最高級A5ランクのもとぶ牛を贅沢に使ったお弁当「もとぶ牛 肉重」
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post : 2021.12.27 21:00
「特別な日に食べたくなるようなお弁当を販売したいんです」
ある日、知人を介してとあるステーキハウスから連絡をいただきました。
そのステーキハウスは沖縄県の南部、八重瀬町(やえせちょう)にある「エブリーチョイス」。地元から愛されるお店で、ランチタイムになると常連客や近くで働くビジネスマンで賑わう一軒です。
私は2013年に沖縄に移住をしたのですが、その前まではフードコーディネーターとしてメニュー・商品開発に携わっていました。沖縄の食文化は本土とは異なり、ちょっと独特。他県では滅多にお目にかかることのできない食材が多く(例えば海ぶどう、うりずん豆、ジーマーミ豆腐、ゆし豆腐、イラブチャー、グルクン、てびち、ミミガー、豆腐ようなど)沖縄移住をしたばかりの頃は、市場やスーパーマーケット巡りが趣味になっていました。そしてだんだんと「沖縄食材を使った商品開発をしてみたい」と思うように。
そんなこともあり、今回の案件は二つ返事で引き受けました。
常連客から最も人気が高いメニューはニュージーランド産の赤身肉「テンダーロインステーキ」ということでしたが、私はどうしても“沖縄”にこだわりたかったので、沖縄育ちのブランド牛「もとぶ牛」を使ったお弁当を提案。
オリオンビール粕などを使って作るオリジナルの発酵飼料を与え、ストレスのない環境で育てられたもとぶ牛は「農林水産大臣賞最優秀賞」を受賞しています。
脂ののったお肉は冷めても固くなりにくいこと、そして個人的にサシが入ったお肉が好きなこともあり、お弁当には、肩ロースとサーロインの間にあたる部位「リブロース」を使用することに。お肉は食べ応えのある厚さ(7mm)にカット。十分に熱した鉄板でサッと焼き上げ、表面は香ばしく、中はジューシーに仕上げました。
そうして完成したお弁当「もとぶ牛 肉重」2,900円(税込)は塩でも充分おいしいのですが、うちなーんちゅ(沖縄の人)が大好きなA1ソースをベースにしたエブリーチョイスオリジナルソースをかけてお召し上がりください。
肉質は柔らかくきめ細やか。脂は甘みとコク、旨味がしっかりと感じられ、白米が進みます。横には旬の県産野菜を使ったナムルと、口の中をさっぱり整えてくれる大根昆布締めを添えて。
「もとぶ牛 肉重」は3日前までの予約制(電話予約)です。最高級A5ランクのもとぶ牛を贅沢に使ったお弁当。ぜひ味わってみてください。
ステーキハウス エブリーチョイス
住所/八重瀬町伊覇79
電話/098-998-8966
営業時間/11:00〜15:00/17:30〜21:00(予約の電話は営業時間内に)
HP/https://everychoice.site
沖縄CLIPフォトライター 舘 幸子
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