沖縄観光情報:違いがわかる大人が選ぶ、琉球ガラス「奥原硝子製造所」(那覇市)【PR】

違いがわかる大人が選ぶ、琉球ガラス「奥原硝子製造所」(那覇市)【PR】

post : 2021.02.24 15:00




 

違いがわかる大人が選ぶ、琉球ガラス「奥原硝子製造所」


 
誰かに贈り物をするとき、自分へのご褒美を買うとき、「良いもの」を選びたいと思うもの。
 
いろいろお店を巡って吟味したいけど、ステイホームでなかなか外出もままならいという方へ、沖縄CLIPマルシェが薦める沖縄の魅力的な琉球ガラス「奥原硝子製造所」の作品を紹介します。
 
「このグラスなんだかとても魅力的」
 
そんな違いがわかる大人が反応する「民衆のための工芸品」の魅力を探ってみましょう。
 

沖縄でもっとも歴史ある那覇のガラス工場「奥原硝子製造所」




 
「奥原硝子製造所」は那覇市牧志(なはしまきし)の「那覇市伝統工芸館」に併設する、ガラス作り体験ができる再生ガラスを使用した創業1952年の老舗ガラス工房です。
 
戦後、ガラス職人だった奥原盛栄(おくはらせいえい)氏により創業され、その後1974年「卓越した技能者/現代の名工」として知られる桃原正男(とうばるまさお)氏が就任。現在は、2005年に沖縄県工芸士に認定された桃原氏の甥にあたる上里幸春(うえざとゆきはる)工場長が職人たちと共に技術を継承しながらガラス作りに従事しています。
 
琉球ガラスの始まりは、およそ1909年頃。鹿児島県からの職人によって沖縄で初めてのガラス工場が設立されます。沖縄戦で一度は消失していまいましたが、生き残った職人や疎開先から引き上げてきた職人によって、ふたたびガラス作りの火が灯されます。
 
沖縄の伝統工芸のなかでは歴史の浅い工芸品とされる琉球ガラスですが、戦後の復興とともにその魅力は沖縄から全国へ、そして海外へと広がっていきます。
 

多くの人々が愛してやまない再生ガラスの魅力


 


琉球ガラスは、主に沖縄本島で吹きガラスなどの技法で作られるガラス製品のことを指します。かつて米軍から出されたコーラやビール、薬瓶などを砕いた再生ガラスを使って作る製法が主体でした。

 
素朴なデザインと独特な丸みをもった優しいフォルムが特徴です。手に持ってみると伝わる、再生ガラスならではの柔らかな透明感。同じように作られていても、ひとつひとつの形が微妙に異なり、手しごとならではの風合いを感じることができます。
 
廃瓶の色をそのまま用いた、透明・淡水・緑・茶・空色(スカイブルー)・紫・群青といった7種類の色も特徴の一つです。
 
戦後、物資が少ない中で知恵を絞り、人々の暮らしに使われることを前提に作られる美しい風合いが、再生ガラスの魅力。
 

 

民芸として価値を見出された琉球ガラス


 
 
戦後すぐの頃は、アメリカ人の生活様式にあったサラダボウルやワイングラス、ピッチャーなどの需要が高まり、その人気は沖縄からアメリカ本土へ渡るほとでした。
 
国内では、民芸活動家として柳宗悦氏と共に名を馳せた、陶芸家・浜田庄司氏が琉球ガラスの魅力を見出し、本土に伝え続けた結果、琉球ガラスの人気は日本全国へと派生していったのです。

 
しかし戦後数多くあったガラス工場は、アメリカ人相手の商売の縮小と民芸ブームが去ってしまったことが重なり、再生ガラスを用いた製法のガラス工房が激減してしまいました。
 
時代の流れとともに瓶からプラスチックボトルへとシフトする生産者も多く、以前よりも廃瓶を仕入れるのが困難になってきています。
 
現在も数多くのガラス工房はありますが、再生ガラスにこだわって作る工房は少なく、数える程の作り手しかいない希少な民芸品となりました。
 

こだわり続ける、変わることのない奥原硝子製造所のガラス


 
 
奥原硝子製造所では、上里工場長と2名の職人が代々受け継がれてきた技術を守りながら作品を作り続けています。
 
3人体制でも、一つひとつ吹きガラスで丁寧に作るので1日で作られるグラス類はおよそ70個程度。
 
創業70年という年月をかけて奥原硝子製造所がガラス作りにおいて大切にしていることを上里工場長に伺ってみると
 
「とにかく基礎的な技術をまなぶことです」
 
と迷いなく答えた上里さん。
 
「基礎がしっかりしていれば、どんな応用にも使えるんです。お客様からの要望に対しても応えることができますしね」

 
毎日熱い窯で、元玉と呼ばれる小さなガラス玉を回し続け、巧みな技でヒビを入れたり色をつけ繊細な形に仕上げていく。その工程を続けることで技術が出来上がっていく。
 
ものづくりは表面的な部分ではなく、作り手の芯の部分が作品に現れます。
 
奥原硝子製造所が作るガラスは、一見、シンプルで素朴な佇まいです。だからこそ嘘がつけない。ものづくりの本質ともいえる「基礎」を磨く鍛錬を欠かさない姿勢が、存在感のある作品から伝わってきます。

 
日々繰り返される工芸の営みが「奥原硝子製造所」という看板を掲げていく。
 
用の美をそなえた、沖縄が誇る民芸品。
 
慎ましやかな暮らしの中で光る再生ガラスの光は、かつて誰かが使っていた窓ガラスだったり、コーラの瓶だったり、楽しいひと時を過ごした泡盛の瓶からできている。

 
そんな背景が詰まったグラスを食卓で使ってみると、毎日の暮らしの中で気づかず見過ごしている大切な何かに光をあててくれるかもしれません。
 
人々の暮らしに使われることを前提に作られる美しい風合いが、再生ガラスの魅力なのです。
 
 

沖縄CLIPマルシェで買いたい奥原硝子製造所のガラス


 

 
沖縄CLIPマルシェで買える、奥原硝子製造所のガラスをご紹介。今回ご紹介した奥原硝子製造所のガラスは、沖縄マルシェでお求めいただけます。
 
スタンダードな「たるカップ(手前右)」はたっぷりと入るサイズなので氷を入れて冷たい飲み物に。初めての琉球ガラスという方にオススメ。
 
蓋つき小物入れ(手前中央)は、梅干しやあめ玉などを入れても可愛いですね。
 
ライトラムネの小鉢(手前左)。奥原硝子といえば窓ガラスから作るライトラムネ色の作品が人気です。
 

 
 

沖縄CLIPフォトライター monobox(河野哲昌、こずえ)

 
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