作りだす商品を直接お客様に届けたいという思いが強くあります。お客様から直接応援してもらえる場所「コミュニティ」を作っていきたいです」（宇根さん）
未来の石垣島がもっと豊かになるように、若き挑戦者『KOPPARI』が、冷凍で島を熱くします！
美味しいフローズンフルーツを食べて、あなたも挑戦者を応援してみませんか？
※価格は取材当時のものです。
※6次産業とは、「第一次産業」である農業や水産業の従事者が、自身の生産物を、「第二次産業」の分野である食品加工を行い、「第三次産業」の分野である流通や販売までを手掛けること。また、このように経営が多角化展開することを6次産業化という。
宇根さんは、今年4月ごろの新聞で、コロナ禍の影響により、石垣島の農産物の行き場がなくなるかもしれないという記事を読んだことがきっかけで、フードコーディネーターや、身近な人々のサポートのもと、特殊冷凍事業『KOPPARI』をスタートさせました。
「コッパリ」とは、石垣島の方言で「かたまる」を意味します。
宇根さんは、「凍る、氷菓」という意味にとらえて『KOPPARI』と名づけました。
「当時、子牛の取引価格も下落する中で僕自身は出荷時期をずらすなどして調整をしましたが、これから旬を迎えるパインやマンゴーは「旬」があるのでそうはいかない。どうにかしないといけないと思い、大学時代にインターンをしていた「特殊冷凍技術」を用いてフードロスを削減することを理念に掲げたコンサルティング会社「デイブレイク」に相談しました。
インターン時に社長と石垣島を訪ね、農家さん達の話を聞いていたこともあり、離島特有の課題は把握していたので、「石垣島に冷凍機を導入する」という運びになりました。特殊冷凍技術により、果物の鮮度を落とすことなく凍結し、まるで生のような状態で保存することができます」（宇根さん）
冷凍されたドラゴンフルーツとシークワーサー（宇根さん写真提供）
『KOPPARI』は、地元の農家さんから農産物を仕入れ、カット、凍結、真空包装をします。その後は、商品の価格に合わせて販売企画用のパッケージに詰め分けます。
「全てが初めてのことだったので、毎日が大変だったけれど、生産者と時間を作って話し合いながらこの場所ができた事、販売までできる仕組みができた事が嬉しいです。まだまだこれからだし、小さな取り組みですが、食のインフラを整えることで生産者が安心して農産物を作れる環境を作っていきたいです」と笑顔で話す宇根さん。
農家さんが箱積め作業（宇根さん写真提供）
パイナップル（宇根さん写真提供）
マンゴー（宇根さん写真提供）
地元石垣島から北海道まで『KOPPARI』の商品を注文してくれるお客様がいます。一口サイズで食べやすく、食べ過ぎてもフルーツであることから罪悪感がないというところが人気の秘訣だそうです。
地元石垣島のオジイやオバアにも人気があり、幅広い層から愛される商品となっています。
KOPPARI商品「NAMIKOスペシャル」（宇根さん写真提供）
「NAMIKOスペシャル」
5種類の農産物をふんだんに使った、フードコーディネーターが一目置くスムージーパック！ 石垣島産の農産物のみを使用した南国スムージーです。無添加、無着色、化学保存料などは一切使わずに素材の味にこだわりました。
内容：パイナップル、マンゴー、フルーツパパイヤ、パッションフルーツ、サトウキビ
内容量：125g
価格：600円
KOPPARI商品「Dセット」（宇根さん写真提供）
「Dセット（南国スムージー６種類）」
石垣島産のフルーツのみを使用した南国スムージー６種類！
マンゴー、パイナップルを主に、グアバ、パッションフルーツ、シークワーサー、サトウキビなどをふんだんに使用したスムージーをお楽しみください。
＊季節により内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。
内容量：125g/パック×６種類
価格：3,900円
(写真は、８パック入っていますが、Dセットは６パック入りです）
『KOPPARI』の今後の目標は、今の店舗で直接お客様の声を聞きながら販売できるシステムを作っていくこと、まずはテイクアウトなどから。
そして生産者の農作物を直接販売できる場所作りをする事です。もし農作物が売れ残った場合は、「KOPPARI」が買い取り、行き場のない生産物を無くすシステムを作りだします。
「自分自身が生産者であることから、自分の作りだす商品を直接お客様に届けたいという思いが強くあります。お客様から直接応援してもらえる場所「コミュニティ」を作っていきたいです」（宇根さん）
未来の石垣島がもっと豊かになるように、若き挑戦者『KOPPARI』が、冷凍で島を熱くします！
美味しいフローズンフルーツを食べて、あなたも挑戦者を応援してみませんか？
※価格は取材当時のものです。
KOPPARI
- 住所 ／
- 沖縄県石垣市平得377-1
- TEL ／
- 080-8952-7405
- Webサイト ／
- https://koppari.net/
