藍の美しさに魅せられる器。イベント「ニーフェ・アラベスク展」開催中!
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post : 2014.04.18 12:00
那覇のニューパラダイス通りにある「ti tu ti」の姉妹店として
昨秋オープンした『RENEMIA』。
沖縄県内の工芸品やアート、食品とともに北欧の商品など、
オーナーの審美眼で選ばれた
暮らしまわりの逸品がそろうセレクトショップです。
そこで今開催されているのが
「ニーフェ・アラベスク展」です。
ニーフェとは、沖縄の言葉でありがとうを意味する
「にふぇーでーびる」から由来したもの。
アラベスクは唐草模様を意味する言葉。
「ニーフェ・アラベスク」は、上質なおもてなしをコンセプトに、
ゆいまーる沖縄(株)がプロデュースした器のオリジナルブランドです。
器は眞正陶房さんが作られています。
今回は、県内で初めての展示販売会となりました。
のびやかに広がり、すうっと引き込まれていく藍の唐草模様。
その色をより美しく魅せるための透明感のある白。
ひと目見た瞬間に心奪われるこの器は、
沖縄の伝統的なやちむんの面影を残しつつ、どこか西洋の香りも漂います。
華やかでいて凛とした美しさもそなえ、
手持ちの器とすっとなじむ器量のよさも魅力のひとつ。
つるりとした肌触り。薄くて軽くて、スタッキングもできて。
眞正陶房の安里貴美枝さんが約20年の歳月をかけて作り、進化させてきただけに、
女性目線の使いやすさにも配慮された才色兼備な器です。
貴美枝さんは模様に、庭に茂る身近な草花のツルや実を表現したそうですが、
その色合いは沖縄の青い空や海を思わせ、
模様は波しぶきや、幸せを呼ぶ青い鳥の羽根のようでもあり。
一枚ずつ手描きのため、ひとつとして同じ表情のものはありません。
形も豊富で、大きさもさまざま。盛りつけるメニューを選ばず、
おもてなし料理はより豪華に、いつものおかずはよりおいしそうに。
どんな料理もどっしり受け止めて引き立てる懐の深さは、
沖縄がもつ大らかさにどこか似ているのかもしれません。
RENEMIAでは、カウンターでコーヒーを楽しむこともできます。
もちろん、アラベスクシリーズのカップに注がれて。
ほらいつものコーヒーも、ぐっとおいしそうに見えません?
別の一角では、常設販売されているものたちの存在もきらりと光ります。
沖縄在住、mireiさんのイラストが描かれたキッズTシャツやノート、
かぎりなく100%に近い月桃の成分でできた化粧水や精油。
クチャと呼ばれる琉球泥岩のパック、沖縄の木で作られたカトラリーetc.
それは日々の生活を楽しく豊かにしてもらえたらと
オーナーが愛情をもって選びぬいたもの。
アラベスクシリーズの器とともに、おみやげや贈りものにぴったりです。
だから、牧志駅近くまで来た時は、一歩路地に入って
RENEMIAをのぞいてみて下さい。
きっと、他にはないこれぞという旅みやげに巡りあえるはずですから。
RENEMIA(レネミア)
住所/沖縄県那覇市牧志2‐7‐15
営業時間/14時~19時
電話/098‐866‐2501
定休日/水曜
◆ニーフェ・アラベスク展◆
4月29日(火)まで
*アラベスクシリーズは、この企画展が終了後もRENEMIAで購入できます。
沖縄CLIPフォトライター 小野暁子
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