沖縄では食べられる!?「ヘチマ」

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初回投稿日:2013.08.19
 最終更新日:2024.04.09

沖縄では食べられる!?「ヘチマ」

ヘチマ!沖縄では食べ物なんです。たわしで使うなんてとんでもない。
ヘチマは沖縄の方言で、「ナーベーラー」(アクセントはナー(→)ベー(→)ラー(→))と言い、美味しくて健康にも良い、沖縄を代表する野菜の一つです。夏が旬のヘチマ。沖縄では今の時期、スーパーや野菜市場で手軽に手に入ります。

ナーベーラ


最も代表的な料理が「ナーベーラー味噌煮」、皮をむいて輪切りにしたヘチマと沖縄の木綿豆腐(島豆腐)、ツナ缶やポーク缶(スパム等)を入れて味噌で煮込むだけのシンプルな料理ですが、ヘチマの甘味が感じられてとても美味しいですよ!

ヘチマは非常に水分が多く、自分の実から水分を出して煮込むので、これまた沖縄方言で「ナーベーラードゥージルニー」とも呼ばれます。 ●ナーベーラー=ヘチマ ●ドゥージル=自分の汁 ●ニー=煮込み ちょっと変な名前ですね(笑)

またヘチマは葉酸やビタミンK、カリウムなどの栄養素を豊富に含んでいます。カリウムには塩分の排出を促進する働きがあるので、高血圧の予防効果や利尿作用があると言われています。

ナーベーラー

美味しくて健康的なヘチマ、知れば知るほど好きになります。
というわけで、今回は最後の晩餐で食べたい料理は「ナーベーラー味噌煮」と言うほどヘチマ好きな沖縄CLIPライターの知念がお届けしました! (文中のナーベーラー味噌煮は、私が張り切って作りましたよ~♪)
 

沖縄CLIP編集部

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